4Q終了間際に同点に追いつかれ、延長戦で敗れたGAME1から一夜明けての、琉球ゴールデンキングス戦GAME2。
前半はGAME1と同じようにロースコアな展開。川崎は徹底的にインサイドの守備を固めて琉球のオフェンスリバウンドを防ぐが、それでも7本のオフェンスリバウンドを取った琉球が30-34とリードして試合を折り返す。
後半、#33長谷川の3Pシュートから川崎が逆転に成功。琉球#15松脇・#30今村らに3Pシュートを決められながらも、インサイドに絞った守備を続けると、琉球に幾度となく点差を詰められながら#18鎌田・#33長谷川が3Pシュートを決め返してリードを保ち、76-72で逃げ切り勝利。
1Q 16-20
ファジーカス、ヒースらの得点で序盤リードを掴むが、琉球に逆転を許して1Q終了。
川崎#33長谷川・琉球#14岸本の3Pシュートからスタート。#35ヒースの3Pシュート、#22ファジーカスのミドルシュートで川崎が12-5とリード。 しかし琉球がタイムアウトを取ると、#88牧・#7ダーラム・#1ダンカンに次々と3Pシュートを沈められ、16-20と逆転されて1Q終了。
2Q 14-14
鎌田・ジャニングの3Pシュートで点差を詰め一時逆転に成功するも、琉球の守備に苦しみ4点差で後半へ。
#18鎌田・#23ジャニングの3Pシュートで点差を詰める川崎が、残り4:59に#23ジャニングのドライブで26-24と逆転に成功したところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、守り合いとなる中で琉球#15松脇が2本の3Pシュートを沈めて26-30と再逆転。川崎はタイムアウト後フィールドゴール成功0本と琉球の守備に苦しむが、#0藤井・#2ヤングジュニアのフリースローで食らいつき、30-34で試合を折り返す。
3Q 24-14
長谷川の2本の3Pシュートなどで川崎が再逆転。琉球のインサイドを徹底して守り、リードを広げて最終クォーターへ。
#33長谷川の3Pシュート、#35ヒースのプットバックで川崎が再逆転。琉球がタイムアウトを取るが、川崎はさらに#33長谷川の3Pシュート、#2ヤングジュニアのバスケットカウントで44-36とリードを広げる。インサイドの守備を固める川崎に対し、琉球は#15松脇・#30今村が3Pシュートを決めてくるが、川崎も#22ファジーカス・#23ジャニングらが得点をあげて点差を縮めさせず、54-48で最終クォーターへ。
4Q 22-24
終盤の勝負どころで長谷川・#0藤井が値千金の3Pシュートを沈め、琉球の猛追を振り切り勝利。
攻守に強度を上げる琉球が#24田代・#88牧の得点で一気に点差を縮める。川崎も#18鎌田の3Pシュートでリードを保つと、残り4:33、#2ヤングジュニアがショットクロックギリギリでジャンプショットを沈め、66-57の川崎9点リードでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、再びギアを入れ直した琉球が#7ダーラムのフリースロー、#15松脇のバスケットカウントで再び2点差に迫るが、川崎は#33長谷川が4本目の3Pシュートを沈めると、#0藤井もこの局面で3Pシュート成功。琉球は残り1:32に#14岸本が3Pシュートを沈めて再度1ポゼッション差に迫るが、川崎は#22ファジーカスの得点で逃げ切り、76-72でタイムアップ。
佐藤賢次 ヘッドコーチ
「今日は常にハドルを組んで声をかけて、という姿勢が多くの時間で見られた」
昨日ああいう負け方をしてチームとしては落ち込んでいる状態でしたが、とにかくやり返すしか無いので、昨日の良かった点・悪かった点を整理して臨みました。今日はメンタル的なところで、チームとしてのメンタルタフネスを40分間保ち続けましょうというのがテーマでした。振り返ってみると、昨日は誰かのミスで「何をやってるんだ」という雰囲気になったり、レフリーの笛に対して「なんだよ」となったりチームがひとつになれていない瞬間が非常に多くて、チームとしてどんな事が起こっても支えてあげられるのはチームメートしかいないので、今日は少し危ない時間もありましたけど常にハドルを組んで声をかけて、という姿勢が多くの時間で見られたので本当によかったですし、こういう試合を続けていければと思います。そして今日の影のMVPは鎌田選手だったと思います。非常にいい活躍をしてくれました。
#2 マイケル・ヤングジュニア
「もっと効率よくやることできたら良かったとも思いますが、まずは勝つことが出来て良かった」
いい試合をして勝つことが出来て良かったです。琉球さんのようないいチームに勝てたことは自分たちにとっても大きいことで、昨日負けてしまったからこそ、今日の勝利は本当に価値があることだと思います。僕たちが勝つために必要なこと、必要なものはすでに揃っていると思うので、リズムを作ってここから先勝利を重ねていきたいと思います。
(マイクの積極的なアタックがチームに勢いを与えていると思うが)色々な部分でチームの価値に貢献することが出来ましたが、もっと効率よくやることできたら良かったとも思います。ですがまずは勝つことが出来て良かったです。
#18 鎌田裕也
「チームに勢いをつけることが出来たので、今後も継続してしっかりやっていきたい」
昨日本当に悔しい負け方をしてチーム一丸で戦って勝つことが出来て本当に嬉しかったです。
(ニックと一緒に出場するなどいつもと起用が違いましたが)そのラインナップでも普段の練習をしているので、練習通りに出来たかなと思います。
(3Pシュートとディフェンスで勝利に貢献されたと思います、自身のパフォーマンスについては)「空いたら打つ」を徹底して、それでチームに勢いをつけることが出来たので、今後も継続してしっかりやっていきたいと思います。
#33 長谷川技
「ノーマークのシュートを決めることができたので満足しています」
昨日の負けは悔しい負け方で、今日はそこから切り替えて自分たちが何をしなければいけないかというのを選手スタッフ一人ひとりが考えて、相手に流れが行きそうな瞬間も何度もあったんですが、そこで切れずにしっかりハドルを多く組んでプレーした結果が今日の勝ちにつながったと思います。
(今日のパフォーマンスについて)しっかり打ち切ることができましたし、ノーマークのシュートを決めることができたので満足しています。
(ヤングジュニア選手からもっとシュートを打てと声掛けがあったと聞いたが)マイク(マイケル・ヤングジュニア)のところでミスマッチになるので、そこに相手がダブルチームに行くと基本的にコーナーが空くので昨日今日と打ち切ることができてマイクには感謝しています。
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