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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/27 B.LEAGUE 2021-22 第5節 (9/60) 滋賀 74-91 川崎

12月の天皇杯4次ラウンドでの対戦も決まった、富山グラウジーズとのGAME1。今季富山から川崎に移籍してきた#13前田にとっては古巣との初対決。

川崎が好ディフェンスと確率の高いシュート、セカンドチャンスポイントで前半で一時は15点をリードするが、前半残り1分から後半の開始直後に一気にリードを溶かすと、そこからは拮抗した試合展開に。終盤までもつれる展開の中で、川崎は終盤に#0藤井・#22ファジーカスがフリースローを沈めて91-87とまずはGAME1を勝利した。

1Q 25-17
開始からシュートの打ち合い。藤井の14得点の活躍で川崎がリード。

序盤からアウトサイドシュートでの点取り合戦に。富山が#32マブンガ・#10上澤・#24ラモスと3連続で3Pシュートを決めれば、川崎も#0藤井・#7篠山が決め返す。#22ファジーカスの連続得点で15-9と川崎がリードしたところで富山はタイムアウトを請求。タイムアウト後も3Pシュートで得点を伸ばす富山に対し、川崎は#0藤井がドライブやポストプレーで仕掛けこのクォーターだけで14得点。25-17の川崎8点リードで1Q終了。

2Q 20-20
前田の連続得点でリードを2桁に乗せた川崎が優位に試合を進めるも、残り1分から追い上げられ8点差で後半へ。

古巣との初対戦となる #13前田が開始から3Pシュート、さらにスティールからの速攻で川崎が開始30秒でリードを2桁に乗せる。早くも前半2つ目のタイムアウトを消費した富山は、#34スミスにボールを集めてインサイドで得点をあげて点差を縮めるが、川崎も#34アギラールのプットバック、#35ジョーダン・ヒースのオフェンスリバウンドからのダンクなど、セカンドチャンスの得点で再び富山を引き離す。残り1:06には#34アギラールの3Pシュートで川崎が45-30と15点までリードを広げるが、ここから富山が#5ジョンソンの連続得点、終了間際にも#16松井の3Pシュートで45-37と点差を縮めて試合を折り返す。

3Q 20-27
川崎が早々にリードを溶かし逆転を許すと、リードチェンジを繰り返しながら川崎1点リードで最終クォーターへ

富山が#16松井の連続得点、さらに#10上澤の3Pシュートで残り8:23には45-46と逆転。8点のリードを早々に失ってしまった川崎だったが、#0藤井の3Pシュートで同点に追いつくと、そこからは拮抗した展開に。残り0:13に川崎が#34アギラールの3Pシュートでリードを奪い、65-64で最終クォーターへ。

4Q 26-23
川崎がリードしては富山が追いつく展開の中、終盤にシュートを決めきった川崎が勝利

川崎がわずかにリードをして試合を進めるが、富山#32マブンガと#34スミスのゴールアタックに対し、開始3分で4つ目のチームファウルをコールされてしまうと、残り5:52には#34スミスのフリースローで71-71の同点に。苦しい川崎だったが、#0藤井が20点目となる3Pシュートを決めると、直後のディフェンスで富山からボールを奪うとファストブレイクから#22ファジーカスがバスケットカウント。76-71と川崎が5点をリードしてオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、富山は#32マブンガと#34スミスで攻めながら、ディフェンスが集まったところで#16松井が外からシュートを射抜き追い上げてくる。85-82の川崎3点リードで残り1分をきると、#13前田のドライブからのシュートを#22ファジーカスがフォローし87-82。タイムアウトを取った富山は#34スミスが1秒で得点するが、川崎は#0藤井が時間を使いながらコントロールすると#22ファジーカスの得点につなげ、残り0:16で89-84。ファウルゲームを仕掛ける富山に、最後は#0藤井がしっかりとフリースローを決めて、91-87でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「まだまだ連携部分など課題はありますが、一歩一歩成長しています」

今日は苦しい試合になりました。特に後半、ファウルがかさんで苦しい展開になりましたが最後勝ちきれて良かったです。皆さんのおかげです。

(勝ちきれた要因は)相手のゾーンディフェンスに攻めあぐねていたところで最後勝負どころでシュートを決めてくれて、良いところでスティールしたり、うちらしいディフェンスが出来たことが勝因だと思います。

今日も全員がコートに立ちました。まだまだ連携部分など課題はありますが、一歩一歩成長していますし、もっともっと良くなると思います。そして、明日の試合はめちゃくちゃ大事です。北海道戦のGAME2では良い試合が見せられなかったので、明日は絶対に良い試合を見せます。明日も応援よろしくお願いします。

#0 藤井祐眞
「全員バスケで戦えていたことが今日の勝因」

(今シーズン初MVP選出について)ありがとうございます!アウェーの滋賀戦からチーム一丸となって全員バスケで戦えていたことが今日の勝因に繋がったと思います。

(Bリーグキャリアハイの24得点にあと1点に迫る活躍について)自分では特に意識していなかったです。明日も大事な一戦になるので、皆さん応援よろしくお願いします。

#13 前田悟
「シュートが入る入らないに限らずにディフェンスで貢献したいと思ってプレーしていました」

前半は良い形で入れましたが、3Qの初めで相手に流れを持っていかれてしまったところを、チーム全員で我慢してしっかり勝つことが出来たので良かったです。

(今シーズン思うようにプレーが出来ていないと悩んでいるように見えたが)自分の中でなかなかリズムが掴めなかったのですが、その中でも気持ちをコントロールしてフレッシュな状態で毎試合臨もうと思っていて、シュートが入る入らないに限らずにディフェンスで貢献したいと思ってプレーしていましたし、富山にいた時とはやはりディフェンスに対する意識が変わったので今後もアグレッシブにプレーしたいと思っています。

(古巣の富山との対戦について)やはり味方の時はジュリアン(・マブンガ)やジョシュア(・スミス)が頼もしかったのですが、対戦相手になったら凄くマッチアップしたくないですし、強烈だなと思いました。明日、富山はしっかりと対策してくると思うので、もう一回自分たちも気を引き締めてしっかり勝てるようにしたいと思います。

#20 綱井勇介
「悟が良い感じで3Pシュートを決めてくれていたので安心してコートに入ることができました」

出だしでは(前田)悟が良い感じで3Pシュートを決めてくれていたので安心してコートに入ることができました。

(今シーズンホームでの初得点について)ターンオーバーで奪ったボールが自分のところに回ってきて決められたので、チームみんなのおかげです。

(ファンの皆さんも「ホーム初得点おめでとう」ボードを掲げていましたが)喜びが爆発です!大喜びです!ありがとうございます!

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