ダイジェスト映像
ゲームレポート
12月以来となる、横浜との神奈川ダービー。川崎は#4青木・#34アギラールに加え、試合前のウォーミングアップで#22ファジーカスがアクシデントによりエントリーを外れることに。一方の横浜も#10チェンバース、#7ベクトンを欠き、チーム力が求められる中での対戦。
1Q、お互いに日本人選手が積極的なオフェンスで得点を伸ばしていく。川崎は#14辻󠄀のアウトサイドシュートが連続で決まると、ディフェンスにもエンジンがかかりはじめ、トランジションの早いオフェンスから#35ヒースのアリウープなどで抜け出す。横浜もディフェンスをゾーンに変えると、#0河村のスティールからのファストブレイクなどで得点をあげ、19-14で1Qを終了。
2Qに入ると、両チーム一気に得点ペースが上がる。横浜#9森川が連続で3Pシュートを決めれば、川崎も#27熊谷・#11増田の得点で応戦。アウトサイドシュートが好調の川崎は#7篠山の3Pシュートで残り4:32には36-25とリードを2桁に乗せる。オフィシャルタイムアウト後もペースを維持し、43-32で後半へ。
3Q、川崎は横浜のフィールドゴール成功率を31%に抑えると、#14辻󠄀・#35ヒースの得点で着実に得点を伸ばし、試合のペースを握りながら66-44とリードを広げて最終クォーターへと繋げる。
4Q、横浜が#22秋山の連続3Pシュートで点差を縮めると、川崎佐藤HCはすぐにタイムアウトを請求し、#27熊谷の3Pシュートのバスケットカウント、#11増田の3Pシュートで取り返す。しかし横浜はなおもフルコートのディフェンスから#0河村の素早い仕掛けでチャンスを作り得点。残り3:28には#46生原の3Pシュートで77-65と点差は12点に。川崎は#0藤井をコートに戻すと、その#0藤井がゲームを落ち着かせ、#21カルファ二、#7篠山のフリースローで加点し再びリードを広げる。ラストオフェンスで#3米須のアシストから#11増田が3Pシュートを沈め、92-65でタイムアップ。
多くの欠場者が出た中で、#14辻󠄀が20分の出場で15得点とオフェンスを牽引すると、チーム全体で得点を重ね、27点差でGAME1をまずは勝利した。
チームスタッツ
スターティングメンバー
#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#21 マティアス・カルファニ、#27 熊谷尚也、#33 ジョーダン・ヒース
チーム比較
試合後コメント
佐藤賢次ヘッドコーチ
「辻選手がアグレッシブにチームを引っ張ってくれた」
今日はニック(・ファジーカス)、パブロ(・アギラール)、青木が試合に出られなかったので、3人の分を全員でカバーして戦うということを全員がコートで表現してくれたので良かったです。特に辻選手は、「今日は自分が引っ張るんだ」という気持ちが見えていましたし、アグレッシブにチームを引っ張ってくれたと思います。
ディフェンスのところでプレッシャーからいい時間帯を作ることができて、それが良い流れを生みオフェンスに繋がったと思いますが、後半相手のプレスディフェンスに苦労したところがあったので、そこはしっかりと反省して明日また良いゲームができるように準備したいと思います。
#3 米須玲音
「短い時間の中でも自分の持ち味であるアシストができて良かった」
出場時間は短かったですが、まず出場できたことが嬉しかったですし、その短い時間の中でも自分の持ち味であるアシストができて良かったです。
(3試合出場してみて)パスは通用するかなと思いました。次はピックを使ってそこからのジャンプショットやドライブでのフローターシュートだったりを絡めていければなと思います。
#14 辻直人
「バイウィークでしっかり練習してきたという自負があった」
このバイウィークで自分のシュートを修正してしっかり練習してきたという自負があったので、自信を持って今日は試合に臨むことができました。今日は息子に「MVPとって!」と言われて見送られたので、MVPを獲ることができて本当に嬉しいです。
明日も今日と同じ展開になることは約束されていないので、自分たちのやりたいプレーを貫き通すことが明日の勝利に繋がると思います。自分も、今日のようなパフォーマンスができるように準備して、明日もチームを引っ張るプレーをしたいと思います。
#21 マティアス・カルファニ
「チームのために自分ができることを全力でやろうと思っていました」
試合開始直前でニック(・ファジーカス)に代わってスターターで出場することになりましたが、誰かにアクシデントがあった時にはチームのために自分ができることを全力でやろうと思っていましたし、ディフェンス面では今までで一番良いディフェンスができました。今日は全体を通して全員がスマートで良いプレーができ、相手よりもしっかりとした強度でプレーできたことが勝利に繋がったので、明日も今日と同じような試合にしたいと思います。