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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/26 B.LEAGUE 2020-21 第15節 GAME1 (24/60) 琉球 72-80 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

2020年最終節となる今節は、11月ホームで2連敗を喫した琉球ゴールデンキングスとのアウェーでの対戦。

インサイドの#45クーリーにボールを集める琉球に対し、川崎はヘルプディフェンスで#45クーリーを囲みボールを奪うと、#22ファジーカスのドライブ、#0藤井のフリースローで得点。残り2:34には#22ファジーカスの得点で川崎が12-4とリードに成功。琉球藤田HCはここでタイムアウトを取ると、#1船生がタイムアウト明けに3Pシュート、ジャンプショットで連続得点。さらに#14岸本・#45クーリーの得点で15-13の2点差に迫られるが、川崎も終了間際に#5ボンズがシュートを沈め17-13で1Q終了。

2Q、守りあいの展開となるが、均衡を崩したのは川崎。#7篠山の3Pシュート、パスで崩して#22ファジーカスのゴール下、#34アギラールのリバウンドシュートで残り5:19には31-20とリードを2桁に乗せる。琉球も#13エバンス・#24田代の3Pシュートなどで決め返してくるが、川崎はリバウンドからのファストブレイクで得点を重ね、38-29で試合を折り返す。

3Q、川崎はスクリーンを使ったオフェンスで#22ファジーカスのミスマッチを作り得点を重ねていく。#22ファジーカスはこのクォーターだけで20得点。#34アギラールの3Pシュートなどもあり、一時64-43とリードを21点まで広げた川崎が、64-46とリードして最終クォーターへ。

4Q、琉球が#14岸本の4本連続の3Pシュートで一気に点差を縮める。さらに#3並里の3Pシュートで残り5:58には71-61と10点差まで迫る。川崎も#22ファジーカスがお返しとばかりに3Pシュートを決め返すが、琉球はなおも#14岸本にボールを集め残り2:58にはこのクォーター6本目の3Pシュートを決め76-69と点差は7点に。川崎はここで受けに回らず、#7篠山がジャンプショットで得点。残り0:34には#22ファジーカスのアシストから#44シモンズがダンクシュートを叩き込み80-69として勝負あり。琉球#14岸本に7本目の3Pシュートを決められるも、リードを保ち80-72でタイムアップ。

4Qこそ琉球#14岸本選手に大量失点を許したものの、試合を通してチームディフェンスが機能し、3Q終了までで琉球を46点に抑えた川崎がまずは1勝。チームの連敗を3で止めた。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#7 篠山竜青、#22 ニック・ファジーカス、#27 熊谷尚也、#34パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「今週練習でしっかりやってきたことを選手がコートで表現してくれた」

琉球さんのホームアリーナの独特な雰囲気の中で、アウェーとして出だしが大事だと思っていたんですが、今週練習でしっかりやってきたことを選手がコートで表現してくれたのでそれが結果に出てよかったと思います。ただ、4Qで相手に勢いを持っていかれたので、そこを修正して明日に臨みます。琉球さんはエナジーを2倍くらい出してくると思いますので、それに負けないよう準備してもう1試合戦いたいです。

(連敗中に選手たちにかけた声について)とにかく毎日毎日の練習を雰囲気良く、いい一日を過ごすということを常に言い続けていました。実際にいい練習ができていたのでそれがよかったと思います。

(明日のGAME2について)もう一度ディフェンスから、しっかり相手の抑えるべきところを共有して、40分遂行できるように準備します。

7篠山竜青
「Jとマティが練習に合流して、良い影響力を与えてくれた」

(今日の勝利について)京都戦で連敗してからしっかりと良い練習、良い準備ができたことが全てかなと思います。その要因のひとつとして、J(ジョーダン・ヒース)とかマティ(マティアス・カルファニ)が練習に合流できて、彼らが持っている競争力とかエナジーは良い影響力を与えてくれるなと改めて感じましたし、本当にチームみんなで勝ち取った勝利だと思います。

今日の勝利をいいきっかけにして、明日もう一度、自分たちの基本的な試合への取り組み方やディフェンスをもう一回示せると前向きに新年を迎えられるので、明日がすごく大事になると思います。

22ニック・ファジーカス
「どうにかして食い止めなければいけないというメンタリティで試合に入りました」

今日は3連敗している中で挑んだ試合でしたので、どうにかして食い止めなければいけないというメンタリティで試合に入りました。しっかり一つ勝てたので、明日も勝利したいと思います。

(辻選手とのコンビネーションについて)今日は辻選手とのピックアンドロールで相手を攻略できたことはすごく良かったと思いますし、自分たちには長年の阿吽の呼吸があるのでそれをしっかり発揮できたと思います。

(明日のGAME2について)連敗でこの試合に挑んでいるので、最後年内を連勝で飾って、いい年越しができればと思っています。

33長谷川技
「自分から船生選手につかせてほしいと言いました」

勝ててよかったですし、自分の持ち味のディフェンスでもしっかり力を出せたんじゃないかなと思っています。

(船生選手とのマッチアップについて)特にヘッドコーチから指示があったというわけではありませんが、最初は(藤井)祐眞がついていて、途中で自分から船生選手につかせてほしいと言いました。結果としてはいいディフェンスができたんじゃないかと思っています。

34パブロ・アギラール
「自分たちが準備してきたことをしっかりと発揮できた」

タフな試合だったと思います。自分たちが準備してきたことをしっかりと発揮できたと思いますし、集中して相手の強みを抑えて、自分たちがディフェンス・オフェンスでやりたいことをしっかりできました。明日また厳しい戦いになると思いますので、今日よりもエナジーを出して今日よりもいい試合をして、もう1勝したいです。

自分がしっかりと試合の流れを読んで、自分がやるべきことを見極めて、自分ができることをすべて全力でやっていく。それで試合のリズムを作っていくことが大事だと思っています。

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