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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/8 B.LEAGUE 2021-22 第2節 GAME1 (3/60) 宇都宮 77-68 川崎

昨シーズン、B.LEAGUE優勝への悲願を打ち砕かれたブレックスアリーナで、宿敵宇都宮ブレックスと早くも対戦。

所属メンバーが入れ替わってもこの対戦カードらしい守備対決となるが、宇都宮は開幕節で活躍を見せた川崎#23ジャニングに前半で4つのファウルをするなど徹底的にマーク。オフェンスで勢いに乗れない川崎は、守備での隙をつかれ宇都宮にイージーな得点を許してしまう。最後まで宇都宮の牙城を崩せず、68-77で今季初黒星を喫した。

1Q 20-15
開始から互いにディフェンスで魅せる

開始から両チームが身上とするハードなディフェンスで相手の攻撃の芽を摘んでいく。残り3:45、12-12の同点の場面で両チーム選手を大きく入れ替えると、川崎は入ったばかりの#7篠山と#34アギラールが連携プレーで連続得点。宇都宮 安斎HCはすかさずタイムアウトを取り立て直しを図るが、川崎は堅守で相手に流れを渡さず、20-15で1Q終了。

2Q 10-14
宇都宮に11点のランで逆転を許すも、リードを奪い返して後半へ

早々に#34アギラールの3Pシュートでリードを8点まで広げた川崎だったが、その後は宇都宮のディフェンスを崩しきれず得点が止まる。逆に宇都宮#31喜多川・#10竹内の得点で点差を縮められると、さらに#9遠藤の3Pシュート、#40スコットのリバウンドショットで0-11のランを許し、残り4:46、23-26とされてオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、川崎#23ジャニングのアシストから#35ヒース がダンクシュートを叩き込み、6分近く止まっていたスコアをようやく動かすと、さらにファストブレイクから#13前田が3Pシュートで28-26と再逆転。そのまま川崎がリードを保ち、30-29の1点リードで試合を折り返す。

3Q 13-22
宇都宮のプレッシャーに川崎はミスを連発、一時は14点のビハインドを背負う

川崎は#0藤井の3Pシュートから始まるが、2Qの形をなぞるようにここから宇都宮が#18鵤・#6比江島の3Pシュートなどで連続得点。残り5:17、35-40とされたところで川崎はタイムアウトを取るが、宇都宮のディフェンスにターンオーバーを連発するとイージーな連続得点を許し、残り3:47には37-48とリードを2桁まで広げられ早くも2つ目のタイムアウトを請求。その後も宇都宮の勢いに押されながら、#34アギラールが3Pシュートを決めると、終了間際でも#0藤井がブザービーターで3Pシュートを沈め、43-51と点差を8点に縮めて最終クォーターへ。

4Q 25-26
川崎が仕掛けるも宇都宮のディフェンスを崩せず

序盤から宇都宮にファウルを重ねさせるも、点差を縮められないまま試合が進む。残り4:51のオフィシャルタイムアウトでスコアは51-63。#0藤井が個人技からの得点やディフェンスで気を吐くが、宇都宮は綻びをみせることなく68-77でタイムアップ




佐藤賢次ヘッドコーチ
「チームというよりは個人で攻めることになってしまった」

出だしはそんなに悪くなかったんですが、ターンオーバーが19ということで、相手のプレッシャーディフェンスに引っ掛けられて、ターンオーバーがたくさん出たところでリズムに乗り切れず、3Qに走られたところが敗因だと思います。

相手のいろんなディフェンスがある中でうちのオフェンスがそこについていけなくて、ボールが動かずチームというよりは個人で攻めることになってしまったかなと思います。その中でもスイッチされた後のオフェンスとか良い連携も、今練習しているところで見えた部分もあるので、そこをしっかり成長させて明日やり返せるように準備します。

#0 藤井祐眞
「ポイントに挙げていたトランジションディフェンスにやられてしまった」

走られたくないところで走られてしまい、試合前にもディフェンスのポイントに挙げていたトランジションディフェンスにやられてしまったので、明日はしっかりと切り替えて臨みたいと思います。相手が得意なオフェンスリバウンドは守れていたと思うので、そこは継続していきたいと思います。

#23 マット・ジャニング
「もっと感情を昂ぶらせないと逆転にはつなげられない」

最初のクォーターはしっかりフィジカルにできて、正しいプレーをしてリードを作ることができましたが、そこから相手が自分たちよりもフィジカルにプレーしてきて、2Q,3Qで失速してしまい、点差が開いてしまいました。

(後半のエナジーあるプレーについて)それが普通だと思っていますし、シーズンが進むにつれてもっとエナジーは出てくると思います。今日は想定していたのと違うシナリオで、逆転するためのエナジーを作らなければならなかったのですが、そういったところでもっと感情を昂ぶらせないと逆転にはつなげられないと思います。

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