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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 2/5 B.LEAGUE 2022-23 第21節 GAME2 (36/60) 信州 75-74 川崎

中地区で同勝率の1位・2位で並び、天皇杯を含めれば今シーズン3度目となる横浜ビー・コルセアーズとの「神奈川ダービー」。

前半だけで9アシストを記録した#5河村のゲームメイクを中心に横浜BCがリードして試合を進めていく。川崎も#22ファジーカスと#23ジャニングの安定したシュートで食らいつきながら、要所で#7篠山・#0藤井の得点で点差を縮め、44-46の横浜BC2点リードで試合を折り返す。

後半に入ると、川崎が#0藤井の躍動で試合のペースを掴み、攻守にギアをあげて一時8点までリードする。しかしここでも横浜BC#5河村の得点・アシストで点差を縮め、川崎3点リードで4Qへ。リードチェンジを繰り返しどちらも譲らぬ展開の中、1点ビハインドで終盤を迎えた川崎だったが、逆転のシュートを決められず、78-81でタイムアップ。

直接対決で中地区首位の座を明け渡すこととなった。


1Q 24-28
河村を中心とした横浜BCのバスケットに苦しめられながらも、ジャニングの3Pシュートで着実に加点して食らいつき4点差で1Q終了。


立ち上がりは両チームペイント内からのシュートで得点。#5河村のボールプッシュからトランジションの速い展開を仕掛ける横浜BCが徐々に抜け出し、残り2:20には17-26と点差が開く。川崎は#7篠山と#21納見の2ガード体制に切り替えると、#7篠山の3Pシュート、#2ヤングジュニアのジャンプショットで点差を縮め、24-28で1Q終了。


2Q 20-18
篠山の得点で横浜BCの背中を捉えるが、横浜BCも譲らず決め返す展開。藤井のブザービーターが決まり、2点差で試合を折り返す。


#7篠山の連続得点で川崎が1点差に迫るが、#5河村を休ませる横浜BCも#32モリス・#30須藤が得点して再びリードを広げる。残り4:46、川崎#22ファジーカスの得点で33-37となったところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、川崎は#22ファジーカスの連続得点で再び1点差に迫るが、#5河村をコートに戻した横浜BCがコートを駆け抜けてレイアップを沈め横浜国際プールを沸かせる。終了間際に川崎#0藤井がブザービーターで3Pシュートを決め、44-46の2点ビハインドで試合を折り返す。


3Q 23-18
藤井が3本の3Pシュートを決めるなど躍動し、川崎が逆転に成功。リードを広げるが横浜BCに点差を縮められ第4Qへ。


#0藤井のアシストから#23ジャニングがシュートを決めると、さらに残り8:06に#0藤井が3Pシュートを沈め49-48と川崎が逆転に成功。ここでタイムアウトを取った横浜BCは#9森川の得点でリードを奪い返すが、川崎は勢いに乗った#23ジャニングのスティールからのファストブレイクで再逆転。集中力を増す川崎は#22ファジーカス・#2ヤングジュニア・#0藤井と連続得点をあげ残り2:23には65-57とリードを広げるが、横浜BCはここでも#5河村の得点・アシストで、67-64で最終クォーターへ。


4Q 11-17
リードチェンジを繰り返し終盤に逆転のチャンスを迎えるも、シュートを決めきれず敗戦。


#2ヤングジュニアの連続得点で川崎がリードを広げるが、横浜BCも#1アウダ・#15オリバーがインサイドでシュートをねじ込み、残り6:44には71-72と逆転。ここからリードチェンジを繰り返しながら試合が進み、残り2分をきってスコアは75-76。ここで試合を動かしたのはまたしても横浜BC#5河村。川崎#33長谷川のマークの上から3Pシュートを沈めて横浜BCが4点をリード。川崎もここでタイムアウトを取ると、直後のオフェンスで#33長谷川が3Pシュートを決め返す。横浜BCの攻撃をしのぎ、残り30秒を残して逆転のチャンスを迎えた川崎は#23ジャニングがシュートを放つが決まらず。横浜BC#5河村がフリースロー2本を決めて3点リードの残り0:07、川崎は#23ジャニングがディフェンスのチェックを受けながらシュートを放つが決まらず、78-81でタイムアップ。


佐藤賢次 ヘッドコーチ
「ファストブレイクで18点取られているので、そこが大きかった」

一番気をつけなければならなかったトランジションのディフェンスのところでのファストブレイクで18点取られているので、そこが大きかったかなと思います。もう一つ気をつけていたリバウンドのところはしっかりとビッグマンたちが身体を張って、チーム全体で取りきれたところがあったので良かったですが、4Qのオフェンスで11点しか取れていないので、相手が決めきって来た中で得点を決めきれなかったところが敗因かなと思います。最後もオープンを作って、得意な選手がシュートを打ちきってくれたところはチームとしては良かったと思いますが、結果として負けてしまった試合でした。

神奈川ダービーということで水曜日の夜にも関わらず本当に盛り上がって、川崎からも多くのファミリーの方々が来てくださっていたのですが、勝ち試合をお見せできなくて残念です。ただ、あと2回(横浜BCとの)対戦が残っているので、やり返すしかないと思っています。

#0 藤井祐眞
「あと2試合残っているので、勝って自力で中地区首位になれるように頑張りたい」

中地区の首位対決ということで、勝ちたかったゲームです。横浜BCさんとは同率で並んでいたので、勝って単独首位に出たかったですが、そう簡単にはいかず、試合をしてみて改めて横浜BCさんがいいチームだと感じました。横浜BCさんとの対戦はあと2試合残っているので、勝って自力で中地区首位になれるように頑張りたいと思います。

#2 マイケル・ヤングジュニア
「ファストブレイクでの得点をしっかりと止められるようにしたい」

良い試合ではありましたが、最後に勝ちきれず残念です。バイウィーク期間中にやってきたことを少しは出せたと思います。ファストブレイクでの得点を止めることが試合の中でも重要ですが、今日の試合でもそこで18点取られてしまったのでしっかりと止められるようにしたいと思います。

(次節の群馬戦に向けて)前に進むしかないと思います。ここから試合数も多く忙しくなるので試合毎にどんどんチームとして成長して、前に進んでいきたいと思います。

#7 篠山竜青
「痛いところでターンオーバーが出てしまって、そういうことが試合の勝敗に直結すると改めて感じました」

接戦のゲームになりましたが、歓声が戻ってきて、アウェーでしたが、川崎からもたくさんのファミリーが応援に来てくれて、その雰囲気の中で試合ができて楽しかったです。いい時間もありましたが、痛いところでターンオーバーが出てしまって、そういうことが試合の勝敗に直結すると改めて感じました。一つひとつのプレーの質を高めて遂行できるようにして、また土日とすぐ試合が続きますので切り替えていきたいと思います。

(群馬戦にむけて)レギュラーシーズン残り20試合、優勝するためにも負けられない試合が続きますのでホームで気持ちのいい勝利を飾れるようにしっかり準備していきます。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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