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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/24 B.LEAGUE 2021-22 第13節 GAME1 (22/60) 川崎 90-81 大阪

クリスマスイブ~クリスマスの連夜に開催される「聖夜決戦」。対するは、昨シーズンのチャンピオンシップ以来の対戦となる西地区の大阪エヴェッサ。

試合は「KAWASAKI ENERGY DAYS」のスペシャルユニフォームを着た川崎が、開始から#0藤井の3本の3Pシュートなどで先行。途中得点が止まり大阪に追い上げられる場面もありながら18点リードで前半を終えるも、3Qに大阪に32得点の猛攻を受け、一時は1ゴール差に迫られる。ここを川崎は#7篠山の連続得点で凌ぐと、4Qの勝負どころでディフェンスからの連続得点で大阪を引き離し、90-81で勝利。

1Q 30-19
開始から川崎が藤井とジャニングの3Pシュート連発でリードを掴む。

前日に30才の誕生日を迎えた川崎#0藤井が開始から積極的にシュートを放ち、開始3分あまりで3Pシュート3本を含む10得点。大阪も#25ニュービルのゴールアタックや#20合田のアウトサイドシュートで得点を重ねる。川崎は#23ジャニングも3Pシュート連発で残り5分を待たずに得点が20を超えるが、ここで#0藤井をベンチに下げるとペースダウン。大阪#25ニュービル・#13中村の3Pシュートで5点差まで追い上げられるが、残り1:00から#7篠山・#22ファジーカスの得点で川崎が引き離し、30-19で1Q終了。

2Q 18-11
川崎の得点が止まり追い上げられるが、オフィシャルタイムアウトを境に流れが一変。川崎18点リードで後半へ。

川崎が開始5分間でわずか2得点とスコアを伸ばせずにいる間、大阪が#25ニュービルの3Pシュートなどでじわじわと追い上げ、32-26でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト以降は逆に大阪の得点を4点に抑えると、#34アギラール・#0藤井のバスケットカウントなどで得点を重ねた川崎が48-30とリードして試合を折り返す。

3Q 21-32
大阪ニュービルがこのクォーター16得点。32点のビッグクォーターを作られながらも、篠山の得点でリードを守り切り最終クォーターへ。

川崎は#22ファジーカスが次々にシュートを沈めていくが、大阪#10ドブラスと#25ニュービルがそれを上回るペースで得点を重ね、点差を詰める。勢いの止まらない大阪はさらに#33ブラウン・#25ニュービルと連続3Pシュートで点差を詰めると、残り2:05に#25ニュービルのフリースローで62-60の1ポゼッション差に。ここで川崎は#7篠山が3Pシュート、ジャンパーと連続得点。何とかリードを保ち、69-62で最終クォーターへ。

4Q 21-19
勝負どころでディフェンスから連続得点を上げた川崎が大阪の猛攻を振り切り勝利。

3Q終盤に4つ目のファウルをコールされた#25ニュービルをベンチに下げる大阪に対し、川崎がじわじわと点差を広げていく。残り6:04、79-67の場面で大阪は#25ニュービルを投入すると、#31木下のフリースロー、#10ドブラスのインサイドで79-71としてオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、#25ニュービルのドライブから#33ブラウンのゴール下という大阪の得意パターンでの得点で6点差に迫られた川崎だったが、直後にスティールからの速攻2連発で得点をあげると、さらに#0藤井・#34アギラールの3Pシュートで残り1:58には88-75と大阪を引き離す。川崎はタイムコントロールをしながら試合を進め、ラスト10秒で今シーズン初出場を果たした特別指定選手の#3米須が1on1から得点し90-81でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「勝負どころでうちらしい良いディフェンスができた」

よくシュートが入った出だしと、勝負どころでうちらしい良いディフェンスができたことはよかったです。スカウティングしていたが対策しきれなかったところは明日に向けて改善したいと思います。あとは、最後に米須が決めてくれてよかったです。

(今シーズンまだ連敗が無いことについて)切り替えの仕方を工夫しています。あまり良くない負け方をした時は、次の試合が決勝のような意気込みで臨むこともあります。これだけ連戦が続くスケジュールなので、リフレッシュの仕方はこれからも工夫したいと思っています。

(クリスマスイブのゲームだったがチームにはどんな話をしたか)クリスマスの特別な夜に、会場まで応援に来てくださることはすごく大きなことだと思っています。そのサンダースファミリーの気持ちを裏切らないよう、試合を通して何かを届けようと伝えました。千葉JのGAME2で負けて、連戦の疲労があった中、何か次に向かうきっかけを探していた中でのクリスマスゲームだったので、チームが今一度一つになるための良い機会になったと思います。

(米須選手の位置づけについて)昨シーズンは全てが初めてでしたが、今年はプロのシステムや、大事にすべきことを理解しているはずなので、さらにステップアップした姿を見せてもらいたいです。13人の中の1人なので、競争に勝って戦力になって、昨シーズンよりもステップアップしたと言えるようなシーズンにして欲しいと思っています。

#3 米須玲音
「10秒ほどでしたがすごく楽しかったです」

サンダースファミリーの皆さんお久しぶりです。今日は試合に出場したのは10秒ほどでしたがすごく楽しかったです。コートに入る前はアシストか得点かどちらかを決めようと考えていたので、最後に得点を決められてよかったです。

今シーズンも選手の皆さんから沢山学んで、ファミリーの皆さんとバスケットを一緒に楽しんでいけたらと思います。これからも応援よろしくお願いします。

#7 篠山竜青
「勇気を持って打ち続けること、アタックし続けることが鍵になると考えていました」

出だしで(藤井)祐眞がファーストパンチで勢いを持ってきてくれたことがよかったです。2Qで得点が止まってしまった時間帯はありましたが、うちらしく良いディフェンス力で勝ち取れた勝利だと思います。

(自らシュートを打つシチュエーションが多く見えたが)大阪のディフェンスを見て、勇気を持って打ち続けること、アタックし続けることが鍵になると考えていました。日頃から良い練習はできていましたし、仲間からの鼓舞も受けて決める自信はありました。

(最後のヒーローインタビューで米須選手に呼ばれた時の心境は)ちゃんとわかってるなと(笑) 。一人でやってくれとも思いましたが、言われたことに対してひとひねりができて、会場も盛り上がったのでよかったと思います。短い出場時間の中でも最後にシュートを決めたところも含めて、改めて只者ではないなと思いました。

#23 マット・ジャニング
「特別な日に、バスケの試合を応援したいと思ってくださる皆さんのことはすごく特別な存在」

良い試合だったと思います。第1Qでしっかりとシュートを決めて良いスタートを切って、そこからリードしてハーフタイムで18点差をつけることができました。相手に主導権を握られる展開もありましたが、最後にはしっかりと勝ち切ることができたと思います。

(クリスマスゲームの会場の雰囲気について)今日は皆さん来てくださってありがとうございます。特別な日に、バスケの試合を応援したいと思ってくださる皆さんのことはすごく特別な存在です。会場もとても良い雰囲気でしたし、後半に勝ち切ることができたのもファンの皆さんのおかげです。

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