後半にリードを広げて危なげなく勝利したGAME1から一夜明けての、秋田ノーザンハピネッツ戦GAME2。
開始から川崎がリードをして進めるも、要所でシュートを決める秋田に点差を離せず、前半を40-40の同点で試合を折り返す。後半、#0藤井・#23ジャニングの得点を中心に川崎が得点を伸ばし、4Q残り7:06には77-59と18点までリードを広げる。しかし、秋田は気持ちを切らさず#7グリンの得点を中心に追い上げると、残り1分、81-75の6点差まで迫る。川崎が#0藤井のドライブで残り0:53にリードを8点まで広げ、ここで勝負ありかと思われたが、秋田は#51古川・#9デイビスの3Pシュートで1点差まで迫り、86-84で迎えた残り0:04、#17中山のハーフコート付近からのシュートが試合終了のブザーとともに決まり、86-87でタイムアップ。
川崎は#0藤井がキャリアハイとなる29得点と攻撃を引っ張ったが、秋田に4Qだけで34得点を許し、記録更新を勝利で飾ることはできなかった。
1Q 22-17
5本の3Pシュートを決めた川崎が5点リードで1Q終了。
川崎が開始からリズム良くオフェンスを展開し、残り6:34に#0藤井の3Pシュートで13-5とリード。ここで秋田がタイムアウトを取ると、秋田が川崎の得点ペースをダウンさせる。6点のリードを保ちながら試合を進める川崎だったが、秋田#5田口の連続得点で残り1:22に19-17となったところで川崎がタイムアウト。#7篠山の3Pシュートで川崎が22-17としたところで1Q終了。
2Q 23-18
秋田が逆転。川崎は藤井の連続得点で追いつき再逆転するも、終盤に秋田が同点に追いつき後半へ。
秋田が積極的なゴールアタックで点差を縮めると、残り7:34には#5田口の3Pシュートで23-26と逆転。さらに#5田口・#7グリンの3Pシュートで26-32と6点までビハインドを背負う川崎だったが、#0藤井が3本のフリースローと3Pシュートで32-32の同点に追いつきオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、#22ファジーカスの得点で川崎が再逆転に成功するが、残り0:03に#9デイビスのバスケットカウントで秋田が同点に追いつき40-40で試合を折り返す。
3Q 25-13
川崎がエナジー全開!藤井・ジャニングの得点で一気にリードを広げる。
川崎が#23ジャニングの3Pシュート、#0藤井のバスケットカウントで開始1分で6点のリード。タイムアウトをとった秋田は#9デイビスが2本のシュートを決めるが、川崎は#0藤井・#23ジャニングが3Pシュートを決めるなど、残り5:17には58-44と点差を広げる。残り0:22に秋田#12川嶋が3Pシュートを決めるが、65-53の川崎12点リードで最終クォーターへ。
4Q 21-34
川崎が18点までリードを広げるが、秋田のオフェンスが爆発し34得点。試合終了ブザービーターショットで逆転負けを喫す。
川崎は守りに入らず#23ジャニングの3Pシュート、#7篠山のバスケットカウントで77-59と18点までリードを広げる。しかし秋田も気持ちを切らすことなく、#7グリン・#12川嶋の3Pシュートなどで追い上げると、残り2:10、1:42にも#7グリンが立て続けに3Pシュートを決め、81-75となったところで川崎はタイムアウト。川崎は#0藤井がドライブでキャリアハイ更新となる26点目をあげ、残り0:53で83-75とリードを8点まで広げるが、秋田は#9デイビスのフリースロー、#51古川・#9デイビスの3Pシュートで残り0:15には83-82の1点差に。ファウルゲームを仕掛ける秋田に、#0藤井がフリースローを決めて残り0:04、86-84。秋田のラストオフェンス、#17中山がドリブルで駆け上がりハーフコート付近から放ったシュートがゴールに吸い込まれ、ブザービーターで3Pシュート成功。86-87で秋田が逆転しタイムアップ。
佐藤賢次ヘッドコーチ
「40分間やるべきことをやりきることをもう一度突き詰めていきたい」
非常に悔しい敗戦になりました。相手が激しく来ることは予想していた中で前半は我慢して後半は相手のディフェンスに対してしっかりとアジャストして良いゲームコントロールが出来ていましたが、第4Q残り5分から24得点を与えてしまったことが敗因だと思います。3Pシュートも7本決められていたので、40分間やるべきことをやりきることをもう一度突き詰めていきたいと思います。
(終盤戦でチームに伝えていることは)とにかく一戦一戦最善を尽くすことと、試合を通して我々が何を残すのかということを伝えています。やることは変わらないので今日もそのつもりで臨み、選手もしっかりとやってくれましたが、ゲームの終わりの部分のマネジメントが課題だったと思います。
#0 藤井祐眞
「こういう試合をしっかりと勝てるようにしなければならない」
4Q残り5分くらいまで良いバスケをしてうちのペースだったと思いますが、最後の最後でディフェンスから流れを掴まれてシュートを決められてしまいました。こういう試合をしっかりと勝てるようにしなければならないと思います。最後にフリースローも1本落としてしまいましたが、そういう部分でもしっかり決めきれるように良いメンタルでフリースローを打ち切りたいと思います。こういう試合でチームはまた成長するので、しっかりと勝てるようにしたいです。
(自身のキャリアハイについて)負けた試合では意味がないので、次は勝ってキャリアハイを更新したいと思います。
#7 篠山竜青
「詰めの甘さがあったからこういう結果になったと思う」
非常に悔しい敗戦になりました。最後の3Pシュート以外の部分でも点差を離せる部分はもっとあったと思いますし、4Qで失点を多くしてしまったのでゲームの終わり方を丁寧にする必要がありました。リードはしていたものの、まだまだ詰めの甘さがあったからこういう結果になったと思うので、ここから色々な事を経て、また強くなっていかなければならないと思います。ホームでこういう敗戦になってしまったことは非常に残念ですが、シーズンはまだ続くので、もっと強いチームになれるように成長していきたいと思います。