約1ヶ月のバイウィーク期間前のラストゲームとなる今節。同一カード連勝から遠ざかっている川崎にとっては重要な滋賀レイクスとのGAME2。
思うようにシュートが決まらない中、大きく崩れることなく我慢し1Qを8点差で終え、2Qも#23ジャニングの3Pシュートやフリースローで得点を重ねた川崎が48-32の16点のリードで試合を折り返す。
後半、滋賀の連続3Pシュートを受け点差を縮められ、4Qには3点差まで迫られるも、強気のアタックが相手のファウルを誘い得点を積み上げ、79-69で勝利。滋賀の追い上げに耐え逆転を許さなかった川崎が同一カード連勝でバイウィークに突入。
1Q 21-13
両チームともなかなかシュートが決まらない展開ながら川崎が21-13でリード
両チームともなかなかシュートが決まらない展開ながら川崎はボール回しからフリーを作りチャンスを伺うと、#0藤井が相手ディフェンスの隙をつき連続得点。1Q残り5:15で9-1とするとその後も相手のターンオーバーを活かしリードを伸ばすが、滋賀#99 川真田の果敢なアタックもあり滋賀の反撃を受け21-13で1Q終了。
2Q 27-19
滋賀の粘り強さに苦戦するも#23ジャニング・#0藤井の3Pシュートで16点差にリードを広げ前半終了
#18鎌田をコートに入れサイズアップをした川崎だが連続ターンオーバーで流れを掴めず一進一退の攻防が続く。#21納見がピックアンドロールから#22ファジーカスのシュートをお膳立てすると2Q残り4:55には35-23と12点リードでオフィシャルタイムアウトへ。川崎は粘り強いルーズボールから獲得したボーナススローやこのクォーター2本目となる#23ジャニングの3Pシュートなどで48-32の16点リードで前半を終える。
3Q 14-21
5点差まで詰められるも篠山・#22ファジーカスの得点で9点差として最終クォーターへ
後半開始から川崎はファウルからフリースローを得て一つひとつ得点を重ねていくが、滋賀#99 川真田のハッスルプレーでボールを失うと#18ジョーンズ、#1マーティンの3Pシュートが決まり3Q残り4:01には56-46とされ川崎がタイムアウトを請求。流れを取り戻したい川崎だがターンオーバーが続き我慢の展開を強いられる。滋賀#9杉浦の3Pシュートで5点差まで詰められるが#7篠山の果敢なアタックや#22ファジーカスの得点もあり62-53の9点差で最終クォーターへ。
4Q 17-16
一時3点差まで迫られるも要所で得点を重ね10点差の勝利
両チーム無得点が続く中、4Q残り7:47に#21納見のバスケットカウントで点差を二桁に乗せると滋賀はタイムアウトを請求。流れに乗り切れない川崎だが粘り強くオフェンスリバウンドに絡み攻撃の機会を増やすと、#2ヤングジュニアがドライブからバスケットカウントを獲得。しかし滋賀#9杉浦のバスケットカウントや#7テーブスにスティールからレイアップを許し70-63まで詰められたところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明けターンオーバーから連続得点を許し70-67とワンポゼッション差に詰められた川崎は4Q残り3:31でタイムアウトを請求。勝負どころで#33長谷川の3Pシュートが決まると続けてインサイドでファウルを誘い、滋賀#1マーティン、#18ジョーンズが5ファールで退場。獲得したフリースローで得点を積み上げ79-69で試合終了。
佐藤賢次 ヘッドコーチ
「危機感を持ってバイウィークを過ごしていきたい」
苦しい試合になりましたが最後勝ち切れてよかったです。今日は相手を69点に抑えたところで、細かいエラーはありましたけど最後の最後まで足が動いて、しっかり最後までローテーションして24秒(バイオレーション)を取ったり難しいフローターにしたりというシーンが今までの試合よりも多かったので、そこはチームとしてよかったと思います。試合前に、フルスロットルで、スローガン通りのプレーを全員でやろうというふうに選手を送り出したことが最後まで足を動かすことにつながったと思います。ただ非常にターンオーバーも多かったですしまだまだ相手に勢いを与えてしまう時間があるので、3・4月のスケジュールを見るとほぼほぼ練習はできないので、ここでどれだけ一つになれるか、それしかないので危機感を持ってバイウィークを過ごしていきたいと思います。
#2 マイケル・ヤングジュニア
「昨日のように4Qで崩れずに試合を進めることができた」
今日の試合も昨日に引き続き前半は内容が良くてリードして折り返すことができましたが、後半にまた苦しい展開になってしまいました。昨日と比べて良かったのは昨日のように4Qで崩れずに試合を進めることができたところだと思います。一番大事なのはここで2連勝できたことなので、その点は良かったです。
僕の役割はチームにエナジーを与えたりいろんな事ができる選手だと思っているので、少しでもチームの助けになれればと思っていつもプレーしています。
#27 熊谷尚也
「バイウィークに入るタイミングで2連勝できたことは良かった」
まず2連勝できたことが本当によかったです。チームとして連勝できていないことが続いていたので、バイウィークに入るタイミングで2連勝できたことは良かったと思います。バイウィーク明けの3月の新潟戦、そしてそれ以降もしっかりとチーム一丸となって、よりパワーアップしたチームになれるようにいいバイウィークを過ごしたいと思います。
#33 長谷川技
「しっかり我慢できたのは成長できたところかなと思います」
まず勝てたことは非常に嬉しかったのですが内容は満足いくものではありませんでした。昨日の試合と同じで後半、相手に流れが行きそうな時間がありましたがしっかり我慢できたのは成長できたところかなと思いますし、バイウィークでしっかりリフレッシュして次の新潟戦に向けてステップアップできるように練習していきたいと思います。
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