2022年最後の2日間で開催される今節、相手は川崎にとって近年の対戦で大きく負け越している”難敵”京都ハンナリーズ。
#23ジャニングが開幕節以来の復帰となったこの試合だったが、前半は京都ペースで試合が進む。8本の3Pシュートを決めるなど高確率でシュートを沈める京都に対し、川崎は#2ヤングジュニア・#35ヒースのゴールアタックを軸に得点し、43-49の6点ビハインドで試合を折り返す。
後半、一時京都に引き離されるも、川崎は#0藤井・#2ヤングジュニア・#22ファジーカスの3人で3Qに24得点・11アシストと一時逆転に成功するが、京都もすぐにリードを奪い返し拮抗状態で4Qに入ると、両チーム得点ペースが落ちる中#27熊谷の3本の3Pシュートで川崎が再度逆転。しかしここでも京都は冷静に決め返すと、オフェンスリバウンドからの追加点でリードを広げ、83-87で敗戦。
1Q 20-26
京都が5本の3Pシュートを決めるなど高確率のシュートでリード。
川崎は#2ヤングジュニアのゴールアタックを軸にオフェンスを展開。序盤はゾーンディフェンスを攻めあぐねていた京都も#7ライトの3Pシュートと#1ユトフのジャンプショットで得点。外からのシュートが好調の京都が残り2:09で15-22とリードしたところで川崎は1つ目のタイムアウトを使うと、#22ファジーカスの3Pシュート、#35ヒースのドライブで得点をあげるが、今日も#31ディアロらが得点し20-26で1Q終了。
2Q 23-23
ヤングジュニアがこのクォーターだけで10得点をあげる活躍をみせるが、点差を縮められず後半へ。
#31ディアロ・#23ガドソンのインサイドで20-32と京都が2桁までリードを広げるが、川崎も#22ファジーカス・#2ヤングジュニアの3Pシュートで31-39と追い上げてオフィシャルタイムアウト。川崎はその後も#2ヤングジュニアが活躍をみせるが、京都は#7ライト・#11久保田の3Pシュートなど高確率のシュートを維持し、43-49で試合を折り返す。
3Q 27-23
藤井・ヤングジュニア、ファジーカスのコンビネーションで川崎が逆転に成功するも、京都が再逆転して第4Qへ。
#0藤井の3Pシュートで川崎が3点差に迫るが、ここから京都が#31ディアロのダンクを皮切りに0-9のランで一気に引き離す。川崎 勝久HC代行はタイムアウトで流れを切ると、#0藤井・#2ヤングジュニア・#22ファジーカスのコンビネーションで次々ネットを揺らし、残り2:46には#2ヤングジュニアのドライブで64-63と逆転に成功。さらに#27熊谷の3Pシュートで4点までリードを広げるが、京都も#21満田の3Pシュート、さらに#21満田のスティールから#1ユトフのダンクで再逆転。70-72の京都2点リードで最終クォーターへ。
4Q 13-15
熊谷の3本の3Pシュートで逆転に成功するも終盤京都にリバウンドから得点を決められ敗戦。
京都がシュートを決めれば川崎も決め返して食らいつく展開。残り7:01に#27熊谷が3本目の3Pシュートで川崎が同点に追いつくと、残り3:59にも#27熊谷が3Pシュートを沈めて川崎が82-81と逆転。ホームとどろきアリーナをを沸かせる川崎だったが、京都は#11久保田がドライブでかき回しこの試合8本目のアシストで#31ディアロのダンクを演出すると、次のオフェンスでは3本のオフェンスリバウンドから#7ライトが得点し、残り0:55で82-85とする。川崎はタイムアウトを取ると好調の#27熊谷にシュートを託そうとするが、#0藤井からのパスがターンオーバーとなってしまう。川崎はファウルゲームを仕掛けるが届かず、83-87でタイムアップ。
勝久ジェフリー ヘッドコーチ代行
「一つひとつのボールを追いかける姿勢において京都さんが圧倒的に上回っていた」
今日は京都さんの方がルーズボール、リバウンドなど一つひとつのボールを追いかける姿勢において圧倒的に上回っていたと思いますし、それを準備させられなかったことがコーチとして悔やまれます。
水曜日の信州戦でボールを追いかける部分でステップアップしたと話をしましたが、今日は同じような反応が出来ず残念な結果になってしまったので、明日はしっかりそこを見つめ直して試合に臨みたいと思います。
また試合のはじめの段階でディフェンスのトーンセットをさせてあげられなかったことはコーチとしても反省し、振り返りをして明日もっとインテンシティの高い川崎らしいバスケットボールができるようにチャレンジしたいと思います。
#2 マイケル・ヤングジュニア
「試合に負けてしまっては意味がない」
自分たちにとって厳しい敗戦でした。 京都がいい試合をして、自分たちのやるべきことが全く出来なかったと思っています。 全体を通してもっと強度を高くやることができたと思いますし、自分たちで打開していかなくてはいけないと思っています。
(Bリーグでのキャリアハイについて)キャリアハイを出しても試合に負けてしまっては意味がないと思うので、明日は自分たちがやりたいこと、やるべきこと、5連勝していた時の自分たちに戻って試合に臨みたいと思います。
#27 熊谷尚也
「せっかくのKAWASAKI ENERGY DAYSで勝利を届けられなかったことがすごく悔しい」
ディフェンスのところで良くない入りをしてしまって、そのままずるずると引き摺ってしまい、せっかくのKAWASAKI ENERGY DAYSで勝利を届けられなかったことがすごく悔しいです。特にディフェンスでやられてはいけないところでやられてしまい、良いディフェンスから良いオフェンスにつなげることが出来なかったのは反省点なので、明日はしっかりと全員がコートで表現してマット(・ジャニング)の復帰戦となった今節を勝利で飾りたいですし、(佐藤)賢次さんがいない分、しっかりとチーム一丸となってエナジーを出して頑張りたいと思います。
(積極的なプレーで得点をあげていたが)1本目を決めることが出来て、気持ちとしても落ち着いたこともありますし、味方のいいパスのおかげでリズムよく打つことが出来ました。 引き続きどんどん打っていきたいなと思います。
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