ダイジェスト映像
ゲームレポート
川崎にとってはリーグ最終戦となる、サンロッカーズ渋谷戦GAME2。
1Q、序盤は点の取り合いに。川崎は連続でオフェンスファウルを取られるなどターンオーバーでSR渋谷にリードを許すが、#22ファジーカスがポストプレーで連続得点をあげて逆転すると、残り5分から#22ファジーカス・#34アギラール・#14辻󠄀で6本もの3Pシュートを沈め、30-20とリードして1Q終了。
2Q、守り合いの展開となる中で川崎がリードを保ちながら試合を進める。残り6分からSR渋谷が#10ジャクソンのインサイドを皮切りに0-7のランで40-35と点差を縮めるが、川崎も#0藤井・#21カルファニのフリースロー、#34アギラールの3Pシュートで残り3:23には再びリードを2桁に戻す。終了間際にも#22ファジーカスの得点で川崎が58-45とリードして試合を折り返す。
3Q、川崎が#22ファジーカスの連続得点でさらにリードを広げ、残り6:40には#35ヒースがBリーグ通算1,000得点達成となる3Pシュートを沈め、71-49とリードを20点台に乗せる。守備でもSR渋谷のこのクォーターの得点を15点に抑えると、#22ファジーカス・#14辻󠄀の3Pシュートなどで88-60とさらにリードを広げて最終クォーターへ。
4Q、試合の点差が開き大勢が決した中でも、川崎は控えのメンバーが高い集中力で試合を進め、110-88でタイムアップ。
川崎は2日連続の100点ゲーム。リーグ戦終盤の東地区上位クラブとの連戦を7連勝で締めくくり、最高の状態でチャンピオンシップを迎えることとなった。
チームスタッツ
スターティングメンバー
#0 藤井祐眞、#7 篠山竜青、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#35 ジョーダン・ヒース
チーム比較
試合後コメント
佐藤賢次ヘッドコーチ
「どこが相手でも自分たちの強みを発揮していける準備をしたい」
今日は相手が出だしから相当激しく来るということが分かっていたので、そこを何とか耐えて跳ね返し、その後にしっかりと流れを掴むということをスタートのメンバーがタフに実践してくれました。途中からビッグラインナップに変えましたが、そこでもしっかりと流れを掴むことができました。とにかくうちのディフェンスを積極的に仕掛けて、足を動かして走り続けて、リバウンドまで取りきるということを40分間の中でやれる時間が長かったですし、オフェンスでもメンタルが落ちることなくアタックし続けることができ、昨日に引き続き良い試合ができたと思います。
この勢いで、チャンピオンシップに向けてどこが相手でも自分たちの強みを発揮していける準備をしたいと思います。
#0 藤井祐眞
「この7連勝を自信にしてチャンピオンシップに臨みたい」
ホームでクォーターファイナルの開催ができるかどうかは千葉さんの結果次第ですが、チームがひとつになって優勝に向けて良いかたちでレギュラーシーズンを終えることができました。この7連勝を自信にしてチャンピオンシップに臨みたいと思います。
シーズン中に怪我をしないということを毎年目標にしていますが、コロナ禍であったり、昨シーズンはインフルエンザで天皇杯に出場することが出来なかったということもあったりした中で、今シーズンは大きな怪我などもなく全試合に出場することができたことを本当に良かったと思っています。
(チャンピオンシップに向けて)ホーム開催出来るかどうかはまだ分かりませんが、まずは勝って横浜アリーナを目指して頑張ります。そして、その先のファイナル優勝を目指して頑張ります!
#7 篠山竜青
「レギュラーシーズンの最後の試合として、とても内容のあるものにできた」
SR渋谷さんが昨日以上のエナジーを出して入ってくるだろうと予想はできていて、それに対して自分たちはそれに負けないようにと試合に入りました。
序盤はリードを奪うところまではいかないまでも、SR渋谷さんのエナジーに対してこちらも負けずに激しくいくことができて、上手くビックラインナップにつなげてゲームをコントロールできたと思うので、通常のラインナップからビッグラインナップへと、スムーズにスイッチングできるようなってきたと感じています。
レギュラーシーズンの最後の試合として、とても内容のあるものにできたと思っています。
#14 辻直人
「自分でも強いチームだなと思いますし、負ける気がしていません」
”強い川崎”というのを本当にまたコートで体現できているなと思います。試合をやっていて自分でも強いチームだなと思いますし、負ける気がしていません。レギュラーシーズン終盤そしてチャンピオンシップに向けて照準を合わせたかのような良い状態になっていると思います。
試合をする毎にチームディフェンスの強度が上がっていると感じていますし、この7連勝はチャンピオンシップに向けて勢いづく勝ちになったと思います。自分自身もシュートフォームに迷いがなくなってきていて、ここ最近の試合でも、外したとしても納得のいく外し方になっているので、そういう面でも自信が戻ってきている感じはしています。