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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 5/15 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2020-21 GAME1 大阪 75-95 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

チャンピオンシップ初戦となる、大阪エヴェッサとのクォーターファイナルGAME1。

1Q、川崎#0藤井のジャンプシュートを皮切りに、序盤は点の取り合いの展開に。開始3分時点で8-8となるが、ここからお互いにディフェンスが機能しペースダウン。川崎大阪のエース#25ニュービルに対し#0藤井をマッチアップにつけ、このクォーターの#25ニュービルの得点を0に封じる。1ポゼッション以上点差が開かず試合が進み、18-16の川崎2点リードで1Q終了。

2Q、セカンドユニット主体の川崎が、#24大塚・#21カルファニの3Pシュートで26-19とリードを広げる。大阪も#25ニュービルが2本の3Pシュートで追い上げ、残り4:22、29-25でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、残り3:22のところでメンバーをスタートの5人に戻した川崎が、「ビッグ3」の連携で得点をあげる。大阪も#33ブラウン・#8角野がアウトサイドからシュートを決めてくるが、川崎は堅いディフェンスで大阪にイージーなシュートを打たせず、さらに#0藤井が大阪#25ニュービルに3つ目のファウルを誘発させるなど優位に試合を進め、42-35で試合を折り返す。

3Q、試合開始時のような点取り合戦となるも、川崎がリードを保ちながら試合を進めていく。川崎は#22ファジーカスがこのクォーター17得点2スティールと攻守に活躍をみせ、70-58の12点リードで最終クォーターへ。

4Q、#21カルファニ・#24大塚の攻守にわたる活躍で、川崎が一気にリードを広げる。残り7:28には#0藤井のフリースローで82-62とリードを20点台に乗せる。大阪も#25ニュービルがゴールアタックを続けてフリースローで加点するが、川崎は#11増田の得点などで得点を95まで伸ばし、95-75でタイムアップ。

チャンピオンシップまで2週間のインターバルをおいて臨んだ川崎だったが、リーグ戦終盤のような厚いディフェンスと、出場選手全員が攻守に躍動し20点差の勝利。まずはGAME1を勝利し、セミファイナル進出へ王手をかけた。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#34 パブロ・アギラール、#35 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「なれるまで少し時間がかかったが、徐々にリズムをつかんでうちのバスケットが展開できるようになった」

チャンピオンシップまで少し時間が空いたのと、無観客、リモートゲームの雰囲気になれるまで少し時間がかかったというところはありましたが、徐々にリズムをつかんで、ディフェンスから激しくやって、といううちのバスケットが展開できるようになったと思います。

(大阪への対策について)トランジションオフェンスがリーグNo.1の得点効率なので、とにかくそこを警戒して準備してきました。明日も同じように切り替えは非常に早いと思うのでそこだけは絶対にやらせないようにしたいです。あとはリバウンドについて、いいディフェンスをしても今日も何本か(オフェンスリバウンドを)とられていたので、そこを修正して明日もう一度徹底したいと思います。

(サンダースファミリーに向けて)リモートで本当にたくさんの方が応援してくださっていると思います。本当にいつもありがとうございます。みなさんの声援、応援、サポートは我々に届いていますので、それをエネルギーにして明日もう一試合がんばります。明日も応援よろしくお願いします。

#7 篠山竜青
「ディフェンスを遂行できた、いい勝利だった」

チャンピオンシップの初戦ということで、無観客試合という雰囲気もそうですし、自分たちはリーグ戦がわりと早く終わり、2週間試合がなかったこともあって「久しぶりの試合」というイメージもあったので、少し出だしで苦労したところはありましたけど、やっぱりディフェンスの足が動くようになってから、自分たちのリズムが(試合が)できて、相手のやりたいことをやらせないっていうディフェンスを遂行できたので、いい勝利だったと思います。

(前半と後半のプレーの違いについて)ハーフタイムで選手たちで話し合っていたのはオフェンスについてだけで、前半終盤に相手のチェンジングのゾーンが効いてきていたので、そこに対してどうしようかという内容でした。感覚的には、ゲームから離れていたこともあるし、大阪さんとはレギュラーシーズンも序盤に対戦して以来なので、選手の特徴とかは事前にスカウンティングはしていますけど、対面して初めて分かる感覚もあるので、前半はそこが探りさぐりだった部分はありました。前半を終えたところで相手が「こういうオフェンスをしてくる、こういうふうにプレーしてくる」ということが少しずつみんなの中で整理されていって、後半はうまくアジャストして、足も動かして迷うことなくローテーションもプレッシャーも遂行できたんじゃないかなと思います。

#11 増田啓介
「しっかりコミュニケーションを取りながらプレーできた」

無観客ということでいつもと違う雰囲気のなかでの試合でしたが、ベンチからも常に声を出して、コート内でもしっかりコミュニケーションを取りながらプレーできたというのが今日のひとつのポイントだったのかなと思います。

(初めてのチャンピオンシップ出場について)正直あまりチャンピオンシップだ、という実感はなくて、通常のリーグ戦と同じ形で入れました。ただ、いつも以上に勝ちにこだわってプレーできたと思います。

#22 ニック・ファジーカス
「川崎のファンにも、大阪のファンのためにも明日も良い試合をして、勝利したい」

まずはアウェーで迎えるチャンピオンシップのGAME1を、しっかりとエナジーを出して勝利することがチームとしての目標だったので、きちんと遂行することができて良かったです。アウェーでの試合は難しく、3ゲーム制の場合は特に第1戦目が大事で、今日の試合で勝利しなければ更に厳しくなるだろうと思っていたのでしっかりと準備して臨みました。

川崎のファミリーのみなさんも、大阪ファンのみなさんも会場に来られずに本当に悔しい思いをしていると思うので、川崎のファンにも、大阪のファンのためにも明日も良い試合をして、勝利したいと思います。

#24 大塚裕土
「『流れを持ってくるのは大塚裕土だ』と言ってもらえるように」

無事に勝てて良かったです。最初ビッグラインナップで(展開が)重くなった時間帯もありましたが、メンバーが代わった後に引きずらずにしっかりとカバーができたと思います。(大阪が)マッチアップを変えてビッグラインナップの対策もしてきているので、明日の試合でもセカンドユニットが流れを変える働きをできればいいと思います。

(大塚選手が活躍した時間帯がありましたが)天皇杯の時にも言いましたが、無観客とはいえども会場の雰囲気というものはあるので、「流れを持ってくるのは大塚裕土だ」と言ってもらえるように明日も頑張ります。

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