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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/18 B.LEAGUE 2020-21 第34節 GAME2 (54/59) 川崎 80-73 千葉

ダイジェスト映像

ゲームレポート

2点差の激戦決着となったGAME1から、一夜明けての千葉戦GAME2。

1Q、立ち上がりから千葉#31原が3Pシュートを決めれば、川崎も#0藤井が3Pシュート決め返す。しかし、その後はお互いシュートまで持ち込むも決定打に欠け、ロースコアの展開に。川崎がこのクォーターだけで7つのファウルを犯すも、千葉フリースローミスに助けられ、15-14の川崎1点リードで1Q終了。

2Q、#22サイズのフリースロー、3Pシュートで15-19と千葉がリード。川崎は2ファウルの#7篠山に代わり、#4青木がコートに入ると、#4青木のアシストから#22ファジーカスのミドルシュート、さらに#4青木が自ら3Pシュートを沈めて20-21と点差を縮める。その後は点差が離れず、リードチェンジを繰り返して試合が進み、38-38で残り1分をきる。ここから千葉が#31原・#22サイズの3Pシュートで38-44と一気にリードを広げて試合を折り返す。

3Q、川崎が開始から5分間千葉を無得点に封じると、9-0のランで一気にリードを奪い返す。千葉も残り4:50に#4フリッピンが後半初得点をあげるも、川崎はさらに#34アギラールがスティールからダンクを叩き込むなど勢い止まらず、残り1:59には#22ファジーカスのリバウンドショットで58-48とリードを10点台に乗せる。ここでタイムアウトを取った千葉は、#2富樫の3Pシュート、さらに#2富樫のスティールから#1ダンカンが得点。終了間際にも#1ダンカンがゴール下で得点し、58-55と千葉が点差を詰めて最終クォーターへ。

4Q、千葉がじりじりと点差を縮める。残り5:50には千葉#12ショーターのフリースローで64-64の同点に。両チーム譲らず、残り3分をきっても69-69と互角の展開。ここでスパートをかけたのは川崎。#14辻󠄀のアシストから#34アギラールがインサイドで得点すると、さらにパスで崩して#34アギラールが3Pシュートを決め、残り1:51で74-69とリード。しかし千葉もタイムアウトを取ると、#1ダンカンのゴールアタックで再び1ポゼッション差に迫る。残り0:22、78-73で千葉ボール。#2富樫のオフェンスで逆転に向かう千葉の望みを、川崎#34アギラールがスティールで断ち切り、80-73でタイムアップ。

2日続けての大激戦を制し2連勝。この結果により東地区の優勝は宇都宮に決定したものの、2位へのアップセットへ向けて大きな勝利を掴んだ。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
試合に出た選手がそれぞれの特徴を活かして結果を残してくれた」

非常にタフな試合でしたが、後半のディフェンスが良く(試合を)しっかりコントロールできて、流れは行ったり来たりしましたが最後に勝ちきることができましたし、非常に良い試合だったと思います。前半はみんなでタフなディフェンスを我慢しながら繋いで繋いでというプランでいって、最後にビッグラインナップを使いましたけど、後半はビッグラインナップのディフェンスが素晴らしくて成長をすごく感じていますし、チームとしても強い武器になってきていると実感しているので、引き続き育てていきたいと思います。ただ、それ以外の時間帯でも青木の前半の3Pシュートや後半のハセ(長谷川選手)のベンチ前のコーナー3Pシュートなど非常に良い働きをしてくれて、試合に出た選手がそれぞれの特徴を活かして、ディフェンスもして、結果を残すということがチームの勝利に繋がっていきました。残りの試合も強敵との戦いが続きますが、まだまだ成長して強いチームになって一つひとつ勝ちを重ねていきたいと思います。

#7 篠山竜青
「自分たちが一番やりたいことを遂行しきれた」

前半、ジャッジにアジャストできない場面もありましたが、しっかりと切り替えてディフェンスマインドを崩さずに、自分たちが一番やりたいことを遂行しきれたゲームだったと思います。

これからは東地区上位との戦いが続くので、一戦必勝で、一日一日の練習、準備をしっかりしていきたいと思います。

#14 辻直人
「チームとしてまた自信につながる」

苦しい展開でしたが、昨日に引き続きチームで勝負所でやるべきことができたので、こういう結果になったと思います。こういう試合ができたことでチームとしてまた自信につながると思うので、この2連勝は本当に大きいです。

(アシストが多く、シュート本数が少ないことに関して)前半はシュートを打つ本数自体も少なく迷ってしまいました。昨年ぐらいまでは勢いでやれていましたが、今年の2月ごろから藤井も調子がよく、チームとしてはかなりプラスではありますが「僕個人としての役割はどうなんだろう」と考えるときが続いて、そこがシュートの本数にもつながって、ここ1,2か月ぐらい打つ本数も少ないし、確率も良くなくという流れが続いていました。逆に昨日の試合はボールがよく回ってきて、自分がボールを触る回数も多く、強気でアタックした結果、シュートも決まって、という展開でした。

これから残り少ないレギュラーシーズンとチャンピオンシップに向けてはチームの流れをみて、その時その時で求められている役割を果たしていきたいと思います。

#34 パブロ・アギラール
「自分たちのディフェンスがしっかりと機能した」

今日の試合は本当に大事な試合だという認識だったので、もし自分たちが2位に上がることができるとしたら今日は絶対に勝利することが条件だったので、チームとしても自分自身としてもこの2試合は絶対に勝利しなければならないという認識で臨みました。自分たちのディフェンスがしっかりと機能したことが今日の勝利に繋がったと思います。

ビッグラインナップが目立ったかもしれませんが、スモール(通常の)ラインナップもすごく機能していたと思うので、両方のラインナップがしっかりと機能していること、成長していることが今のチームの強みだと思います。

(終盤戦スローガンがスペイン語の「VICTORIA」になったことについて)マティアス(・カルファニ)選手とはロッカーでスペイン語で話していますし、それが理由でスペイン語のスローガンになったのかは分かりませんが、「VICTORIA」に決まったと聞いた時は母国語なのでとても嬉しかったです。

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