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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/4 B.LEAGUE 2020-21 第31節 GAME2 (50/60) 三遠 77-87 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

29点差の勝利から一夜明けての三遠戦GAME2。

1Q、序盤は、川崎は#22ファジーカスの2本の3Pシュートを含む10-0のランでリード。しかし三遠も#1ラベナのゴールアタックを起点に、#5川嶋・#24ハントらが得点をあげ、残り2:59には14-13の1点差に迫る。川崎は#34アギラールを投入しビッグラインナップを組むも得点が伸びず、三遠#28津屋の3Pシュートで残り1:17には15-16と逆転を許してしまう。川崎は#7篠山・#34アギラールの得点で再逆転し、19-16で1Q終了。

2Q、お互いにシュートが決まらず重い展開となる中、川崎は#11増田のポストプレー、#0藤井のフリースローで得点し30-20とリードを2桁に乗せる。オフィシャルタイムアウトを挟んでからは交互に点を取り合う展開が続き、40-33で試合を折り返す。

3Q、後半開始からビッグラインナップを組む川崎は、ミスマッチの#34アギラールを起点に攻撃を組み立て得点を重ねていく。#24ハントを中心に三遠にこのクォーター19得点を許しながらも、#14辻󠄀と#22ファジーカスで27得点をあげた川崎が67-52で最終クォーターへ。

4Q、開始早々に三遠が#11岡田の3Pシュートで反撃の狼煙を上げると、#11岡田のスティールから#1ラベナのレイアップ、#31イェロヴァツのフリースローなどで点差を縮め、残り5:07には#15鈴木の3Pシュートで74-67と三遠が点差を7点に縮める。オフィシャルタイムアウトを挟むと、川崎はコートに戻した#22ファジーカスのインサイド、さらに連続ファストブレイクで80-67と一気にリードを広げる。だが三遠は気持ちを切らさず、#24ハント・#8太田と立て続けにバスケットカウントで再び追い上げる。しかしここでも川崎は#22ファジーカスが落ち着いて決め返し、リードを保ちながら87-77でタイムアップ。

試合を通してアウトサイドのシュートが好調とは言えない状況の中で、#22ファジーカスが起点となり32得点18リバウンド6アシストと活躍。チームの連勝を6に伸ばした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#33 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「自分たちの強みを活かしながらゲームをコントロールできた」

アウェーで連勝するということは非常に難しく、今日はタフな試合になりました。三遠さんのトランジションも勢いありましたし、ディフェンスもすごくプレッシャーをかけられて苦しみましたが、自分たちの強みを活かしながらゲームをコントロールできたことが今日の勝因だったと思います。オフェンス面で、良いシュートチャンスがあってもなかなか決めきることができず、苦しい展開もあったのですが、そういう場面で今日の三遠さんはロングリバウンドを拾って走って積極的にアタックしてきていたので、とにかくトランジションディフェンスだけ徹底してやろうということを後半に指示しました。

今日もビッグラインナップでリバウンドの場面などで強みを出せたと思いますし、強力な武器なのでこれからもしっかりと育てていきたいと思います。

#4 青木保憲
「ディフェンスはある程度やれた」

昨日が実質復帰戦のような形で、緊張とわくわくが同じぐらいある感じでした。

ディフェンスから入るというのはある程度やれたかなと思っていて、その中でも課題となる部分は多かったので、そこをもう一度原点に戻って新しいスタートということで積み上げていきたいと思います。

#14 辻直人
「ディフェンス面では大きく崩れることがなかったのが勝因だと思います」

前半は自分も含めてなかなかシュートが決まらない展開になってしまったのですが、それでもディフェンス面では大きく崩れることがなかったので、そこが逆転されずに勝利できた要因だと思います。

(最近は3Pだけではなく自身でボールを運んでいるが)チームの中で誰が試合に出ているかで役割が変わってくるので、全体のバランスを見つつ動いていますが、あまり周りを見すぎると3Pシュートを打つタイミングだったり踏ん切りがつかない部分があるので、まだ悩んでいる部分もありますが、そこがクリアになってくるとまたチーム全体としても僕自身のプレーでも良いかたちになってくるんじゃないかなと思っています。

#22 ニック・ファジーカス
「僕が点数を取ることも大事ですが、アシストも大事だと思っています」

今節はしっかりと2連勝しようということがチームとしての目標だったので、しっかりと2連勝することができてまずは良かったと思っています。今日はシュートタッチがとても良かったので、32得点することができて良かったです。

(昨日はアシスト、今日は得点に向けて積極的だったと思うが)今日は三遠さんのディフェンスが昨日とは少し違う形だったので、自分がシュートを打つチャンスが増えていたと思います。僕が点数を取ることも大事ですが、同時に、チームメイトをしっかりと探してシュートを決めきれるようにアシストすることも大事だと思っています。 今日も多くの川崎のファンの皆さまが会場に足を運んで来てくださり、本当にありがとうございました。

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