両チーム合わせて201点の点取り合戦を川崎が制したGAME1から、一夜明けての茨城ロボッツ戦GAME2。
開始から川崎が2本の3Pシュートで先行すると、前日の立ち上がりでの反省を生かし、ディフェンスでも激しくプレッシャーをかけて茨城の攻撃を潰していく。2Q残り5分で20点のリードをつくるが、そこから追い上げを許して45-32で後半へ。後半も#23ジャニングの連続3Pシュートなどで勢いに乗る川崎がさらにリードを広げると、茨城の得点を67に抑え、93-67で勝利。中断期間前最後の試合を快勝で締めくくり、チームも6連勝。
1Q 26-12
川崎が高確率の3Pシュートとディフェンスで優位に試合を進め、リードを広げていく。
前日の試合で30得点をあげた川崎#22ファジーカスの3Pシュートからゲームスタート。その後お互い3Pシューをと1本ずつ決め合うと、守り合いの展開となりながらも川崎がフリースローで得点を伸ばし、残り5:32、#33長谷川の3Pシュートで12-3とリード。茨城もここでタイムアウトを取ると、#21ジェイコブセンのダンク、#29鶴巻のジャンプショットなどで得点ペースをあげていくが、川崎も#35ヒースのダンクや#23ジャニングの3Pシュートなどで決め返し、26-12と川崎14点リードで1Q終了。
2Q 19-20
途中川崎がリードを20点まで伸ばすも、オフィシャルタイムアウトを境に茨城が追い上げる。
川崎は#23ジャニングをポイントガードに据えセカンドユニットの布陣。茨城#15トラソリーニにインサイドで得点を許しながらも、#11増田のポストプレーから#18鎌田が3Pシュートを決めるなどリードと保ち試合を進める。川崎は#0藤井・#22ファジーカスをコートに戻すと、#22ファジーカス・#34アギラールの得点で残り5:02には39-19とリードを20点まで広げる。しかし、オフィシャルタイムアウト明けから茨城が反撃開始。パスでボールを展開しながら#21ジェイコブセンのインサイド、#2福澤のアウトサイドショットで得点をあげ、残り2:20には41-30と点差を縮める。終了間際、#33長谷川がスティールからレイアップシュートを沈め、45-32で試合を折り返す。
3Q 33-21
川崎がさらにリードを広げる。途中で集中を切らしてしまうも、締め直し25点リードで最終クォーターへ。
川崎が#33長谷川のゴール下、#23ジャニングの連続3Pシュートで残り8:42には53-32と再びリードを20点台に乗せる。#0藤井のジャンプショットで残り5:40には63-37と最大26点までリードを広げた川崎だったが、その後はイージーミスによるターンオーバーや茨城に6本のオフェンスリバウンドを許すなど、茨城に付けいる隙を与えてしまう。川崎 佐藤HCはタイムアウトをとって締め直すと、#27熊谷・#13前田の得点で再びリードを広げ、#34アギラールの3Q終了と同時の3Pシュートで78-53と再びリードを25点まで広げて最終クォーターへ。
4Q 15-14
川崎がリードをうまく使いながら優位に試合を進め6連勝。
茨城が#55谷口の2本の3Pシュート、#15トラソリーニのインサイドで点差を縮めてくるが、川崎は慌てることなくショットクロックを使いながら、3Qまでのリードを使って試合を進めていく。最後に#13前田・#35ヒースの3Pシュートで再びリードを広げた川崎が93-67で勝利。
佐藤賢次ヘッドコーチ
「いつでもどんな時でもこんなディフェンスができるようにやっていきたい」
ディフェンスの修正が目標の試合でしたが、67失点に抑えることが出来たので、選手が本当によく頑張ったと思います。今日のように出だしからディフェンスを仕掛けていくのがうちのベースなので、どれだけ連戦が続いても、いつでもどんな時でもこんなディフェンスができるように、波がないようにこれからやっていきたいと思います。
(マット・ジャニング選手の起用が増えたように思うが)マットのパスが上手いところや人を使ってボールを動かせるところは強みでもありますし、ポイントガードにも適しているので、今は色々と試している段階ですが、これから成長させてチームの強みにしていきたいと思います。
(天皇杯に向けて)しばらく試合がなく練習ができるので、しっかりとコンディションを整えて、今の課題の修正やチームを成長させて12月1日の4次ラウンドに向けて頑張りたいと思います。
#23 マット・ジャニング
「自分らしいプレーができているなと思っています」
(現在のコンディションについて)すごく良くなっていると思います。アウェーで2連勝することは凄く難しいことなので、それを達成できてよかったです。今日は前半からエナジーを出して、主導権を握って自分たちがやりたいことをできたので、そこが勝負の分かれ目だったのかなと思います。復帰してからの2試合、コンディションが上がらない状況もあったのですが、昨日今日とシュートもしっかり入って自分らしいプレーができているなと思っています。自分のシュートでリードを作れて、チームを勝たせることができたことはよかったです。
(天皇杯4次ラウンドに向けて)数週間前に行われた3次ラウンドも見ていました。天皇杯に参加できることを楽しみにしています。前回は川崎が優勝しているので、今日みたいないいエナジーを出して、自分たちらしいプレーができれば勝利をもぎ取れると思いますので、ひとつひとつ勝っていって2連覇を目指したいと思います。
(ファンに向けて)茨城まで足を運んでくださったファンの皆さまありがとうございました。配信を見て応援してくださった方々の応援も僕たちの力になりました。また次のホームゲームへの来場をお待ちしています。また応援よろしくお願いします。
#33 長谷川技
「しっかりディフェンスできたと思います」
昨日、自分たちのディフェンスができずに大量に失点してしまい、自分たちのディフェンスのベースになるものは何かというのをチームでしっかり確認しました。その結果、(今日は)相手を60点台に抑えることができましたし、個人としてもシューターである福澤選手にしっかりディフェンスできたと思います。ポイントガードからもスティールするなど、昨日よりうまくできたのでよかったと思います。
(バイウィークを挟んで天皇杯が始まります)まずはしっかりと休んで、練習が始まったら切り替えて天皇杯4次ラウンドの富山戦に向けてしっかり準備していくことになるので、みんなでハードワークしてリーグ戦にもいい流れを繋いで行ければと思います。
#35 ジョーダン・ヒース
「バイウィーク前に6連勝できてよかったです」
いいエナジーで試合ができたと思います。アウェーでの2連勝で、バイウィーク前に6連勝できてよかったです。チームメイトがいいパスをくれたのでそれが今日の自分の数字に現れたのだと思います。引き続き応援よろしくお願いします。