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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/10 B.LEAGUE 2020-21 第32節 GAME1 (51/60) 川崎 82-55 秋田

ダイジェスト映像

ゲームレポート

27点差での勝利となったGAME1から一夜明けての秋田戦GAME2。

1Q、立ち上がりは両チームアウトサイドのシュートが決まらず、ペイント内やフリースローから得点を上げる展開となるが、ファウルがかさみ早々にチームファウルが4つを超えた秋田に対して、川崎がフリースローで加点し残り2:12には18-7とリードを広げていく。秋田も#6細谷の2本の3Pシュートで点差を縮めるが、このクォーター フリースローだけで9点をあげた川崎が22-15とリードして1Q終了。

2Q、秋田が#3大浦の3Pシュート、#6細谷のファストブレイクからの得点で点差を縮める。川崎は早々にタイムアウトを取るが試合の流れは変わらず、残り7:06には#6細谷の3Pシュートで28-29と秋田が逆転。好調の#6細谷はさらにフローターショットなどで前半だけでチームの半分以上となる23得点。我慢の時間が続く川崎もフリースローや#11増田のバスケットカウントでつなぎ、42-42の同点で試合を折り返す。

3Q、開始から#22ファジーカス・#34アギラール・#35ヒースの”ビッグラインナップ”を組む川崎に対し、秋田はゾーンディフェンスを展開。川崎はパスの連携で秋田のディフェンスを揺さぶると、ビッグ3が得点をあげ8-0のラン。秋田も#32カーターが3Pシュートを決めると、川崎のビッグラインナップを逆手に取ったトランジションの早いオフェンスから、#6細谷・#24保岡の3Pシュートでの残り1:26には58-60とリードチェンジ。終了間際にも秋田#24保岡が3Pシュートを決め、60-63の秋田3点リードで最終クォーターへ。

4Q、#6細谷の得点で秋田がリードを広げる。ことごとくシュートに当たりがこない川崎も、#11増田の合わせでのゴール下やプットバックで粘り、73-78でオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、川崎は再びビッグラインナップで勝負を仕掛けるが、#3大浦・#32カーターの得点で逆に秋田がリードを2桁に広げる。終盤、川崎はフルコートのプレッシャーで再三ボールを奪うも、最後までシュートが決まらず、84-93でタイムアップ。

川崎は3Pシュートが1/28(3.6%)と大乱調。対照的に秋田は14/29(48.3%)の高確率で3Pシュートを沈め93得点。川崎の連勝は7でストップ。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#33 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「下は向いていられない」

非常にタフで難しい試合になりました。秋田さんのディフェンスに苦しめられて、アドバンテージのあるインサイドで徹底的にプレッシャーをかけられてなかなかボールが動かず、オフェンスがうまくいかない中でいつもの悪い流れがずるずると続いてしまった、という試合でした。

相手のディフェンスへの準備はしてきましたし、その通りのディフェンスをされたんですが、その準備を上回るプレッシャーというかタフなディフェンスをされたなかでゲームをコントロールできなかったのが敗因かなと思います。

ただ、下は向いていられないので「次に向かって、強いチームになるためにどうすればいいのかを突き詰めていこう、準備していこう」と選手たちとも話してきました。

#0 藤井祐眞
「最後まで諦めない」

出だしは昨日同様いい形では入れたと思いますが、2Q相手のシュートが決まり始めてからこちらのディフェンスがソフトになってしまったり、トランジションで走られてしまったりして、後半もそこがアジャストしきれなかったです。自分たちのシュートが入らなくてもしっかりもう一度ディフェンスから、ということを再確認していけたらよかったなと思っています。

(点差が開いても諦めずにプレーしていたことについて)最後まで諦めないというのは僕の性格というか、負けず嫌いなので最後まで40分間はやり切りたいという気持ちがありますし、最後残り1分ちょっとで8、9点離れていたと思いますけど、あそこでシュートを決めてターンオーバーを誘っていたら数ポゼッション差まで迫れて、まだ試合はわからないというところまで行けたと思うので、そういったことを考えていました。最後まで諦めないという姿勢がそういう形で出たのかなと思います。

#14 辻直人
「決めきるのが僕の仕事ですし、チームに求められている役割」

(試合を通してシュートが入らなかった点について)相手と真逆というか、秋田さんが入ってこちらが入らないという展開が続いて苦しかったです。3Qまでは我慢できていましたが、自分たちが決めたあとにイージーなバスケットを許してしまったりしたところが後々効いてくるので、そのあたりを止めることができなかったのが今日の敗因だと思います。

終盤ノーマークでのシュートも外してしまっていますし、それ以外にもチームとして打たせてくれるパスも何本もあって、そこで決めきるのが僕の本来の仕事ですし、チームに求められている僕の役割だと思いますので、そこを決められるように、特に敗戦のあとは大事なので、明日からまた練習して再び連勝できるように頑張っていきます。

#22 ニック・ファジーカス
「毎試合がチャンピオンシップの試合だと思って臨まなければいけない」

今日の試合はよくなかったの一言に尽きます。あと8試合で、厳しい相手との対戦が続くので、毎試合がチャンピオンシップの試合だと思って臨まなければいけないと思います。

僕自身は今調子も良くていいリズムをつかめていると思いますし、このチームがしっかり機能して、プレーオフまで行って、最終的にどこまで通用するのかを証明したいです。

(ビッグラインナップの際に自身のアシストが目立っている点について)ボールを持っているときにどこが空いているのかしっかりと着目できていてボールの出し先を探すのが簡単になってきています。これからチャンピオンシップを勝ち進むためには、このラインナップを自分たちのものにすることが絶対に必要だと考えています。

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