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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/24 B.LEAGUE 2020-21 第35節 GAME1 (55/59) 宇都宮 57-58 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

3月13日の天皇杯決勝以来となる、東地区首位 宇都宮との対戦。川崎は天皇杯での対戦で大活躍をみせた#11増田が初のスタメン出場。

1Q、試合開始からお互いが持ち味とするディフェンス力で相手のボールマンに激しくプレッシャーをかけ、守備合戦に。残り4:59、#11増田のファストブレイクからの得点で8-5と川崎がわずかに抜け出すと、宇都宮 安斎HCはすぐさまタイムアウトを請求。ここで両チームセカンドユニットを投入し均衡の打開を図る。ドライブからの得点を狙う宇都宮に対し、川崎はチームディフェンスでペイント内のシュートを落とさせると、#34アギラールの3Pシュート、#0藤井のドライブで14-10とリードして1Q終了。

2Q、宇都宮が#13渡邉・#31喜多川の連続3Pシュートで一気に点差を縮める。ここで川崎がタイムアウトを取ると、再び守り合いの展開に。川崎は#7篠山をコートに戻すと、その#7篠山がスティールからバスケットカウント。オフィシャルタイムアウトを挟んでの残り4:26にも#22ファジーカスがリバウンドシュートを決めて再びリードを広げる。25-19で残り2分をきると、宇都宮が#6比江島のアシストから#13渡邉・#4ギブスが得点し、残り0:36には25-26と宇都宮が逆転。川崎も#22ファジーカスが決め返し、27-26の川崎1点リードで試合を折り返す。

3Q、前半同様にインテンシティの高い守備合戦が展開されるが、川崎は#22ファジーカス・#34アギラール・#35ヒースの”ビッグラインナップ”で宇都宮のミスマッチをつき、フリースローで加点し少しずつリードを広げる。川崎は残り4:32から3分以上の間宇都宮の得点を0に封じると、ディフェンスからのトランジションオフェンスで#22ファジーカスを中心に得点をあげ11-0のラン。ビッグクォーターを作った川崎が46-37とリードを広げて最終クォーターへ。

4Q、宇都宮がオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで追い上げると、残り5:00、宇都宮#22ロシターのレイアップで51-46となったところで川崎はタイムアウトを請求。しかし宇都宮はさらに#22ロシターの3Pシュートが決まり、51-49の2点差に。川崎はここで踏ん張りをみせ、#22ファジーカスのフリースローなどで辛うじてリードを保ちながら試合を進めると、残り1:44、#14辻󠄀のアシストから#22ファジーカスがシュートをねじ込み、56-51と5点リード。宇都宮は最後のタイムアウトを取ると、#9遠藤の3Pシュートで2点差。川崎も#34アギラールが得点するも、宇都宮はさらに#22ロシターの3Pシュートで、残り0:27、58-57の1点差に。川崎 佐藤HCはあえてタイムアウトを取らずコートの5人に試合を託すが、まさかのターンオーバーで一転窮地に。川崎は#35ヒースのブロックで宇都宮のシュートを止めると、残り0:06、宇都宮のラストオフェンスで#22ロシターが3Pシュートを放つが、これが外れて58-57でタイムアップ。

3月の対戦をなぞるような、両チーム60点を下回る超守備合戦となる中、終盤の宇都宮の猛攻をしのぎ切り1点差で勝利。川崎はB1通算200勝を達成するとともに、この勝利でB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21への進出を決めた。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青、#11 増田啓介、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#35 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「東地区優勝チームに対して自分たちのディフェンスを試合の最初からしっかりできた」

最後のゲームコントロールやタイムアウトを取るところなど自分自身反省点はありますが、ゲームコントロールが出来たことと選手のディフェンスの強度が高かったので、ロースコアではありますが、うちのディフェンスの勝利だったかなと思います。

試合の中でどれだけ長い時間、川崎のディフェンスができるかということをシーズン当初からずっとやってきたことなので、この終盤に東地区優勝チームに対して自分たちのディフェンスを試合の最初からしっかりできたことは評価できると思います。 それでも宇都宮さんはそう簡単に勝たせてくれる相手ではないので、最後までもつれる展開を想定していましたが、今日の試合では、選手たちが最後まで気力で頑張ってくれました。

(千葉に連勝し、今日も宇都宮に勝利して連勝を伸ばしていることについて)非常に大きいですし、自信にもなります。次に繋がる勝利だと思いますが、アウェイで連勝するということは非常に難しいですし、しかもこのブレックスアリーナでの戦いなので、自分自身のゲームコントロールも含めて、明日またしっかりと準備して臨みたいと思います。

#0 藤井祐眞
「しっかりとディフェンスして逆転を許さなかった」

いつものことではありますが、宇都宮さんとの試合はロースコアで我慢比べの展開になります。そういう試合でも今日は勝利することができて良かったです。

(勝因はどこにあったか)途中で10点くらいの差をつけて、そのままの流れのまま行けたら良かったのですが、オフェンスでうまくいかない時間帯もしっかりとディフェンスして逆転を許さなかったことが大きかったと思います。

#11 増田啓介
「気負うことなく、むしろワクワク楽しめました」

想像していた通り我慢比べの試合展開になりました。最後追い上げられてしまったので課題の残る部分はありますが、勝ちきることが出来たのは良かったですし、明日も勝利目指して頑張ります。

(スタメンでの出場について)気負うことなく、むしろワクワク楽しめましたが、もっともっと出来ることはあると思うので、今日の試合映像を見てしっかり振返りをして、これからに繋げていきたいです。

#22 ニック・ファジーカス
「良いディフェンスの流れのまま後半に入ることができました」

今日勝つことが大事だと思っていたので、勝利することができて良かったです。今日は前半に26点しか取られていなかったので、良いディフェンスの流れのまま後半に入ることができました。

2位になってチャンピオンシップをホーム開催したいという想いがあるので、タフな相手との戦いが残っていますが、しっかりと勝っていきたいと思います。

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