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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 2/6 B.LEAGUE 2021-22 第21節 GAME2 (32/60) 川崎 85-68 SR渋谷

川崎にとっては首位浮上がかかる、サンロッカーズ渋谷戦のGAME2。

前半から川崎が着実にリードを広げていく。SR渋谷も前日30得点の#14マカドゥのインサイドアタックを中心に状況の打開を図ってくるが、川崎はチームディフェンスでSR渋谷をリズムに乗らせず、最後まで集中を切らさなかった川崎が85-68で勝利。

チームは5連勝。勝率により川崎は東地区の首位に浮上。水曜日に控えた天皇杯準決勝へ向けても、勢いのつく勝利となった。

1Q 27-20
増田の連続得点で川崎が膠着状態を抜け出し、11点リードで1Q終了。

#23ジャニングのジャンプショットで川崎が先制すると、交互に点を取り合う展開に。11-10で残り4分をきると、ここから川崎が#11増田の連続得点で抜け出す。#27熊谷の好守の活躍も光った川崎が10-0のランでさらにリードをひろげ、24-13で1Q終了。

2Q 19-18
川崎がリードを広げるがSR渋谷もマカドゥのインサイドで追い上げ、12点差で後半へ。

川崎はこのクォーターでも#11増田がポストプレーやアシストで存在感を発揮。SR渋谷#8高橋の3Pシュート、#14マカドゥのリバウンドショットで連続得点を許すが、川崎も#0藤井が連続得点をあげると、SR渋谷がタイムアウトを取った後も#22ファジーカス・#35ヒースの得点で残り1:44には41-25と最大16点までリードを広げる。ここからSR渋谷#14マカドゥの得点で43-31として試合を折り返す。

3Q 26-17
SR渋谷のストロングポイントを抑えた川崎が優位に試合を進める。

#22ファジーカスの3Pシュート、#11増田のファストブレイクで川崎がテンポ良く得点を重ねる。SR渋谷#14マカドゥのこのクォーターの得点を4点に抑えると、#22ファジーカスのバスケットカウント、#0藤井のジャンプショットで残り1:12には一時22点までリードを広げ、69-48で最終クォーターへ。

4Q 16-20
SR渋谷に追撃の機会を与えず、リードを守り勝利。

川崎が#7篠山のドライブや#35ヒースのアリウープで加点し、SR渋谷に反撃のチャンスを与えない。77-58となった残り5:55、SR渋谷は#14マカドゥをベンチに下げる。川崎も控えメンバーを全員出場させながら最後まで集中を切らすことなく試合を進め、85-68でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「うちらしいディフェンスで68失点に抑えることができた」

予想していた通り渋谷さんの激しいディフェンスに苦しむところはありましたが、ファミリーの皆さんのサポートのお陰で勝ち切ることができました。チーム全員でボールを追いかけてうちらしいディフェンスで68失点に抑えることができたことが勝因だと思います。全員揃っていない中ですが、みんなでカバーしながら良い試合が出来たことは成長に繋がったと思います。

(アギラール選手が不在の中でインサイドを粘り強くできた要因は)ゾーンを使いながらという部分もありましたが、特に熊谷選手が非常に良い働きをしてくれたと思います。本来3番の選手ですが、4番ポジションでも全然やれる、そういう力をしっかり見せつけてくれたと思います。

(次戦に向けて)いよいよ来週水曜日、天皇杯準決勝です。昨シーズンのチャンピオンシップで敗れた宇都宮さん相手なので、リベンジの意味も込めて選手、スタッフ、ファミリーの皆さんチーム一丸となって次の試合も頑張りますので、応援よろしくお願いします。

#7 篠山竜青
「パブロが不在な中で熊谷が良い繋ぎをしてくれた」

ディフェンスの部分で68失点に抑えることができたのが一番大きかったと思います。パブロ(・アギラール)が不在な中で熊谷が良い繋ぎをしてくれて、チームとしても良くなっていると思うので、しっかりとこれを継続して天皇杯でも良いチャレンジが出来るように頑張りたいと思います。

(昨日に比べるとターンオーバーからの失点が少なくなっていたが)昨日のような布陣でもPGとして乗り切る力が必要だったなということが自分としては今節の反省点です。前田も増田も2,3番の選手で一緒に出ることで攻撃力が出るラインナップだと思うので、彼らに良いアタックをしてもらうためにも自分がしっかりとコントロールして彼らの強みを活かせるような導き方を出来たらチームとしてももっともっと厚みが出ると思います。

(コロナ禍での変則的な状況で心がけていることは)難しいシーズンだと思いますが、みんなで出来ることに集中して一つ一つしっかりと準備をするというところが、今の川崎の良い基盤になっていると思います。例えば来週の天皇杯もそうですが、ターゲットを定めてそれに向かって一人ひとりが課題を明確にして向き合っていることが高い集中力を保てている要因だと思います。

#11 増田啓介
「SR渋谷よりさらに激しいディフェンスをして、しっかり走ることが出来た」

タフな連戦でしたが、ファンのみなさんのお陰で2連勝することができて良かったです。渋谷さんはディフェンスが非常に激しいチームなので、僕らもそのインテンシティに負けないようにさらに激しいディフェンスをして、そこからファストブレイクを出すということでしっかり走ることが出来たと思います。

#27 熊谷尚也
「いい勝ち方で天皇杯準決勝に向かえる」

試合前に佐藤HCも言っていましたが、今日の試合は本当にタフになるというところで、ゲームの入りから、激しいディフェンスでミスを誘ってファストブレイクから点をとってリズムを作れたことがよかったですし、それを40分間全員がコートで表現できたことがよかったです。天皇杯前最後のゲームで内容のいい勝ち方をすることができて、天皇杯準決勝に向かえるのでよかったと思っています。

(SR渋谷のインサイド陣への対応について)前節の北海道でも僕がインサイドを守るので、ミスマッチは出来てしまいますが、練習の中からチームでそこをカバーしようとしてくれたので、相手を楽にプレーさせないようにプレッシャーを与えて、少しでも焦らせるように意識しました。ニック(・ファジーカス)やジェイ(ジョーダン・ヒース)のヘルプにも頼りながら、僕は僕の仕事をやろうということでそこが上手くいったので、本当にチームメイトのおかげかなと思います。

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