リーグ戦も残り1/4へと突入する今節、川崎は敵地で西地区の大阪エヴェッサと対戦。
序盤は川崎が#0藤井の3Pシュートで先行するが、その後はアウトサイドのシュートが決まらず、逆に大阪にトランジションの早い展開を仕掛けられ一時逆転を許しながら、前半を38-33の川崎5点リードで折り返す。
後半、逆に川崎がトランジションバスケでリードすると、大阪が#54オマラ・#25ニュービルの得点で反撃に出てきたところで、川崎は#7篠山がアシストで攻撃を牽引。#7篠山は第4Qには2本連続の3Pシュートを決めるなどオフェンスでも活躍。20点をリードした川崎はその後も#21納見を中心に得点をあげ、90-64でGAME1を勝利。
1Q 20-17
藤井の3本の3Pシュートで川崎がリードするが、大阪もアウトサイドシュートで追い上げ3点差で第1Q終了。
川崎は#0藤井が開始から3Pシュートを沈めていくのに対し、大阪はドライブからインサイドの#54オマラにボールを集めて得点。残り4:43、#0藤井の3本目の3Pシュートで13-8と川崎がリードを広げ始めたところで大阪はタイムアウトを請求。川崎はさらに17-8までリードを広げるが、大阪も#14橋本・#25ニュービルの得点で追い上げると、終了間際にも#31木下が3Pシュート・フリースローで得点し、20-17で第1Qを終了。
2Q 18-16
大阪に一時逆転を許すも、ファジーカスの3Pシュートでリードを奪い返すとフリースローで加点し5点リードで後半へ。
お互いに外からシュートが決まらず得点が停滞するが、残り6分をきったところから大阪が連続でファストブレイクから#24ハントの得点につなげ、残り5:35には25-25の同点に。川崎がタイムアウトをとった後も大阪の勢いは止まらず、残り4:37には#35鈴木のファストブレイクで25-26と大阪がリードを奪うが、川崎も#22ファジーカスの3Pシュートで再びリードを奪うと、#0藤井らのフリースローで加点し、38-33で試合を折り返す。
3Q 22-19
川崎が早い展開でリードを広げる。大阪もオマラとニュービルを軸に盛り返してくるが、篠山のアシストで川崎が8点をリードし第4Qへ。
前半の展開が丸ごと入れ替わったように、大阪がアウトサイドからシュートを放つが決まらず、川崎はリバウンドからトランジションの早い展開を仕掛けて得点をあげていく。残り7:41に#23ジャニングの3Pシュートが決まり46-35となったところで大阪がタイムアウトを請求。大阪はインサイドの#54オマラをオフェンスの起点に変えると、#54オマラ・#25ニュービルが得点。川崎佐藤HCは得点をあげている#0藤井をベンチに下げ#7篠山を投入すると、#7篠山のアシストから#35ヒース・#2ヤングジュニアが得点。60-52で最終クォーターへ。
4Q 30-12
篠山のアシスト・3Pシュート連発で川崎が一気に点差を広げると、その後も納見・増田の得点でさらにリードを広げ、GAME1を勝利。
川崎は#7篠山のボールプッシュから#35ヒースのダンク、さらに#7篠山が2本連続で3Pシュートを沈め、一気にリードを広げていく。残り7:11には#7篠山のアシストから#35ヒースのダンクで72-52と川崎が20点までリードを広げる。大阪は#25ニュービル・#15竹内が3Pシュートを決めてくるが、川崎も#11増田・#21納見らが決め返して点差を縮めさせず、90-64の26点差でタイムアップ。
佐藤賢次 ヘッドコーチ
「3Qの終わりから4Qの最初にかけてディフェンスが非常に良かった」
前半は少し戻りが遅かったりリバウンドを取られたり、ゾーンディフェンスの時間が長かった中で強度が低いままでずっと20分が過ぎたような展開で、オフェンスも攻めあぐねる時間帯が多くて我慢の展開でしたが、後半もう一度マンツーマンに戻してディフェンスの強度を上げて、ディフェンスからリズムを作ろうということを選手がコートでしっかりと表現してくれて良い流れを作ることができました。特に3Qの終わりから4Qの最初にかけてディフェンスが非常に良かったので、明日も強度の高いディフェンスからリズムを作れるように良い準備をしたいと思います。
#7 篠山竜青
「チームとしても個人としても自信に繋がる良い内容だった」
前半は拮抗した展開の中でハーフタイムでディフェンス面を修正して、後半はチームでしっかり遂行できたことは良かったですし、3Qの終わりから4Qにかけてスタートのメンバーが少なくなった時間帯でも点差を広げることができたのは、チームとしても個人としても自信に繋がる良い内容だったと思います。
#11 増田啓介
「自分のやるべきことをやって勝利に貢献していきたい」
久しぶりのアウェーということでチームとしても硬い入りになってしまいましたが、最後はしっかりと勝ちきることができたので、この流れを明日も続けてもう一つ勝ちたいと思います。
#21 納見悠仁
「苦しいときにベンチから入ってきた選手がアグレッシブに攻めるというのは、チャンピオンシップに向けても大事になってくる」
個人的にはシュートを気持ちよく打って決めることが出来たのはよかったと思いますし、なにより勝ち切ることができて、チームとしてやりたいことをやれて非常にいいゲームでした。
(19得点という自身のパフォーマンスについて)個人としては得点に絡んだり、強気でアタックすることが最近少なくなってしまっていて、連戦が続く中で自分のいいところをだしていこうと試合に臨みましたが、結果に繋がってよかったです。チームとしても苦しいときにベンチから入ってきた選手がアグレッシブに攻めるというのは、チャンピオンシップに向けても大事になってくるのでそれを体現することが出来てよかったです。
(6連勝をしたチームの雰囲気について)ホーム5連戦を勝ち切って、ここからアウェーが続きますが、まず1勝目をとれたことはよかったですし、全体がいい状態で上がってきていると思うので、全体としても個人としてもこの状態をキープしていきたいです。
(ファンに向けた明日への意気込み)アウェーの遠いところまで足を運んでくださったり、バスケットLIVEなどの中継で応援してくださる皆さんに向けて、しっかり勝ちを届けたいと思います!
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