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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 5/7 B.LEAGUE 2021-22 第36節 GAME1 (54/55) 三河 59-85 川崎

前節で東地区2位に浮上し地区優勝の可能性も残す川崎と、ワイルドカードでのチャンピオンシップ進出を狙う西地区4シーホース三河の、リーグ戦最終節にして今シーズンの初対戦。

スタートからビッグラインナップの川崎が攻守にゲームの主導権を握り、リードを広げていく。2Qにシュート決定率が落ちたところで三河が#9ローレンスの個人技や#19西田のアウトサイドシュートで点差を縮め、39-30で試合を折り返す。
後半、川崎が3Q序盤では#0藤井の連続得点、中盤からは#27熊谷の連続10得点でさらにリードを広げると、最後まで三河に反撃の機会を与えず85-59で勝利。

この試合での勝利、また他会場での試合結果により、川崎ブレイブサンダースの東地区2位以上が確定となり、チャンピオンシップ クォーターファイナルのホーム開催が決定した。

1Q 28-11
ビッグラインナップで三河のオフェンスを抑えた川崎がリードを広げる。

川崎が#22ファジーカスとのハイローで#34アギラールが最初の得点をあげると、#0藤井・#22ファジーカスの3Pシュート、#27熊谷のバスケットカウントで開始3分で11-4と先行。守備でもペイントエリア周辺で堅い守りをみせる川崎が三河の得点を抑えてリードを2桁に乗せる。三河も#19西田の3Pシュートや#9ローレンスのゴールアタックで得点をあげるが、川崎の勢いが上回り、#7篠山の3Pシュートで28-11と17点までリードを広げて1Q終了。

2Q 11-19
シュートが決まらない川崎が三河のアウトサイドシュートで点差を縮められ後半へ。

#9ローレンスの連続得点で三河が点差を縮める。得点が止まっていた川崎は#22ファジーカスをコートに戻すと、その#22ファジーカスのポストプレーで33-19としたところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト後、三河は#4ユトフ・#3柏木が3Pシュートを決めるのに対し、フィールドゴールが決まらない川崎はフリースローでリードをキープする。残り:20、川崎はタイムアウトからのセットプレーをパスミスで成功できず、逆に三河#19西田にブザービーターで3シュートを決められ39-30で試合を折り返す。

3Q 30-13
三河の攻撃をシャットアウトした川崎が藤井・熊谷の得点で30点をあげ、大きくリードして最終クォーターへ。

川崎#0藤井が3Pシュート、ドライブからのバスケットカウントと立て続けに得点をあげ、残り7:05で49-32とリードを広げる。このクォーターだけで6本のスティールをあげるなど川崎は三河にオフェンスのリズムを作らせず、#27熊谷のダンクシュートを含む連続10得点でさらに三河を引き離し、69-43で最終クォーターへ。

4Q 16-16
最後までリードをキープした川崎がまずはGAME1を勝利。

川崎は三河に反撃の糸口を与えずゲームをコントロールし、3Qまでのリードをキープしながら試合を進める。最後は日本人メンバーだけで試合を締めた川崎が85-59で勝利。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「全員集中して出た選手がそれぞれ強みを発揮してくれました」

(前半と後半の入りのよさについて)1Qはいい形で入ることができて、全員集中して出た選手がそれぞれ強みを発揮してくれました。2Qでオフェンスでシュート入らなくてうまくいかなかった時間帯で、ディフェンスが緩くなってしまったり、トランジションが遅くなってしまったりといろいろあったので、そこを後半修正して3Qまたいい形が作れたのでよかったです。

(4Qの残り7分でとったタイムアウトでの指示について )リバウンドを連続でとられてしまうことが続いていて、三河さんは速く攻めてリバウンドをとって攻撃回数を増やしてくる時間帯だったので、それをやらせてはいけない場面でルーズボールがとりきれなかったので、集中しましょうと指示を出しました。

(明日に向けて)明日はリーグ戦最後の試合になります。選手たちに話しているのは、1シーズンこのメンバーで成長し続けてきた姿を、川崎のプレーをコートで40分間表現しようと伝えています。 今日もブレイブレッドを身に着けたたくさんのファミリーの皆さんが会場に応援に来てくれて、配信を応援してくださっている皆さんもいるので、川崎らしいバスケットを40分間やりたいと思います。

#0 藤井祐眞
「チャンピオンシップのつもりで戦いました」

自力で2位以上を決めたいという想いがチームとしてあって、チャンピオンシップのつもりで戦いました。

出だしから非常にいいバスケットが出来たと思っていましたが、2Qで相手のチェンジングディフェンスでシュートが入らなくなってしまいリズムが悪くなり点数が詰められてしまい、そこは課題かなと思っています。後半はしっかりアジャストしてプレーすることが出来て、相手にオフェンスリバウンド17本とかなりの数を許してしまったので、明日はリバウンドのところをもう少ししっかり対応したいと思います。

(自身のパフォーマンスについて)自分としてもチャンピオンシップのつもりで試合に入って、それをしっかりプレーで見せられたとは思いますが、ここ数試合フリースローの確率がとても悪いので、チャンピオンシップの戦いだと1本1本が響いてきますので、出だしから確率よく決めていきたいです。

(千葉の勝利、地区優勝について)他力本願ではあるので、明日も試合があるので自分たちの試合に集中して、もし試合後まだ千葉vsSR渋谷の試合があれば、見守りたいと思います。

#27 熊谷尚也
「スタートでもベンチスタートでも、しっかり自分の仕事をするだけ」

(今日の試合でどのようなことを意識していたか)リーグ戦の最終節で2連勝して、チャンピオンシップをホームで開催するということをチームで共有していたので、それに向けて川崎のバスケットを40分間やりきるということを意識して臨みました。

(スタートメンバーとして意識していることは)スタートでもベンチスタートでも、どのタイミングで試合に入ってもやるべきことは変わらないので、しっかり自分の仕事をするだけだと思っています。

(今日の自身のプレーについて)先週のA東京戦から自分のパフォーマンスが上がってきたという自覚があったので、今日もしっかりとコートで表現しようという意識が良い結果に繋がったので満足しています。

(明日に向けて)現地に応援に来てくださっている方や配信で応援してくださっている方のために、しっかりと川崎らしいバスケットをしてチャンピオンシップをホームのとどろきアリーナで開催できるように一丸となって明日も戦いたいと思います。
※本コメント後、他会場の試合結果によりクォーターファイナルのホーム開催が決定

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