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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/13 B.LEAGUE 2020-21 第13節 GAME2 (21/60) 富山 96-78 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

延長戦にもつれこむ激戦を1点差で制した前日から、明けてのGAME2。

1Q、開始から2分間無得点の状態となるが、#34パブロの得点で川崎が先制すると、その後は交互に点を取り合う展開に。12-11で残り3分をきると、ここから富山が#32マブンガ・#34スミスの個人技で連続得点をあげ、14-21で1Q終了。

2Qに入っても試合は富山ペース。#32マブンガの3Pシュートで残り9:12に14-24のビハインドとなった川崎はタイムアウトを請求。#24大塚・#22ファジーカスの得点で点差を縮めるが、富山も#21橋本・#77岡田と立て続けに3Pシュートを沈めると、#32マブンガのパスから#34スミスのアリウープダンクで残り4:25には22-37と逆にリードを広げられてオフィシャルタイムアウト。その後も#32マブンガ・#34スミスのアタックを止められず川崎はディフェンスが後手に回る苦しい展開が続き、一時21点のビハインドを背負う。残り0:11に川崎#14辻󠄀が3Pシュートを決め29-47で試合を折り返す。

3Q、後半に入っても開始から富山がトランジションの速い展開から次々得点を沈め、残り7:41、32-56とさらに点差を広げられる。川崎は点差が離れる中でもディフェンスの集中を切らすことなく、#27熊谷のドライブ、#14辻󠄀の3Pシュートで追いかけるが、53-71の18点差で最終クォーターへ。

4Q、巻き返したい川崎だが、点差もあり余裕をもって試合を進める富山に得点を決められ、さらに点差が開いていく。残り5分で29点のビハインドを背負った川崎は、ここから#14辻󠄀が3本の3Pシュートを決めるなど気を吐き点差を縮める。最後までディフェンスのプレッシャーをかけ富山を追いかける川崎だったが、大きく開いた点差を覆すには至らず、78-96でタイムアップ。

川崎は2日連続で95点を越える失点。今シーズン未だ同一カードで連敗をしていない富山に対し、修正力を見せつけられ完敗を喫した。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#27 熊谷尚也、#34パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「ディフェンスでやるべきことをやりきれなかった」

ディフェンスのところで前半かなり多く点をとられてしまい、チームとしてそこは絶対にやらせないようにということで臨んだんですが、そこ(でやられてしまった)が敗因だと思います。昨日はやられていてもしっかり我慢してついていって、粘って粘ってという展開をつくれたんですけれども、今日はシュートが入らなくて、頭の中がオフェンスオフェンスになってしまって、ディフェンスでやるべきことをやりきれなかったところがチームとしては一番悔しいところです。

どんな展開であっても我慢して、自分たちのやるべきことを40分やりきる、強いチームになるためそういったところをもう一度見直していきたいと思います。

7篠山竜青
「良かったこと・悪かったことを見つめ直せる富山戦の2試合だった」

昨日今日、ニック(・ファジーカス)が調子の悪い中で、昨日はペリメーターの選手含め、マット(・ボンズ)もセドリック(・シモンズ)もパブロ(・アギラール)もいろんな面でカバーをしてなんとか勝てたのも(勝因として)あったと思いますが、今日に関しては我慢できなかったです。そこのメンタルタフネスは、ニックも含めて選手12人の、シュートが入らなくて終わりじゃなくて、入らないなら入らないなりの戦い方っていうものを改めて見つめ直さないといけいないと思いましたし、そこに関してのゲームコントロールというのを自分もしなきゃいけなかったです。

自分が一番ファウルトラブルになってはいけない選手なんだと最近やっと思えるくらい自信を持ててやれるようにはなってきたんですけど、実際にはそうなってしまって反省点ばかりなんですが、しっかり改善して京都・琉球と年内の試合がまだありますので、改めて、良かったこと・悪かったことを見つめ直せる富山戦の2試合だったと思っています。

14辻直人
「自分に何を課せられているか、次の試合までに何ができるかを考えてやっていきたい」

3Pシュートはこの2試合で12本決めることができ、その結果には満足していますが、ただGAME2でこういう負け方をしてしまい、チームとしても個人としても課題が見つかったので、こういう負け方をしたときにこそ、自分に何を課せられているか、次の試合までに何ができるかを考えてやっていきたいと思います。

悔しい結果に終わりましたが僕自身もチームも常に前向きに準備していきたいと思います。

27熊谷尚也
「終始相手のペースで、やりたいようにやられてしまいました」

終始相手のペースで、特に前半はリバウンドだったり、ファストブレイクだったり、やりたいようにやられてしまいました。後半、相手のオフェンスリバウンドを抑えることができたのは良かったのですが、そのあとでイージーショットや、与えてはいけない選手に得点を与えてしまい流れを引き寄せることができなかったのが今日の反省点だと思います。

自分の役割だと思っているディフェンスとドライブが出来たのは良かったのですが、アウトサイドからのシュートの確率も上げていかなければと思っています。

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