ダイジェスト映像

ゲームレポート

27点差決着となったGAME1から一夜明け、両チームともスタメンを変更してのGAME2。

1Q、スタメン抜擢された#25竹田の2本連続の3Pシュートで、序盤は横浜が2-8と先行。開始からパスミスが続いていた川崎は早くも1つ目のタイムアウトを取ると、#33長谷川・#0藤井の3Pシュートで残り4:50には8-8の同点に戻す。しかし、その後は横浜のディフェンスを崩せず、横浜#0河村のドライブ、#1アウダ・#23キングの3Pシュートで10-20とリードされ1Q終了。

2Q、横浜がリバウンド、ディフェンスで球際の強さをみせ、優位に試合を進める。川崎は#24大塚のジャンプショット、#7篠山の3Pシュートなど個人プレーで打開しながら我慢の時間を凌いでいく。20-30で残り2分をきると、ここから横浜に得点を与えず、#0藤井のフリースロー3本、#35ヒースのダンク、#14辻󠄀の3Pシュートで28-30と1ゴール差に迫り試合を折り返す。

3Q、#0藤井の3Pシュートで川崎が逆転すると、そこからリードチェンジを繰り返す展開に。川崎は#35ヒースがプットバックダンク、さらに2本連続で3Pシュートを沈め連続8得点をあげる。一方の横浜も#9森川の3Pシュート、#4カーターのダンクで譲らないが、残り3:30以降得点がストップ。その間に#35ヒース・#34アギラールらの得点で川崎が53-46と7点をリードし、最終クォーターへ。

4Q、 #34アギラールのインサイドでの得点で、川崎がリードを保ち試合を進める。横浜も#カーターの3Pシュート、#1アウダのゴール下で粘りをみせ、残り4:59、59-55でオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、プレスディフェンスをしかける横浜に対し、川崎は#7篠山・#0藤井・#14辻󠄀の3ガードの布陣を組むが、横浜のディフェンスを崩しきれず、残り2:45には横浜#9森川の3Pシュートで62-61の1点差に。#7篠山のアシストから#21カルファ二がダンクを決め、川崎が3点リードで試合時間は残り1分をきる。残り0:24、リバウンドからドリブルで駆け上がる#7篠山に#4カーターが接触し篠山が倒されるも、ノーファウルで横浜ボールの判定。さらにこの判定に抗議した佐藤HCにテクニカルファウルがコールされる。横浜#46生原のフロースローで64-62とされ、さらに横浜ボール。これを川崎は#1アウダのオフェンスファウルで凌ぐと、#21カルファ二のフリースローで残り0:13、65-62の3点差に。横浜のラストオフェンス、#46生原がトップの位置でドリブルから放った3Pシュートが決まり、0:04を残して65-65の同点に。川崎はタイムアウトを取ると、スローインのボールをポストで構える#0藤井に託す。#0藤井はターンから放ったフェイダウェイショットは残り0.7秒でゴールに吸い込まれ、これが決勝点となり67-65でタイムアップ。

横浜に粘られ苦しい展開となるも、13本のオフェンスリバウンドをあげるなど勝負どころでの球際の強さを発揮した川崎が逃げ切り勝利。欠場者が相次いだ中で、勝ち切る強さをみせ連勝を7に伸ばした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#21 マティアス・カルファニ、#33 長谷川技、#33 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「うまく対応されてしまったところがあるので、そこを打開できるような力をまだまだこれから身につけなければならない」

なかなかオフェンスで点がとれず、シュート確率も上がらず苦しい展開が続きましたが、前半の終わりくらいからフルコートディフェンスで、プレッシャーをかけてディフェンスから流れを作ろうということで良い時間帯を作ることができたと思います。ただ、相手のゾーンプレス、ゾーンディフェンス、マンツーマンディフェンスも含めてうまく対応されてしまったところがあるので、そこを打開できるような力をまだまだこれから身につけなければならないと思います。ニック（・ファジーカス）が不在の中でも2連勝できたことは非常に評価できますし、神奈川ダービーも、最後に藤井のシュートでバスケの醍醐味を感じられるいい試合になりました。

（次節の宇都宮戦に向けて）今日の試合では、ボールをペイント内にもっていけず、横に横にボールを動かされてなかなかシュートのリズムを作れなかったので、いかにアタックし、ペイントタッチしてボールを動かすかというところをしっかりと準備したいと思います。

ファンの皆さんのおかげでこういう試合ができているので、引続き応援よろしくお願いします。

#0 藤井祐眞
「思い切ってシュートを狙っていきました」

終始シュートが入らず重い時間が続いて苦しい展開だったんですけど、最後に勝敗を決めるシュートを決めることができて良かったです。 相手のゾーンディフェンスに対してなかなかうまく攻めることができなかったのですが、そんな中でも積極的にシュートを打つようにとハーフタイムの時に言われたので、思い切ってシュートを狙っていきました。

（次節の宇都宮戦に向けて）怪我人がいて苦しい状況ですが、チーム一丸となってまた勝利を掴みにいきたいと思います！

#27 熊谷尚也
「最後の藤井選手のシュートは素晴らしすぎてもう笑うしかないです」

怪我人がいる中でしっかりとチームでバスケットをして勝つことができたのでホッとしています。練習の中でも、ニック（・ファジーカス）やマティアス（・カルファニ）、パブロ（・アギラール）、J（ジョーダン・ヒース）とマッチアップして4番ポジションの練習はしていたので、練習通りにできたと思います。最後の藤井選手のシュートは素晴らしすぎてもう笑うしかないです！

#35 ジョーダン・ヒース
「自分ができることを全力でやった」

今日は相手がしっかりとプレッシャーをかけてくることは分かっていたのですが、少し苦しい展開でした。最後、藤井選手のゴールは素晴らしかったと思います。彼が打った瞬間は、自分がゴール下にいたのでリバウンドをとって決めようかなと思っていたのですが、ネット以外は触れない本当に素晴らしいシュートでした。

今日は7連勝に向けてエナジーを出したかったので、自分ができることを全力でやった結果、オフェンスリバウンドに繋がったと思います。