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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/31 B.LEAGUE 2022-23 第15節 GAME2 (26/60) 川崎 89-76 京都

87失点を喫して敗れたGAME1から一夜明けての、2022年ラストゲームとなる京都ハンナリーズ戦GAME2。

「ビッグ3」を軸にした的を絞らせないオフェンスで序盤から快調に得点を重ねる川崎だったが、2Qに入るとその勢いが止まってしまう。#1ユトフ・#31ディアロらの得点で逆転を許し、39-43で試合を折り返す。

後半も重い展開が続くが、京都がリードを広げ出した3Q終盤、川崎#7篠山がアシスト・ルーズボール・3Pシュートと強烈な存在感で川崎に勢いをもたらし逆転に成功して4Qを迎えると、勢いそのままに#35ヒース・#22ファジーカスの得点で京都を引き離し89-76でタイムアップ。

2022年の最終戦を勝利で締めくくった。


1Q 31-22
ファジーカスの12得点をはじめ、ビッグラインナップを軸に31得点をあげた川崎がリードして1Q終了。


序盤は両チームの外国籍選手がペイント内からのシュートで得点をあげていく。川崎が#35ヒースの3Pシュートで抜け出すと、残り4:51には#2ヤングジュニアのバスケットカウントで17-6と2桁までリードを広げる。得点が止まっていた京都はタイムアウトを取ると、#21満田の3Pシュート、続けて#23ガドソン・#13青木も3Pシュートを沈めて点差を縮めるが、川崎は#7篠山の3Pシュートやフリースローで得点を31まで伸ばし、31-22で1Q終了。


2Q 8-21
京都の守備を攻めあぐね逆転を許す展開。4点差を追いかけて後半へ。


川崎は1Qまでの勢いから一転、オフェンスにブレーキがかかってしまう。京都#1ユトフ・#7ライトの得点で残り5:58に33-30と迫られたところで川崎 勝久HC代行はタイムアウトを取るが、歯車を噛み合わせることができず、残り3:30に京都#1ユトフの3Pシュートで逆転を許してしまう。さらに#31ディアロの得点で39-43と京都が4点をリードして試合を折り返す。


3Q 23-18
京都に引き離され始めたところで、篠山が試合の流れを変えるビッグプレーを連発し川崎が逆転して第4Qへ。


どちらも大きくスコアを伸ばせず重い展開で試合が進む。残り4分をきったところで、京都が#11久保田・#7ライトの得点で52-61とリードを広げるが、ここから川崎は#7篠山のアシストから#27熊谷が3Pシュートを成功させると、さらに#7篠山のルーズボールから#22ファジーカスのダンク、#7篠山の3Pシュートで60-61の1点差に迫る。残り0:18、#27熊谷のフリースローで62-61と川崎が逆転に成功し第4Qへ。


4Q 27-15
3Qの勢いのまま京都を引き離し、年内最終戦を勝利。


#22ファジーカス・#35ヒースの得点で川崎が少しずつリードを広げていく。残り4:42、#27熊谷の3Pシュートで79-65のスコアでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、京都は#31ディアロ・#1ユトフがシュートを決めてくるが、川崎も勢いを止めることなく#2ヤングジュニア・#35ヒースを中心に得点をあげ、89-76でタイムアップ。


勝久ジェフリー ヘッドコーチ代行
「ホームで皆さんからエネルギーを貰いながら勝つことができました」

まず昨日の反省点として、自分のゲームプランのところで我慢しなければならないところ、絶対に徹底しなければならないところが曖昧になっていて選手の足が動かない部分があったのでそこを整理してもう一度臨みました。それでも今日は前半は我慢の展開が続いたんですけども、お互いを信じて、ゲームプランを信じて最後まで遂行してくれた結果、ホームで皆さんからエネルギーを貰いながら勝つことができました。京都さんは本当にいいチームだと思っていますし、チームにとっていいチャレンジだったので今日しっかりカムバックできてよかったと思っています。あとマット・ジャニングが昨日今日と復帰してくれたことはチームとしてすごく嬉しいことなので、今日も試合の中でいいプレーもたくさんありましたし、これからもマットと一緒に成長していければなと思います。

(ここまでのシーズンを振り返って)絶対に諦めないという力が自分たちについてきていると思います。難しい時期もありますけど、絶対に下を向かずにお互いを信じて誰かが欠けても他の選手がステップアップするということを繰り返しながら成長してきているシーズンで、この先が楽しみです。

(サンダースファミリーに向けて)新年が皆さんにとって最高の年であるように心から願っています。新年一発目は強敵A東京との戦いになります。まずは休んでリフレッシュしていい準備をして臨みたいと思います。

#7 篠山竜青
「皆さん、良いお年を!」

昨日の反省を生かして勝ち切れたことは良かったですが、チームとしてはもろいところが今節は出たと思うし、優勝するためには12人全員の力が必要になってくるので、良い課題を得られたと思って年越しを迎える、という試合でした。

(今日の自身のパフォーマンスについて)昨日はファウルトラブルとかもあってなかなかプレータイムを伸ばせなかったので、今日はしっかりインパクトを残したいというところもありましたし、ゾーンとかマンツーとか色々チェンジングディフェンスをしている中で、ディフェンスの強度が上がらない部分で自分がスイッチを押すという役割だったので、最低限の仕事はできたと思います。

(サンダースファミリーに向けて)皆さん、良いお年を!

#22 ニック・ファジーカス
「エナジーを持って勝ちにこだわってプレーしていました」

昨日の敗戦は自分たちにも堪える試合だったので、そういった意味でも今日は絶対にやり返さなければいけないと考えて、エナジーを持って勝ちにこだわってプレーしていました。

(今日の自身のスタッツについて)水曜日の信州との試合でシュート確率が17分の4で自分の納得の行く結果ではなかったので、中一日でしたが木曜日に50分以上ワークアウトをして、しっかりと汗を流してシュートタッチを確認したことが今週末につながっています。昨日今日とシュートはしっかり入っていたので、ちょっと疲れてはいますが結果を出せてよかったと思います。

(サンダースファミリーに向けて)皆さん良いお年を!

#23 マット・ジャニング
「これから自分の役割を全うしたいと思います」

まずファンの前でプレーすることができて良かったです。相手が本当にいいチームで自分たちの想像以上にタフな展開になったのですが、今日は良い形で勝利できて良かったと思います。

(復帰できたことについて)すごく良かったと思っています。まだ感覚は戻っていないですが、昨日より今日のほうが感触は良かったので、このまましっかりとコンディションを上げていけばシュートも入ってくると思います。大事なことはチームと一緒にいることで、これから自分の役割を全うしたいと思います。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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