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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/18 B.LEAGUE 2021-22 第12節 GAME1 (20/60) 千葉J 85-89 川崎

第11節を終えてともに15勝4敗、昨シーズン王者・千葉ジェッツとの東地区最高勝率の2チーム同士による今シーズン初対決GAME1。

お互いにハードなディフェンスを展開しながら、前半で千葉Jが最大14点をリードするが、川崎は#0藤井が積極的なオフェンスと守備で千葉J#2富樫を苦しめると、#7篠山のディフェンスでの貢献もあり3Q終盤に逆転。4Qは息を飲む展開となる中、川崎がリードを守り切り89-85で勝利。

1Q 21-23
千葉Jが先行するも川崎が追いつきその後は競り合う展開に。

序盤は#33ムーニーのミドルシュート、#31原の3Pシュートでまずは千葉Jが抜け出す。序盤ショットが決まらなかった川崎も#22ファジーカス・#0藤井の得点でスコアを伸ばし始めると、残り4:57に#11増田のゴール下で11-10と逆転に成功。ここから点差が離れずお互い得点を重ねていき、21-23で1Q終了。

2Q 19-24
千葉Jにフィジカルに試合のペースを掴まれるも、アギラールの得点でくらいつき7点ビハインドで後半へ。

ディフェンスのギアをあげた千葉が#33赤穂の得点でリードを広げる。千葉Jのハードなディフェンスに苦しむ川崎はタイムアウトを取ると、直後のオフェンスで#34アギラールが3Pシュートを決めるが、千葉Jも#33赤穂が3Pシュートを決め返すと、#34スミスが連続のポストプレーで得点し29-38の千葉J9点リードでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト後も得点につなげられない川崎は千葉J#34スミス・#1ダンカンの得点で残り2:37には29-43と14点までリードを広げられるが、#23ジャニングの3Pシュート、#34アギラール の連続得点で点差を縮め、40-47の7点差で試合を折り返す。

3Q 30-20
藤井が自ら得点をあげてチームを牽引すると、代わった篠山がディフェンスで活躍、川崎が逆転して最終クォーターへ。

川崎#0藤井が後半開始早々に3つ目のファウルをコールされてしまうが、そのまま出場を続けるとドライブからのバスケットカウント、さらに3Pシュート・ドライブと連続得点をあげてチームを牽引。リードする千葉Jも残り5:18に#0藤井へのマッチアップを続けていた#2富樫が4つ目のファウルでベンチに下がると、ここで川崎も#0藤井を休ませる。川崎は#0藤井に代わって入った#7篠山がディフェンスで立て続けにボールを奪うと、攻めては#23ジャニングの3Pシュートで残り2:21には61-63と1ポゼッション差に迫る。千葉Jタイムアウト後にも#23ジャニングが3Pシュートを決めると、残り0:51には#22ファジーカスが3Pシュートを沈めて川崎が逆転。70-67で最終クォーターへ。

4Q 19-18
残り4分以降両チームのフィールドゴール成功0本という壮絶な守り合いを制し、川崎が4点差勝利。

千葉Jが点差を縮めれば川崎が引き離す展開が続き、川崎がわずかにリードしながら進める。川崎#35ヒース のダンクで82-76の6点リードでオフィシャルタイムアウトを挟むと、タイムアウト明けに千葉J#2富樫がジャンプショット・3Pシュートと立て続けに沈め、残り4:17には82-81の1点差に。川崎はこの局面をディフェンスで堪えると、#22ファジーカスのフリースローで加点し84-81で残り1分をきる。千葉Jのファウルから#0藤井・#23ジャニングのフリースローで残り0:32には87-81とリードを広げた川崎だが、千葉J#34スミスに3本のフリースローを与えてしまうと、直後のスローイン時の交代のコールを巡って#23ジャニングがテクニカルファウルをコールされてしまい、千葉Jがさらに#2スミスのフリースロー1本を加算して残り0:29には87-85の逆転圏内に。逆転にかける千葉Jは#34スミスに3Pシュートを託すが決まらず、しっかりとリバウンドを取った川崎が#0藤井のフリースローで89-85としてタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「アグレッシブにやり返すことが出来た」

前半は千葉さんの得意な形に持っていかれて色々と反省点がありますが、ハーフタイムでしっかり修正して後半は千葉の早い展開と勢いに負けないように、とにかくアグレッシブにやり返すことが出来たので良かったです。

(後半の勝負の分かれ目は)第3Qでディフェンスをしっかりと締めて追いつけたところが大きかったと思いますし、ゲームをコントロール出来たことが大きかったと思います。明日はとにかく出だしがポイントになってくると思います。今日の後半のように受け身にならずに攻めること、やられたらしっかりやり返すこと、そしてしっかり準備することを徹底して臨みたいと思います。

#0 藤井祐眞
「ディフェンスの強度が落ちて富樫選手にいいようにやられてしまった」

個人的には一週間ぶりの試合だったので息が上がってしまい、ディフェンスの強度が落ちて富樫選手にいいようにやられてしまったのが反省点です。第3Qではオフェンスでいいリズムを取ったのですが、終盤で何本かシュートを落としてしまったので、しっかりと決めきる力をつけていきたいと思います。

(明日に向けて)トランジションだったりリバウンドの相手の一番の強みを出させないように、悪い流れがあっても、いかに自分たちの流れに持っていくかというところが大事になってくると思います。気持ちの部分でも、出だしから受け身ではなく自分たちから攻める気持ちでいきたいと思います。

#7 篠山竜青
「ディフェンスを改善して逆転勝利できたことは凄く良かった」

前半失点が多くなって、それをしっかりハーフタイムで修正して、ディフェンスのところで改善して逆転勝利できたことは凄く良かったですし、東地区首位攻防戦だったので、アウェーで1戦目を勝ちきれたのは良かったと思います。

(3Qのハッスルプレーについて)数字にならない部分での貢献ということを体現できたのかなと。凄く手応えを感じていますし、しっかり仕事ができたと思います。明日もう一つ勝って、はずみを付けられるようにしたいので、ファミリーの皆さん、会場や配信、いろんなところで一緒に戦ってください。よろしくお願いします!

#34 パブロ・アギラール
「自分たちがやるべきこと、特にディフェンスでしっかりと集中して勝利できた」

今日はタフな試合でした。前半は自分たちの思い通りにはならなくて、そこから後半になるタイミングでメンタルを切り替えて、自分たちがやるべきこと、特にディフェンスでしっかりと集中して勝利できたことが一番大事だと思います。勝率的にも首位対決で、ここで勝つことが重要だったので、勝ててよかったです。明日もがんばります!

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