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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/9 B.LEAGUE 2021-22 第2節 GAME2 (4/60) 宇都宮 76-78 川崎

川崎が身上としているディフェンスとハードワークで相手に上回られ、点差以上の完敗を喫したGAME1から一夜明けての宇都宮戦GAME2。

川崎はディフェンスで勝負すると言わんばかりに、前日が今シーズン初出場となった守備職人#33長谷川をスターターに起用。宇都宮にリードされながらもディフェンスから試合の流れを手繰り寄せると、3Qには#23ジャニングの3Pシュートで一時は15点にリードを広げる。そこから宇都宮の猛攻を受け終盤同点に追いつかれるも、残り10秒で#35ヒースが勝ち越しのシュートを沈め、前日のリベンジを果たす。

1Q 17-16 宇都宮に先行を許すも、ディフェンスで立て直し逆転

開始から#6比江島の3Pシュート、#42フォトゥのインサイドで宇都宮が0-7のラン。先手を打たれた川崎も#22ファジーカスのポストプレーで得点をあげると、#33長谷川のファウルトラブルで交代出場した#11増田が得点・ディフェンスで活躍をみせる。ゾーンディフェンスを展開する宇都宮に対してもパスで宇都宮の陣形を崩すと、#34アギラールの得点で残り2:07には14-12と逆転に成功。ディフェンスも機能した川崎が17-16と1点をリードして1Q終了。

2Q 21-15 “キング”ファジーカスの連続得点で川崎がリードを広げて後半へ

宇都宮がディフェンスのギアを上げ川崎にアウトサイドからのシュートを強いると、#42フォトゥを起点にしたオフェンスで得点。残り8:17、宇都宮#0田臥のシュートで17-22とされたところで川崎 佐藤HCはタイムアウトを請求。川崎は#0藤井と#7篠山の2ガード体制とすると、#7篠山のアシストから#35ヒースの3Pシュート、#34アギラールのレイアップと得点を重ねる。さらに#35ヒースのスティールから#0藤井のレイアップで川崎がリードを奪い返すが、宇都宮はここでも#0田臥が3Pシュートを沈め、26-27でオフィシャルタイムアウト。ここから川崎はフロントコートからのゾーンディフェンスで宇都宮のオフェンスリズムを狂わせることに成功すると、攻めては#22ファジーカスが8得点をあげる活躍で38-31とリードを広げ、後半へ。

3Q 21-22 ジャニングの連続3Pシュートで一時15点リードも、点差を縮められ最終クォーターへ

川崎がセットオフェンスから#23ジャニングの連続3Pシュートで得点を伸ばすと、残り6:53には#22ファジーカスのフリースローで46-35とリードを2桁に乗せる。宇都宮タイムアウト後も川崎は#22ファジーカスの得点でさらにリードを15点まで広げるが、宇都宮も#9遠藤のアシストから#40スコット・#6比江島が得点。流れが傾きかけたところで、川崎は#22ファジーカスのブロックショットで得たチャンスに#23ジャニングが4本目の3Pシュートで持ち直すも、残り1分を切ってから宇都宮#10竹内の3Pシュート、#13渡邉のフリースローで59-53の6点差まで追い上げられ、最終クォーターへ。

4Q 19-23 宇都宮の猛烈な追い上げを受けるも、残り10秒で勝ち越し前日のリベンジを果たす

3Pシュートの打ち合いで一気に得点ペースが伸びるも、川崎がリードしたまま残り4:19、73-66でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、宇都宮#42フォトゥのバスケットカウントで4点差。残り2分を切ったところで、宇都宮#18鵤がショットクロックギリギリのシュートを沈めると、さらに残り1:17にも#6比江島のスティールから#40スコットがゴール下シュートを沈め、スコアは76-76の同点に。残り0:10、川崎#22ファジーカスのショットは外れるも、#35ヒースがプットバックでシュートを沈めて2点リード。宇都宮のラストオフェンス、宇都宮はエース#6比江島にボールを託すが、川崎#33長谷川がパスミスを誘発させ、78-76でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「本当にバスケットは面白いです」

やっぱり簡単には勝たせてもらえないし、タフな試合でしたけれども、昨日の敗戦を受けてやるべきことを共有して、しっかり修正してコートで表現してくれた選手たちのおかげです。よく頑張ってくれたと思います。熱い試合でした。本当にバスケットは面白いです。

(長谷川選手をスタートに入れたことについて)ディフェンシブに入りたいということで、長谷川選手と比江島選手が長年ずっとやりあっている相手同士なので、そこのマッチアップにかけて、こちらからディフェンスでファーストパンチをという意図で起用しました。

(次節の琉球戦について) フィジカルも強いし、球際も強いし、タフな相手ですけども、サンダースファミリーの皆さんと一緒に、応援を背に受けてまた頑張ってきたいと思います。応援よろしくお願いします。

#7 篠山竜青
「ステップアップにつながった試合だったと思います」

昨日の反省を生かして、ひとつチームとして成長できたGAME2だったと思います。オフェンスもディフェンスも昨日の課題を修正したところが得点にも現れたので、序盤戦らしいステップアップにつながった試合だったと思いますけど、宇都宮さんに勝負どころでオフェンスリバウンドを何本も何本も取られてしまうところは毎年恒例になってきているので、その部分は新たな、良い課題が出たのかなと思います。

#33 長谷川技
「自分たちのペースでやりたいことを40分間継続できた」

昨日はちょっと集中が切れる時間帯が多かったんですけど、今日はそれが少なく自分たちのペースでやりたいことを40分間継続できたということが、最後の勝ちにつながったと思います。

#34 パブロ・アギラール
「今日は大事な場面でシュートを決めることができた」

勝つことはやはり気持ちがいいですし、昨日負けてしまった分、今日勝つことができて良かったです。昨日は自分たちのバスケットボールができなかったので、今日は試合前のミーティングで昨日何ができなかったのか、何をするべきなのかをしっかりと確認して、その上でエナジーを出していこうという話をして試合に臨みました。1Qから良いスタートを切ることができて、3Qも良い流れで、ただ4Qで追いつかれてしまったのですが、それでも最後勝ち切ることができたというのは自分たちにとってすごく良いことだったと思います。

(流れを呼び込むビッグショットもあったが)今日のように同点の展開だったり接戦の時に決められるのはすごく気持ちがいいです。今日の試合でも良いプレーもあれば悪いプレーもあったと思いますが、自分ができることをしっかりとコートで体現できなければいけないといつも思ってプレーしていて、それが良い時でも悪い時でもベストを尽くし続けることが役割りだと思っています。今日は大事な場面でシュートを決めることができたので、自分の良いところが出せたと思います。

(ファンに向けて)今日もたくさんの応援ありがとうございました。SNSや中継を観て応援してくださった方もいると思いますし、現地に足を運んでくれた方もいると思います。そういった皆さんの応援が自分たちの力になるので、いつも本当に応援ありがとうございます。

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