西地区3位(12/3終了時点)につける島根スサノオマジックとの、2シーズンぶりとなる対戦。
川崎は序盤からゾーンディフェンスを仕掛けて島根の得意な#2ビュフォードのアタックからのオフェンスを封じると、1Qの中盤から#22ファジーカスが次々に3Pシュートを射抜き前半だけで22得点。14点リードで試合を折り返した川崎は、後半に入っても試合のペースを握る。得点を許しても決め返し、さらに守備を修正して島根に流れを作らせず、4Q序盤には20点までリードを広げる。最後まで守備の集中を切らさず島根を64点に抑えた川崎が80-64で勝利。
1Q 17-18
島根にリードされるも、ファジーカスの連続3Pシュートで点差を詰めて1Q終了。
お互いにターンオーバーが続く立ち上がりとなる中、川崎は開始からゾーンディフェンスで島根のエース#2ビュフォードの得点を抑え、中盤までは互角の展開を続ける。島根が#55谷口が2本連続で3Pシュートで抜け出すと、川崎も#22ファジーカスがお返しとばかりに連続3Pシュートを決め返し、17-18と点差を詰めて1Q終了。
2Q 45-31
納見の3Pシュートで川崎が逆転に成功すると、ファジーカス が前半だけで22得点をあげ、リードして後半へ。
#21納見の3Pシュートで川崎が逆転に成功。川崎は1Qで機能したゾーンディフェンスを継続して島根の得点を抑えると、#22ファジーカス・#2ヤングジュニアの得点で残り6:26には29-21とリードを広げる。島根がここでタイムアウトを取り、#2ビュフォードのスティールから#4ケイがレイアップを沈めると、川崎 佐藤HCもすぐさまタイムアウトを請求。タイムアウト明け、#18鎌田が3Pシュートを沈めると、残り4:15にも#22ファジーカスのアシストから#18鎌田のゴール下でリードを2桁にのせる。島根も#3安藤・#55谷口がアウトサイドから3Pシュートを沈めてくるが、川崎は好調の#22ファジーカスが前半だけで3Pシュート5本を含む22得点をあげ、45-31で試合を折り返す。
3Q 22-20
川崎が守備でしっかり立て直し、島根に流れを渡さず試合を進める。16点差で最終クォーターへ。
島根がゴールアタックから#4ケイに繋ぎ連続得点で点差を縮める。ターンオーバーが続いていた川崎だったが、#0藤井のジャンプショットで落ち着きを取り戻すと、#35ヒースの3Pシュートで再びリードを広げる。#13前田のフリースローで残り3:08には61-42とこのクォーター最大の19点まで点差を広げる。島根の連続3Pシュートに対してもタイムアウトで立て直すと、#13前田・#21納見のシュートでしっかりと決め返し、67-51で最終クォーターへ。
4Q 13-13
守備の集中を切らさずにゲームをクローズさせた川崎が勝利。
#21納見・#13前田のゴールアタックでさらにリードを広げる川崎。大きく点差が開いた状態で試合を進めながらも、ミスが起きると#22ファジーカス・#0藤井をコートに戻すなど、相手につけ入る隙を与えず、80-64でタイムアップ。
佐藤賢次ヘッドコーチ
「明日は今日よりもいい試合ができるように」
まず20時開始という遅い時間の試合にも関わらず沢山のファミリーの皆さんにお越しいただきありがとうございました。皆さんのおかげで勝つことができました。島根さんはとても強いチームだと思っていて、色んな準備をしてここに来たんですけど、選手がよく頑張ってくれて勝ててよかったです。
相手の攻撃力を警戒して試合に臨んだんですが、64失点に抑えられたということで、選手たちが意識高く持ってやりきってくれたのでそれが勝利につながったと思います。とはいえオフェンスで17ターンオーバーと多いので、明日に向けてはそこが修正点だと思いますし、まだまだうちは成長していく段階なので、今日の試合でも課題を見つけて、明日は今日よりもいい試合ができるように良い準備をしたいと思います。
(水曜ゲームがある週の中で準備してきたことがうまくいった要因は)まずは島根というチームがどういうチームなのかを選手みんなが理解していて、相手の一番の強みを消すために何をしなきゃいけないのか、特にトランジションのオフェンス、あとは個の1対1の強い部分をどうやってチームで守るか、そこに集中して準備の段階から取り組んでくれていたと思います。それがコート上で表れていたのでいい試合でした。
#0 藤井祐眞
「明日は安藤選手を止められるようにまた気合を入れて頑張りたい」
(出身の島根のチームとの対戦について)前回の対戦は島根ホームだったこともあって、懐かしい感じというか友人や親戚、家族が応援に来てくれたので嬉しかったですが、今回は川崎のホームで特別な気持ちはなくプレーできました。
(安藤選手とのマッチアップについて)やっぱり上手かったですし、時間がないところでのタフショットを目の前で決められてしまったので、明日は止められるようにまた気合を入れて頑張りたいと思います。
#18 鎌田裕也
「自分の入ったラインナップが武器になったら、より一層チームとしても力が上がる」
出だしは競った試合展開で、少しずつ川崎に流れが来たときに出番があったので、いつも練習しているラインナップでの出場だったこともあって、相手がどういうディフェンスをしてくるのか見ながら、自分の役割を探した結果あの時間帯でリードを奪えたのでよかったと思います。
(仙台戦以降の活躍について)誰かが欠けたからといってチームの力がダウンしてしまうということではなくて、僕ができることを全力でやって、チームを盛り上げるために頑張らないとな、と思っていましたし、ジェイ(ジョーダン・ヒース)を休ませるという意味でも(自身が加わっている)ラインナップはありだと思っていて、それが自分の武器になってチームとしてのオプションに加えられたらより一層チームとしても力が上がるなと考えています。チームのラインナップによって役割は変わってくるのでそこで自分が何ができるか、チームメイトが自分に対して求めているものもありますし、そこの仕事をしっかりした上で挑戦していくことが重要かなと思います。
#22 ニック・ファジーカス
「入ったかなと思ったシュートを外してしまったのでそれを決めきれるようにしたい」
今シーズンはまだホームでの試合があまりなく、水曜に横浜BCとの試合がありそこでいい試合を見せることができたので、今日もファンの皆さんに喜んでもらえる試合をしたいと思って臨みました。
(今日のスタッツについて)今日は自分の3Pシュートがよく入ったのでそこはよかったんですが、2本ほど入ったかなと思ったシュートを外してしまったのでそれを決めきれるようにしたいと思います。とどろきで2連勝しているので、3連勝できるよう頑張ります。
(ファンに向けて)今日は本当に遅い時間までお付き合いいただきありがとうございます。明日もナイトゲームになりますが、応援よろしくお願いします。