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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/17 B.LEAGUE 2022-23 第12節 GAME2 (21/60) 川崎 70-66 宇都宮

97得点をあげて勝利をあげたGAME1から一夜明けての、宇都宮ブレックス戦GAME2。

序盤の点の取り合いで宇都宮が頭ひとつ抜け出すと、その後はお互いロースコアな展開が続くが、2Q残り3分から宇都宮が0-10のランでリードを広げ22-32で試合を折り返す。後半、川崎が追い上げるが宇都宮も要所で決め返し点差を詰めきれない中、#0藤井・#35ヒースの3Pシュートで3Q1:52に一時逆転に成功。宇都宮もすぐに決め返し、我慢比べが続いた4Q残り1:29、#22ファジーカスのシュートで川崎が逆転すると、さらに#7篠山が勝利を決定づける3Pシュートを沈める。最後まで粘る宇都宮を振り切り、70-66で勝利。

川崎は8日間で5試合というタフな日程を、全勝という最高の結果で乗り越えた。


1Q 14-18
シュートが決まらず追いかける展開。篠山の3Pシュートからリズムを取り戻すが4点ビハインドで1Q終了。


#18鵤の3Pシュートで宇都宮が先制。川崎も#35ヒースがレイアップで決め返すと、その後は交互に点を取り合う展開。フリースローが決まらず流れに乗れない川崎は#7篠山を投入すると、その#7篠山が3Pシュート成功。これでリズムを取り戻した川崎は#22ファジーカス・#13前田も3Pシュートで続き点差を縮めるが、終了間際に宇都宮#13渡邉のジャンプショットで14-18と宇都宮4点リードで1Q終了。


2Q 8-14
ロースコアな展開。藤井の3Pシュートで1ゴール差に迫るが、宇都宮の猛攻を受け10点差で後半へ。


お互いにショットミス、ターンオーバーが続き得点が伸びないが、宇都宮が#13渡邉・#42フォトゥと連続で得点をあげ残り6:51に15-22となったところで川崎 佐藤HCはタイムアウトを請求。川崎は#22ファジーカスをコートに戻すと、#21納見との連携から#22ファジーカスが得点し、今度は宇都宮がタイムアウト。その後は両チーム再び得点が停滞。残り3:55、#0藤井の3Pシュートで川崎が20-22の2点差に迫るが、ここから宇都宮が#40スコット・#34ジェレットのインサイド、さらに#13渡邉・#34ジェレットと連続3Pシュートで0-10のラン。川崎も#22ファジーカスが決め返すが、22-32の10点ビハインドで試合を折り返す。


3Q 25-17
追い上げる川崎が藤井・ヒースの連続3Pシュートで一時逆転に成功。宇都宮に再度リードを奪われるも2点差で最終クォーターへ。


川崎#2ヤングジュニアが得点して点差を縮めるが、5点差まで迫ると宇都宮も#42フォトゥ・#34ジェレットらが決め返し再びリードを広げる。残り3:19、#35ヒースのバスケットカウントで39-44とまたも5点差の壁に迫った川崎は、#21納見のアシストから#0藤井が3Pシュートを沈めると、宇都宮タイムアウト後にも#35ヒースが3Pシュートを決め45-44とついに逆転に成功。得点が止まっていた宇都宮も#34ジェレット・#18鵤らの得点で再びリードを奪い、47-49で最終クォーターへ。


4Q 23-17
残り1:29にファジーカスの得点で逆転に成功すると、篠山のこのクォーター3本目の3Pシュートで勝ち越した川崎が激闘を制し5連勝。


川崎が#7篠山の3Pシュートで同点に追いつくと、宇都宮も#13渡邉が2本連続の3Pシュートで引き離す。残り4:57、53-58の宇都宮5点リードでオフィシャルタイムアウト後、川崎は#7篠山・#0藤井が3Pシュート成功。宇都宮も#40スコットがペイント内で得点してくるが、残り1:29に#22ファジーカスのジャンプショットで65-64と川崎が逆転。宇都宮がここでタイムアウトを取るが、直後のオフェンスを#22ファジーカスがパスカットで川崎ボールとすると、迎えた残り0:39、#7篠山の3Pシュートでリードを4点に広げる。宇都宮は#13渡邉が遠い距離からの3Pシュートを放つが決まらずファウルゲームを仕掛けるが、川崎は#2ヤングジュニア・#22ファジーカスがフリースローを決めて、70-66でタイムアップ。


佐藤賢次ヘッドコーチ
「我慢、我慢をして掴んだ勝利だったと思います」

タフなスケジュールの中で、この強度のプレーを40分間続けた両チームの選手たちは本当に凄いと思いますし、そこをまずは称えたいと思います。その中で、今日は前半から相手のディフェンスの対策が凄くて全然的を絞らせてもらえず、本当に苦しい苦しい試合になりました。ハーフタイムで、まずはメンタルの切り替えを第一にそれだけ話をして、後半のスタートのところで戦術的なことを話して、それを選手がしっかり遂行してくれたことで後半に48得点出来たことが大きかったと思います。我慢、我慢をして掴んだ勝利だったと思います。今までそこが課題だった分、今日の勝利は大きいですし、この先に繋がる良い試合が出来ました。

こういう苦しい試合を勝ちきることが出来たのは、とどろきアリーナとサンダースファミリーの皆さんの後押しのおかげです。ありがとうございました。

(ファンに向けて)宇都宮さんとはいつもこういう試合になります。本当にライバルだと思っていますし、またしのぎを削って対戦したいと思っているのでまたよろしくお願いします。来週はアウェーで船橋に行ってきます。良い試合をしますので、会場で、配信で応援よろしくお願いします。

#0 藤井祐眞
「チームとしてもっと成長していきたい」

連勝することが出来てまずは良かったと思います。ただ、簡単には連勝させてくれないというか、昨日と今日では全然違ったゲームになって、今日はロースコアで我慢の時間帯が続いて去年と同じ様な試合展開でしたが、勝ちきれたところは本当に良かったと思います。2Q終盤で(宇都宮の)渡邉選手に勢いを持っていかれた場面もありましたが、うちも、今日の(篠山)竜青さんや納見選手など控えの選手が出てきた時にチームに勢いを与えるというのは凄く大事だと思いますし、チームもステップアップしている中で、一人ひとりがもっと力を発揮出来るようにチームとしてもっと成長していきたいと思います。

(次節の千葉J戦に向けて)現在東地区首位の千葉Jさんとの戦いはやはりタフなものになると思います。同じポジションの富樫選手とのマッチアップのところで流れを作られないよう、ディフェンスを一番に考えてプレーしたいと思いますが、ディフェンス以外でもしっかりアタックしてアグレッシブに行くことで勢いを作れると思うので、富樫選手とのバトルは意識して戦いたいと思います。連勝を続けることを目指して頑張ります。

#7 篠山竜青
「みんなでやるべきことを遂行し、それを信じる力がついてきたのを感じた」

ロースコアで宇都宮さんのペースで進んだ試合でしたが、しっかり我慢して我慢してついていけたことが大きかったと思いますし、みんなでやるべきことを遂行し、それを信じる力がついてきたのを感じた良い勝利だったと思います。お互いにエースクラスのベストボールハンドラーが怪我で出られない状況でしたが、本当にレベルの高いゲームになったんじゃないかなと思います。

(3Pシュートが4/6本という今日のプレーについて)チームでしっかりボールが回ってくるようになって凄く川崎らしいオフェンスが出来ているので、自分は迷いなく打ち切るだけでした。

(ここまでの試合を振り返って)序盤は凄く苦しかったのですが、皆さんの後押しのおかげで調子を上げられてきていると思いますし、今まだマット・ジャニング選手が怪我でリハビリをしていますが、彼が戻ってきたらもっともっと強くなると思うので、楽しくなってきたところです。

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