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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/13 B.LEAGUE 2020-21 第13節 GAME2 (21/60) 富山 96-78 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

延長戦の末に逆転を喫した前日から一夜明けて、年内ホーム最終戦となる京都戦GAME2。

立ち上がりは前日の試合をなぞるように京都#50サイモンの連続得点から始まるが、川崎も#22ファジーカスが決め返すと、#14辻󠄀も3Pシュートで続く。さらに#27熊谷が2本の3Pシュートを含む12得点をあげ、川崎はこのクォーター29得点。京都は川崎の激しいディフェンスに8つのターンオーバーを犯しながらも、#23ライス・#34ローソン・#50サイモンを中心に90%の成功率でシュートを沈め、29-23で1Q終了。

2Q、京都#50サイモン・#23ライスの高い得点力に点差を縮められる川崎。残り4:15には#0寺嶋の3Pシュートで33-32の1点差に迫られるが、川崎も#11増田が3Pシュートを決め返すと、#22ファジーカスの連続得点、終了間際に#14辻󠄀が3Pラインより3m近く後方から3Pシュートを沈め、46-41の5点リードで試合を折り返す。

3Qに入ると川崎はアウトサイドシュートが決まらず得点が停滞。京都#0寺嶋・#50サイモンの得点でじりじりと追い上げられると、そのまま逆転を許してしまう。58-62の4点ビハインドで最終クォーターへ。

4Q、#11増田・#22ファジーカスの連続3Pシュートで川崎が逆転すると、京都もタイムアウトを取ると#50サイモンをコートに戻し、#サイモン・#11久保田の得点で再逆転。京都のディフェンスを崩せず苦しい展開が続く川崎も、要所で#7篠山・#27熊谷が3Pシュートを沈め、残り1:04には80-81と迫る。残り0:12、京都#23ライスのジャンプショットで80-83とされた川崎はタイムアウトを取ると、スローインのセットプレーから#14辻󠄀が3Pシュートを沈め、ついに83-83の同点に追いつく。京都のラストオフェンス、一時は崩しかけた川崎だったが、残り0:01に#14辻󠄀が京都#16松井に対してファウルの判定。フリースロー1本目を決められると、意図的に外された2本目のシュートを#22ファジーカスが拾い#14辻󠄀がロングシュートを放つが、これはリングに弾かれ83-84でタイムアップ。

川崎は今季初の3連敗。エナジー溢れるディフェンスを随所に見せたものの、年内ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#27 熊谷尚也、#34パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

KAWASAKI ENERGY DAYSという年内最後の2連戦でたくさんのサンダースファミリーの皆さんが来てくれている中で2連敗してしまって非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

我々は会場に来てくださっている方や配信で応援してくださっている方にエナジーを与えなければいけない存在なのに、エナジーを貰っているばかりなので、エナジーを与えられるようもっともっと努力していかなければならないなと思います。

昨日の反省を活かして、試合を通して内容はそこまで悪くはなかったかなと思っています。自分たちがやるべきところをしっかり共有して、流れが悪くなりそうなところも我慢して、選手同士が話し合って繋いで繋いでいっていたかなと思いますが、最後勝ち切れないところに関してはまだまだ細かい遂行ミスがあったり、コミュニケーションミスがあったり、リズムに乗り切れないところだったりと勝つための力がまだまだ足りないので、来週の琉球戦に向けてしっかりと突き詰めていきたいと思います。

0藤井祐眞
「引き離せるところで自分たちから崩れて、相手に決められてしまう展開だった」

年内ホーム最終戦だったので勝ちたかったですが、なかなか簡単にいかなくて、昨日も今日も引き離せるところで自分たちから崩れて流れに乗れず、相手に決められてしまう展開だったので、来週の琉球戦はもう一度自分たちのやるべきことをしっかりやって勝ちたいと思います。

7篠山竜青
「年内にこういう経験ができたことを前向きに捉えたい」

昨日の反省点をしっかり修正して臨もうと挑んだ試合でした。その中で、失点に関しては昨日よりはベターな点数に抑えられたかなと思うのですが、改めて今シーズンレギュレーションが変わってペリメーターの外国籍選手だったり色々な組み合わせがあって、どのチームと戦っても本当にハードだと思いました。

ファンの皆さんは「こんなはずじゃなかった」とか、自分たちも「もっとうまくいくはずなのに」という思いが少しずつ出てくる時期ではあると思うのですが、リーグのレギュレーションや色々な変化がある中で自分たちも変わらなければならないと改めて感じさせられる節になったと思います。年内にこういう経験ができたことを前向きに捉えたいですし、自分たちに足りないものが浮彫りになり、こういうミスをしては勝てないんだと、良い経験になった感じがするので、またひとつひとつ着実にステップアップしていきたいと思います。それができるチームであると思いますし、課題と向き合って、琉球戦に臨みたいと思います。

14辻直人
「次こそは本当に自分がチームを勝利に導いていきたい」

本当に悔しい結果で終わってしまいました… 昨日の試合後の会見で「自分が全面に出て、チームの勝敗について責任を持ってやっていきたい」と言ったにも関わらず、最後にスティールを狙いにいってファウルをして負けに繋げてしまったことは、まだまだ未熟だと思いますし、本当に反省しないといけないなと思います。

次こそは本当に自分がチームを勝利に導いていきたいと思います。

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