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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 3/26 B.LEAGUE 2021-22 第27節 GAME1 (42/59) 川崎 84-89 名古屋D

東地区3位につける川崎と、西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズの今シーズン初対戦。

前半、試合のペースを掴んだのは名古屋D。強度の高いディフェンスで1Qに川崎に5つのターンオーバーを誘発させると、#43エサトンを中心にバランス良く得点。川崎はシュートチャンスを作るも思うように決められず苦しい展開を強いられるが、#0藤井が2Qだけで11得点と奮起し39-46で試合を折り返す。後半に入ると、#0藤井と#23ジャニングの3Pシュートで川崎が点差を縮め、逆転して最終クォーターに入るが、4Q残り5分から名古屋D#1パークスが9得点の活躍でリードを広げ、84-89でタイムアップ。

川崎の連勝は6でストップ。

1Q 18-23
守備合戦から、川崎に5つのターンオーバーを誘発させた名古屋Dがリード。

開始からお互い積極的なディフェンスで相手のターンオーバーを誘う。13-15で残り5分をきると、ここから名古屋Dが#43エサトン・#3伊藤・#16ソコと連続で得点をあげ、残り3:05には14-21と抜け出す。ここでタイムアウトを取った川崎は名古屋Dの得点ペースを落とすことに成功すると、#23ジャニングの3Pシュート、#7篠山のフリースローで点差を縮め、18-23で1Q終了。

2Q 21-23
内外バランスよく得点をあげる名古屋Dが一時13点までリードを広げるが、川崎も藤井の個人技で点差を縮める。

フリーのシュートチャンスを作るも決め切れない川崎に対し、名古屋Dはミドルエリアから高確率でシュートを沈めリードを広げる。川崎も#0藤井の2本の3Pシュートで持ち堪え、26-34でオフィシャルタイムアウトを迎える。タイムアウト明け、#23ジャニングの3Pシュートで川崎が点差を5点まで縮めるが、川崎はそこからアウトサイドのシュートが決まらず、再び名古屋Dにリードを広げられていく。残り1:57には#8張本の3Pシュートで31-44と名古屋Dが13点までリードを広げるが、川崎は#0藤井の連続得点などで点差を縮め、39-46の7点ビハインドで試合を折り返す。

3Q 30-20
藤井・ジャニングの3Pシュートで川崎が追い上げ、リードを奪い最終クォーターへ。

川崎が#0藤井と#23ジャニングの3Pシュート攻勢で一気に点差を縮めると、残り4:38には#35ヒースのダンクで60-60の同点に追いつき、勢いそのまま#22ファジーカスの得点で逆転に成功。名古屋Dも#32狩野のフリースローで再逆転すると、ここからリードチェンジを繰り返す展開となり、69-66の川崎3点リードで最終クォーターへ。

4Q 15-23
同点でオフィシャルタイムアウトを迎えるも、そこから名古屋Dが勝負どころでのパークスの得点で抜け出し、悔しい敗戦。

お互いに決死のディフェンスで相手に楽なシュートを打たせず息を飲む展開が続く。残り4:55、74-74の同点でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、名古屋Dが#12中東・#1パークスのフリースローでリードを4点に広げると、さらに名古屋Dが#2齋藤の3Pシュート、#1パークスのファストブレイクで残り2:53には76-85の9点差に。川崎は後半2つ目のタイムアウトを取ると、#23ジャニングのドライブ、#0藤井のフェイダウェイシュートで点差を縮め、82-88で残り時間は1分をきる。残り0:43、川崎が#23ジャニングのフリースローで差を4点に縮めるとフルコートのディフェンスを仕掛ける。名古屋D#43エサトンのシュートを止めると、残り0:09に#13前田が3Pシュートを放つが決めることができず、84-89でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「しっかり見直して明日やり返したい」

非常に悔しいです。 前半相手のプレッシャーにボール運びのところで苦労して、オフェンスのリズムが作れない時間が続きましたが、後半アジャストしていいオフェンスを作ることができました。勝負どころで走られて簡単に点を取られてしまったところと、名古屋Dさんがビッグショットを決めて、うちはオープンで打ったシュートが入らなかったところの差(が敗因)だと思っています。ただファストブレイクとセカンドチャンスで30点取られてしまっているので、本来そこをチームとして徹底しなければいけなかったです。

ですが悪かった部分だけでなく、いい部分もあるので、しっかり見直して明日やり返したいと思います。

(新型コロナウイルスの影響で他のチームに中止試合が出ている状況について) そういう情報に振り回されたり、フラストレーションを溜めてしまう状況ではあります。地区優勝や順位にフォーカスすればそれぞれ思うことはあったりしますが、自分たちがコントロールできることは米須選手を含めた13名で築き上げた川崎のバスケットボールを1試合でも多く、コート上で表現することが一番大事で、そのために頑張っています。今日が終わって残り17試合ですが、あと17回そのチャンスがあると思っています。

みんなで積み上げてきたものをしっかり表現して、課題が見つかればまた成長ができる、それを繰り返して行くしかないので、試合を通して、バスケットボールを通して、ポジティブなモノを伝える、そこにフォーカスしていこうと話しました。

#0 藤井祐眞
「明日切り替えてやり返したいと思います」

アウェーの4連戦(新潟・秋田・群馬)を連勝で終えて、久しぶりのホームゲームだったのでどうしても勝ちたかったですし、自分たちより上位にいる2チームが試合がないということで、勝つしか上にいく方法がないので落とせないですし、自分たちもなんとしてでも勝ちたいという想いで臨みました。

出だしから名古屋Dさんに確率よく3Pシュートを決められて苦しい流れになってしまいました。ただ3クォーターで立て直して、いい流れで4クォーターに入れましたが、残り5分ぐらいから相手のチェンジングディフェンスで点が止まってしまいました。その間に自分たちはターンオーバーしてしまったり、相手に走られてしまったりで、最終的にそこが敗因だったと思っています。

しっかり反省して明日切り替えてやり返したいと思います。

#7 篠山竜青
「今日もらった課題を修正して明日やり返せるようにしていきたい」

なかなかリズムに乗れない時間帯でもついていって、一度は逆転するところまで持っていけましたが、その後名古屋Dにトランジションの部分だったり、オフェンスリバウンドのところなど細かい部分を突かれて、離されてしまったと思います。

しっかりと映像を見直して、今日もらった課題を修正して明日やり返せるようにしていきたいと思います。ホーム・とどろきアリーナでサンダースファミリーの後押しをもらって、明日もう一回ハードな試合ができるように頑張るので一緒に戦ってください。

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