ダイジェスト映像
ゲームレポート
オールスターブレイク明け、リーグ再開となる今節は同じ東地区で1勝差の秋田との対戦。
1Q、#14辻󠄀の3Pシュートで先制した川崎だったが、秋田のプレスディフェンスに対しミスを連発。残り5:38には5-12とリードされ佐藤HCはタイムアウトを請求。その後#22ファジーカスの得点で点差を縮めるが、秋田のディフェンスにリズムを狂わされ、このクォーター8つのターンオーバーを犯し12-21で1Qを終了。
2Q、川崎は3ヶ月ぶりに戦線復帰を果たした#21カルファニが3Pシュートやドライブで得点をあげる。さらにディフェンスをゾーンに切り替えると、秋田の得点ペースを落とすことに成功し、徐々に点差を詰めていくと、残り1:57に#22ファジーカスのフリースローで31-29と逆転に成功。その後はリードチェンジを繰り返し、35-34の川崎1点リードで試合を折り返す。
3Q、前半の借りを返すかのように、川崎が激しいディフェンスでプレッシャーをかけ、#0藤井がスティールからのブレイクで連続得点。その後も川崎ペースで試合が進み一時は2桁の点差となるものの、秋田は#0細谷がアウトサイドから連続でシュートを沈めるなど点差を離させず、54-50で最終クォーターへ。
4Q、秋田#43コールビーの得点で1ポゼッション差に迫ると、ここから試合は逃げる川崎と追う秋田のシュート合戦に。67-62で迎えた3:20、試合が大きく動く。秋田がこぼれ球に対して譲り合う隙を逃さず、川崎#33長谷川が駆け上がりボールを奪取すると、パスをつないで#14辻がファウルを受けフリースローを獲得。このファウルに抗議した#9デイビスがテクニカルファウルを吹かれ、5つ目のファウルで退場。さらに秋田ベンチにもテクニカルファウルが宣告される。ここで川崎は得た4本のフリースローを#0藤井・#14辻󠄀が全て沈めると、残り2:41には#0藤井のアシストから#14辻󠄀がジャンパーを沈め、73-62と一気にリードを2桁に乗せる。セーフティリードを得た川崎は、冷静に試合を進めながらフリースローなどで着実に得点をあげ、80-67でタイムアップ。
2Q以降はターンオーバー5本と試合を立て直した川崎が、復帰戦で14得点をあげた#21カルファニをはじめ5人が2桁得点をあげ、まずはGAME1を勝利した。
チームスタッツ
スターティングメンバー
#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#35 ジョーダン・ヒース
チーム比較
試合後コメント
佐藤賢次ヘッドコーチ
「セドリック・シモンズ選手とマット・ボンズ選手への感謝を忘れずに、また強いチームを作っていきたい」
出だし1Qに相手のプレッシャーに少し押されて、8つのターンオーバーと重い展開になりましたが、なんとか前半ビッグラインナップやゾーンディフェンスも使いながら追いつくことができました。後半は我々のディフェンスをもう一度強度を上げてやろうということで、そこが機能して失点を少なく抑えられたのが良かったです。
今年に入って、(ジョーダン・)ヒースと(マティアス・)カルファニが復帰して、今日はマティアスの復帰戦だったのですが、勝利で飾ることができてよかったと思いますし、彼らが不在の際にチームを支えてくれた、セドリック・シモンズ選手とマット・ボンズ選手への感謝を忘れずに、また強いチームを作っていきたいと思います。
明日は、当然秋田さんがやり返すという強い気持ちで向かってくると思いますので、それに負けないように、また気持ちを作っていきます。また、こういう状況でバスケットをさせてもらえることに感謝して、みなさんに気持ちの伝わる、元気が出るようなプレーを明日もできるように準備したいと思います。
14辻直人
「後半はアジャストして自分たちのプレーができた」
出だし相手がすごくハードなディフェンスで、自分もチームもターンオーバーが多くてなかなリズムに乗れない中、久しぶりのビッグラインナップでなんとかリズムを取り戻して、前半は食らいついていけました。その結果、後半はアジャストして自分たちのプレーができたのかなと思います。
前半よりも後半のほうが足が動くようになって、4Qも集中力を切らさず、コートに出てすぐシュートを決められたのがよかったですね。
21マティアス・カルファニ
「やっと復帰できました」
タダイマ!
チームとしてしっかり戦えたと思います。ベンチも含めチーム一丸となって戦えたことが勝利につながっているし、大事な場面でのシュートにもつながっていたと思います。
今日の個人得点は14点ですが、そこが嬉しいわけではなくて、それが勝利につながっていることが重要だと思います。今日やっと復帰できて、1勝できたということが重要ですし、これからも勝利を重ねていきたいです。アリガトウゴザイマス!