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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 3/20 B.LEAGUE 2020-21 第27節 GAME1 (44/60) 名古屋D 84-75 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

天皇杯が終わり、リーグ戦も佳境に突入した第27節は、西地区で4位につける名古屋Dとの対戦。

1Q、試合は開始から交互に点を取り合う展開となるが、名古屋Dが#4エアーズのバスケットカウント、#10ライオンズの3Pシュートで残り5:37に6-13とリード。川崎は1つ目のタイムアウトを取るが、アウトサイドのシュートが決まらずインサイドへのパスを狙われる悪循環に。逆に名古屋D#32狩野・#9安藤の3Pシュート、#24バーレルのダンクで残り1:43には10-21とリードを広げられる。ここから#ジョーダン・ヒースがようやくチーム1本目の3Pシュートを決めると、終了間際にも#11増田がシュートを沈め、15-21で1Qを終了。

2Q、名古屋Dが#24バーレル・#10ライオンズの得点で再びリードを2桁に乗せる。川崎はここでもパスを狙われてのターンオーバーを連発し流れに乗れない。25-38とされて残り2分をきると、川崎はここから#22ファジーカスの3Pシュート、#0藤井のレイアップなどで点差を縮め、34-42の8点ビハインドで試合を折り返す。

3Q、川崎が#34アギラール、#35ヒースのインサイドからの得点で点差を縮める。ディフェンスにもエンジンがかかり出した始めた川崎は残り1:07に#11増田のバスケットカウントで54-54の同点に追いつくと、残り0:29にも#11増田がフリースローを獲得し、56-54とこの試合初めてリードを奪う。しかし名古屋Dも終了間際に#32狩野がこの試合4本目の3Pシュートを沈め、56-57と再び名古屋Dリードで最終クォーターへ。

4Q、#10ライオンズ・#24バーレルで得点をあげる名古屋Dに対し、川崎も#33長谷川・#22ファジーカスがペイント内から得点をあげるが、ここでもアウトサイドシュートが決まらず、試合が進む。残り4:29、名古屋D#24バーレルのフリースロー2本が決まり、得点は62-68。さらにファストブレイクを止めに行った#22ファジーカスがアンスポーツマンファウルをコールされ、個人のファウルカウントが4つに。ここで得たフリースローを#2斎藤が決めると、さらに残り2:57に#4エアーズのゴール下で、62-73と一気に点差が開く。時間と点差がのしかかる川崎はここまでわずか成功率7%の3Pシュートで勝負をかけると、これを#7篠山・#0藤井が連続で沈め、残り0:56には73-78と2ポゼッション差に迫る。さらにフルコートでプレッシャーをかける川崎だったが、#7篠山がファウルをコールされ名古屋Dにフリースローを献上すると、その後はシュートを決められず、大勢が決した残り1秒に#11増田がシュートを決めるも75-84でタイムアップ。

川崎は5人が2桁得点をあげるも、チームで3Pシュートの成功率が4/30(13%)と低迷し、アウトサイドシュートでチームを勢いに乗せることができず敗戦。天皇杯明けの初戦を落とした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#33 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「これだけシュートが入らないと勝つのは難しい」

今日もたくさんのファミリーが来てくださっていたので、勝利をお届けできず申し訳なく思っています。明日やり返すしかないのですが、もう一回自分たちがやらなければならないことを整理してチーム全員で戦いたいと思っています。数字的にはターンオーバーも少なくノーマークもつくれていたのですが、これだけシュートが入らないと勝つのは難しいです。ディフェンスで我慢できている時間、いいエナジーが出せている時間帯もありましたが、細かいところを徹底しきれなかったところは反省です。小さなことからひとつひとつ、勝利のためにどれだけ積み重ねられるかということで、いい準備をしたいと思います。

#7 篠山竜青
「しっかりと反省、修正して明日やり返すしかない」

地区優勝というゴールに向けて、一つも負けられないという中で、今日に関しては出だしでふわっと入ってしまったところもあるし、最後までトランジションのところやコミュニケーションミスが出てしまう試合となりました。しっかりと反省、修正して明日やり返すしかないので、UN1TEしていい準備をして望みたいと思います。

(会場のサンダースファミリーの多さについて)数もそうですし、クラップのまとまりとか非常にありがたかったです。明日は勝利を届けたいと思います。

#34 パブロ・アギラール
「明日はもっといいエナジーでもっとタフにしっかり準備しなくてはいけない」

厳しい試合でした。名古屋さんの方が少しエナジーが高い状態でフィジカルにしっかりプレーして、自分たちがそれに対応するのに少し時間がかかってしまいました。自分たちの3Pシュートが入らず、シュートタッチも良くなかったので、オフェンスの場面で重くなってしまう場面も多々あり、後半はギアを上げましたが勝利することができませんでした。

名古屋さんは明日も同じような勢いで来ると思うので、こちらも明日はもっといいエナジーでもっとタフにしっかり準備しなくてはいけないと思います。チームでバスケットをして、ディフェンスからオフェンスというリズムを作っていくのが自分たちのバスケットだと思うので、それが遂行できればと思います。

(積極的なリバウンドについて)バスケットは点を取るだけではなく、しっかりとチームを助けるために、オフェンスリバウンドが取れればそれだけ攻撃回数も増やせるので、それはいつも頭の片隅に置いています。 チームメイトのためにオフェンスリバウンドでチャンスを作り続け、ディフェンスリバウンドから走るなど、リバウンドを通じてチームを助けるのが僕の目標です。

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