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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 1/2 B.LEAGUE 2021-22 第15節 GAME1 (25/60) 川崎 103-71 三遠

2022年の「バスケ始め」となる今節、約1年10ヶ月ぶりに100%の収容率で開催されるホームとどろきアリーナで、三遠ネオフェニックスを迎え撃つ2連戦のGAME1。

1Qは点の取り合いとなるが、2Qに入ると川崎がディフェンスで主導権を握り16点リードで試合を折り返す。後半、三遠もディフェンスの強度をあげて得点ペースをあげるも、川崎も真っ向勝負で譲らず、4Qに三遠を引き離して103-71の32点差でタイムアップ。

年またぎの2試合連続100点ゲームで、新年の初試合を勝利で飾った。

1Q 30-24
華やかな点取り合戦。10アシストと流れるようなオフェンスを展開した川崎が6点をリード。

#0藤井の3Pシュートで川崎が2022年最初の得点をあげると、高さのミスマッチをついて#35ヒースにボールを集め、ディフェンスを収縮させての#23ジャニングの3Pシュート、#35ヒースのアリウープで得点を重ねていく。三遠も#0ラベナ・#21田渡のゴールアタックを軸に得点をあげて譲らず、点差が離れずに試合が展開。#34アギラール、#23ジャニングの3Pシュートで抜け出した川崎が、30-24の6点リードで1Q終了。

2Q 20-10
川崎がディフェンスで主導権を握り、11-0のランで一気にリードを広げる。

開始から川崎が#13前田の2本の3Pシュートなどで11-0のラン、リードを広げ43-26でオフィシャルタイムアウトを迎える。ここから三遠は#20ハリスがインサイド~3Pシュートと広いシュートレンジで得点をあげるが、川崎も約1ヶ月ぶり出場の#27熊谷がスティールからダンクを決めるなどディフェンスで試合を優位に進め、50-34で試合を折り返す。

3Q 26-26
ディフェンスのギアをあげる三遠に対し、川崎も守備でペースを奪い返す。

三遠がディフェンスの強度をあげると、#21田渡がスティールから得点。しかし川崎も#22ファジーカス・#23ジャニングの3Pシュートなどで縮められた点差を取り返す。このクォーターを26-26の同点とし、76-60で最終Qへ。

4Q 27-11
川崎が猛攻で三遠を引き放し、32点差勝利。

#27熊谷・#0藤井の3Pシュート、#7篠山のドライブなどで川崎が一気にリードを広げる。92-67でオフィシャルタイムアウトを迎えると、#13前田・#18鎌田・#3米須が息の合ったプレーで得点を重ね、103-71でタイムアップ

 

 




佐藤賢次ヘッドコーチ
「ディフェンスの強度を上げて(ゲーム)コントロールができた」

今日の試合は2Qと4Qのディフェンスが勝因かなと思います。ニック(・ファジーカス)選手が狙われているところがありましたがそこを我慢できました。トランジションでやられてしまったところもありましたが、チームで話し合いながら2Qと4Qでディフェンスの強度を上げて(ゲーム)コントロールができた試合だったと思います。あとは熊谷選手が良いカムバックをしてくれて、チームとしても非常に良い試合になりました。

(熊谷選手の復帰と活躍について)一番嬉しかったのは迷いなく3Pシュートを打ち切ってくれたことです。久しぶりの試合で感覚的に不安もあったと思いますが、勇気を持って迷わずにプレーしてくれたことが一番嬉しかったです。試合に出られなかった期間も穂坂ACと共に練習よりもきついくらいのワークアウトをして、それを乗り越えて自信を持って帰ってきてくれたので、チーム全体の力が集まったカムバックだったなと思います。試合後には穂坂ACも皆から称えられていたので、それもチームとして良いことだなと思います。

(約2年ぶりとなる100%収容での試合について)やっぱり全然違いましたね。びっしりとたくさんお客さんが入った前で試合が出来るというのは改めて幸せなことだと思いますし、その分、しっかりしたプレーを見せなければならないと思いましたし、お客さんから貰えるエナジーも全然違うなと改めて思いました。

#0 藤井祐眞
「『これがホームコートアドバンテージだな』と改めて実感することができました」

ディフェンスは最初相手のシュートが入っていましたが、我慢して2Qの出だしから非常にいいオフェンスができて効率よく点が取れたのはよかったです。ただ3Q途中に走られて得点を許してしまったので、そこは明日修正して、同じことをやられないように40分間戦いたいと思います。

(久しぶりの100%収容で迎えたホームゲームについて)いいプレーが出た時の会場の盛り上がりがすごくて、それで自分たちが勢いに乗っていけたので「これがホームコートアドバンテージだな」と改めて実感することができました。

#27 熊谷尚也
「チーム一丸となって2022年の初勝利をすることが出来て良かったです」

新年一発目の試合ということで、見ていただいた通りチーム一丸となって全員で戦うことができ、2022年の初勝利をすることが出来て良かったです。今日から100%の収容でお客さまに入場していただいて、皆さんの前で勝てたことは良かったと思いますし、最高でした。ディフェンスなど細かい部分で修正しなければならない部分はありますが、それでも71失点に抑えることが出来たのは良かったです。

(欠場期間のワークアウトについて)穂坂ACとのワークアウトは本当に普段の練習よりもしんどかったですが、チームのために一緒に戦うことができたのも穂坂ACをはじめトレーナー陣や皆の支えがあって復帰出来たので本当にありがたいです。

(佐藤HCが迷わずに3Pシュートを打ったことを称えたいと言っていたが)あまり迷いは無かったです。チームとしても僕が入団した時からオープンシュートは迷わずに打てと言われていて、チームとしても共通認識としてあるのでそこは迷ったらいけないと思い、思いきって打つことができました。これも佐藤HCの教えのお陰だと思っています。シュートを決めた時に会場がすごく沸いていたのは分かりましたが、それに満足することなく40分間はしっかりと集中してプレーしようと思っていました。でも、最後にMVPが発表された時の会場の盛り上がりはしっかりと聞こえていました。

(明日に向けて)明日もタフな試合になると思います。明日はチケットも完売ということなので、皆さんの前で明日も勝利出来るようにチーム一丸となってしっかりと戦っていきたいと思います。

#34 パブロ・アギラール
「観客の皆さんの応援がすごく心強く、とてもうれしかった」

(オフェンスリバウンドについて)いつも言っていることですが、オフェンスリバウンドに飛び込むのはチームを助けることに直結するのでそれは僕の強みですしできるだけ自分のベストを尽くすことが大事だと思っています。取れることで攻撃回数も増えたり、いいオフェンスに繋げられると思うので、常に狙っています。

(日本に来て初めての100%収容の会場で試合をして)すごくよかったです。コートからの見え方が50%とは全く違いました。観客の皆さんの応援がすごく心強く、とてもうれしかったです。

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