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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/27 B.LEAGUE 2021-22 第34節 (51/55) 川崎 92-77 千葉J

天皇杯決勝以来の対戦となる、東地区首位 千葉ジェッツとのとどろきアリーナでの今季初対戦。

ビッグラインナップが機能した川崎が序盤で15点をリードするが、1Q残り3分から千葉Jのアウトサイドシュートが入り出すと勢いに乗り、点差を縮められる。かろうじてリードを保った川崎が45-44で試合を折り返す。

3Qもお互いに譲らない展開の中、#7篠山の連続得点で川崎がわずかにリードを広げると、試合が動いたのは4Q。開始から5分間、川崎は千葉Jの得点を2点に抑えると#11増田・#34アギラールらが得点しリードを15点まで広げる。猛攻をかける千葉Jに対し、川崎も#0藤井・#27熊谷の3Pシュートで点差を縮めさせず、92-77でタイムアップ。

1Q 27-20
ビッグラインナップが機能した川崎が15点までリードを広げるも、千葉もアウトサイドシュートで追い上げ7点差で1Q終了。

ビッグラインナップの川崎が序盤からサイズでアドバンテージのある#34アギラールのポストプレーを起点に得点を重ねると、守備でも千葉Jにペイントエリアで仕事をさせず、残り6:49で9-1とリード。タイムアウトを取る千葉だが、アウトサイドのシュートが決まらず、#22ファジーカス・#0藤井の得点でさらにスコアを伸ばしていく。開始から6分間以上フィールドゴールの成功が0本だった千葉Jだが、残り3:35に#34スミスが3Pシュートを決めると、さらに#34スミス・#21エドワーズのアウトサイドが決まり飛行高度を上げると、残り1分から#2富樫が2本の3Pシュートを沈め、27-20で1Q終了。

2Q 18-21
千葉に猛攻を受けながらリードを保って試合を折り返す。

開始早々に#34スミスの3Pシュートで千葉Jが4点差に迫るが、川崎も#11増田・#22ファジーカスの得点で再びリードを広げる。残り4:50、36-28でオフィシャルタイムアウトを迎えると、ここから千葉Jが#13大倉の3Pシュート、#33ムーニーのジャンプショットで1ポゼッション差に迫る。千葉に逆転のチャンスを与えてしまいながらも、川崎は#35ヒースのダンク、#23ジャニングの3Pシュートで持ち堪える。終了間際、千葉J#2富樫のバックコートからの3Pシュートが決まるも45-44と川崎がリードをキープして後半へ。

3Q 27-22
息を飲む攻防。篠山の得点でリードを広げた川崎が6点リードで最終クォーターへ。

千葉J#2富樫が決めれば、川崎#23ジャニングが決め返す展開で、川崎がわずかにリードしながら試合が進む。川崎が連続のファストブレイクで残り2:56、65-59とリードを広げると、千葉Jもタイムアウトを取り、#2富樫のスティールから#33ムーニーの豪快なアリウープダンクに繋げ、今度は川崎がタイムアウト。その後#7篠山の連続得点などで72-66と川崎が6点をリードして最終クォーターへ。

4Q 20-11
千葉Jの得点を抑え込んだ川崎が一気にリードを広げ勝利。

開始5分で千葉Jの得点を2点に抑えた川崎が、#11増田の得点などでスコアを積み上げ、残り4:31、83-68の15点リードでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、千葉Jは#33ムーニー・#34スミスのゴールアタックで得点をあげてくるが、川崎は#34アギラールのバスケットカウント、#0藤井の3Pシュートなどで点差を縮めさせず、92-77でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「選手もスタッフもファミリーの皆さんも一丸となって戦って掴んだ勝利」

40分間、遂行力が高く強度も高い素晴らしい試合が出来たと思います。とどろきの雰囲気も最高でしたし、選手もスタッフもファミリーの皆さんも一丸となって戦って掴んだ勝利だったと思います。特にディフェンスの部分でずっと強度が落ちなかったので、それが最後に効いて4Qでは11得点に抑えることが出来たのかなと思います。本当にチームで掴んだ勝利だと思います。

(今日の千葉戦での爆発力の要因は)前節までは他クラブの勝敗次第なところがありましたが、今節からの残り試合を全勝すると東地区2位になれることもあり、そのことをポジティブに捉えて、残りの試合もチャンピオンシップのつもりで全試合勝ちにいこうというミーティングをしたことが、今日の爆発力に繋がったと思います。

#0 藤井祐眞
「チームとして成長したなと思います」

一人ひとり本当に気持ちが入ったプレーをしていたことが出だしのところで現れたと思います。チームの課題でもあるゲームクロージングのところでも最後までしっかりとリードを保つことができ、チームとして成長したなと思います。

(自身の4Q最後のシュートについて)ゲームの終盤で、ゲームウィナーとなるシュートや大事なところでのシュートを決めきれることは大事だと思っているので、今日のように試合を決めるようなシュートが打てたことは良かったです。

(ゲームクロージングの部分で、秋田戦での敗戦からチームが学んだことは)自分たちのミスから逆転をされてしまったことのダメージは大きかったですが、残りの試合を全勝することで東地区2位になれるので、チームとしても残りの試合をチャンピオンシップのつもりで戦って2位以上の順位を獲ろうと話していますし、全力でフルスロットルでやりきりたいと思います。

#7 篠山竜青
「A東京戦も高いエナジーで連勝したい」

(今日の勝因は)今日の試合含めて残りの5試合を全勝すると自力で東地区2位に浮上することが出来るということで、残りの試合をチャンピオンシップモードでいこうと賢次さん含めてみんなで話が出来たことが大きかったです。

(A東京戦に向けて)A東京戦の2試合もとどろきでのホームゲームなので、高いエナジーで連勝したいと思います。

#11 増田啓介
「しっかりと勝ちにつなげることが出来たので、よかったです」

今日の試合は残りの試合の5試合全部勝てれば、東地区2位でチャンピオンシップに進出出来るということで、残り試合フルスロットルで戦おうと試合に臨んで、しっかりと勝ちにつなげることが出来たので、よかったです。

(マッチアップの意識と自身の評価ついて)千葉ジェッツさんは富樫選手やスミス選手がストロングポイントだと思うので、その2人に3Pシュートを打たせないようにしっかりとディフェンスすることを意識してゲームに入りました。試合全体通してよかったところもありつつも、富樫選手相手にポストアップで攻めきれなかったところもあったので、良い点悪い点をビデオを見てしっかり振り返って、A東京戦に向かって修正していきたいと思います。

#34 パブロ・アギラール
「ディフェンス面で素晴らしい仕事が出来たと思っています」

今日の勝利は本当に大事なものだったと思います。最初から自分たちのバスケットが出来ていたと思っていて、後半特にディフェンス面で素晴らしい仕事が出来たと思っています。自分たちにとってこの試合に勝つことは本当に重要でしたし、引き続き前を向いてやっていきたいと思います。

次節のA東京戦もチャンピオンシップのホームでの開催に向けてとても重要な試合になると思っています。 自分たちのベストを尽くして、2連勝してチャンピオンシップのホーム開催をつかみ取りたいと思います。

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