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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/27 B.LEAGUE 2020-21 第15節 GAME2 (25/60) 琉球 72-63 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

西地区1位の琉球を相手に優位に試合を進め勝利をあげたGAME1から、一夜明けてのGAME2。

1Q、琉球が開始から激しいプレッシャーディフェンスを仕掛ける。川崎はこのプレッシャーに対し守りに入ることなく、#0藤井の仕掛けから#22ファジーカスが得点をあげていく。琉球も#45クーリーのインサイド、#14岸本の3Pで点差を縮めると、0:29には#13エバンスの得点で逆転。川崎のラストオフェンス、タイムアウトを取るとエンドラインからのセットプレーで#14辻󠄀が3Pシュートを沈め、20-18と再逆転して1Q終了。

2Qに入ると、琉球が#0石崎の連続得点、さらに#45クーリー・#88牧の得点で2-11のラン。残り6:29、22-29とリードされたところで川崎は前半2つ目のタイムアウトを請求すると、リズムを立て直し#22ファジーカスの3Pシュート、#7篠山のドライブで残り3:41には29-29の同点に追いつく。その後はお互い譲らず、35-37で試合を折り返す。

3Q、開始から琉球が#45クーリー、#30今村、#3並里と立て続けに得点しリードしていく。ペイント内のシュートも決まらず、開始から4分以上無得点が続いていた川崎は、残り5:18に#5ボンズの3Pシュートでようやくネットを揺らす。その後も川崎の不調は続くが、ディフェンスで持ちこたえると、フリースローからの得点で粘り、48-54で最終クォーターへ。

4Q、お互いに高い守備意識で得点を許さずに試合が進むが、残り8:21に川崎#22ファジーカスが4つ目のファウルを犯しベンチに下がると、試合は琉球ペースに。#14岸本・#45クーリーの得点で50-60とリードを広げられ、5:58には#22ファジーカスを再びコートへ戻す。残り4:08、#22ファジーカスのパスから#34アギラールのゴール下で58-62の4点差に迫るも、琉球はタイムアウトを取ると、ここから#88牧の3Pシュート、#45クーリーのフリースローで得点を重ねていく。川崎は最後までシュートの精彩を欠き、逆転のきっかけがつかめないまま63-72でタイムアップ。

ディフェンスで持ちこたえながらも、シュートの調子をあげることができないまま、年内最終戦を勝利で飾ることはできなかった。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#7 篠山竜青、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「最後に勝ち切る力は、まだまだこれから成長していかなければならない」

終始相手のフィジカルなディフェンスに苦労する形となり、ファウルトラブルで難しい局面もありましたが、その中でも我慢して繋いでいくことは出来ていたかなと思います。チームとしては何かあってもすぐにやるべきことを共有できていたとは思いますが、やはり大事なところでのターンオーバーや、イージーシュートを決めきれないとこういう試合は勝つことが難しいなと思いました。我慢しても最後に勝ち切る力は、まだまだこれから練習して成長していかなければならない部分だと思います。

(2020年の振返りと来年に向けて)シーズン中に色々なことが起こる事を想定して開幕を迎え、実際に外国籍選手の怪我やメンバーの入れ替えなど様々なことがあった中でも、チームとしては一歩ずつ前に進めていると思います。一つずつやるべき事を積み重ねることで少しずつ良くなってきており、上を向いてやることはできていると思うので、これからも変わらずに継続していきたいと思います。

7篠山竜青
「やり返したかったというのが本音です」

2020年最後の試合ということでたくさん応援していただいていたので、勝って終わりたかったです。京都戦で連敗してから今自分たちに必要なことや基本を見直さなければいけないということで、琉球戦に向けたこの1週間は本当にいい練習ができましたし、昨日の40分間はそれを遂行できたと思います。ただ、80分間それをやり続けるソリッドな部分をまだ見せることができなかったなという反省もあります。とはいえアウェーで2連勝するということは本当に難しいですし、琉球さんは強いチームだと思いますが、ホームで2連敗していたので、やり返したかったというのが本音です。

今シーズンここまで消化してきて、なかなか乗り切れない部分があります。その中で怪我人だったりとか連敗してしまったりとか色々起きていますが、こういう時こそ、一人ひとりがベクトルを自分に向けて、今何が足りないんだろう、どうすればいいんだろうということを考えなければならないと思いますし、川崎はそれができるチームだと思います。

(ファミリーの方々へのメッセージを)特に今年はホームであまりいい試合を見せられていないことは僕たちもわかっていて、すごくもどかしい気持ちです。上向きになれるようにどうにかあがいてやっていきたいと思いますので、2021年も信じてついてきてほしいです。

14辻直人
「これからもっとチームはよくなるはずだと思っています」

相手もハードにディフェンスしてきましたが、自分たちがそれを上回るほどのバスケットができなかったと思います。例えばリバウンドやルーズボールにおいてもそうですが、それが敗因かなと思っています。

(今年応援してくれたファミリーの方へのメッセージを)世の中が大変な状況の中、現地に来てくださった方々、画面越しで応援してくれている方々、みなさんに感謝しています。この先リーグがどうなるかもわからないですが、これから1試合1試合、プレーオフ、チャンピオンシップ、そして優勝に向けて戦っていきたいです。これからもっとチームはよくなるはずだと思っていますので、みなさんにはぜひそれを見届けもらいたいです。最後は一緒に笑えたらと思っていますので、来年も応援よろしくお願いします。

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