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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/2 B.LEAGUE 2022-23 第28節 GAME2 (47/60) 大阪 88-80 川崎

川崎が4Qに引き離し26点差で勝利したGAME1から一夜明けての、大阪エヴェッサ戦GAME2。

開始からボールに対してプレッシャーをかける大阪がスティールからの早い展開でペースを掴み、優位に試合を進めていく。1Q途中で大阪が2桁のリードを広げるが、川崎も#21納見の得点で追い上げると、2Qには#27熊谷の3Pシュートで逆転。しかし、ここから大阪は#25ニュービルを起点としたオフェンスで点差を広げ、33-44の大阪11点リードで試合を折り返す。

後半に入っても勢いの止まらない大阪が優勢に試合を進め、3Q途中で20点のリードを奪う。川崎も#2ヤングジュニアの得点などで点差を縮めて4Qを迎えるが、点差を縮めることができずに試合が経過。終盤に点差を縮めるものの80-88でタイムアップ。

川崎の連勝は6でストップとなった。


1Q 14-19
大阪の勢いに押され2桁のビハインドを背負う川崎。ファジーカスと納見の得点で点差を縮めて第1Qを終了。


インサイドを攻める大阪が#54オマラの得点で先制すると、#33ブラウンのダンク、#35鈴木の3Pシュートで先行。残り6:02には#25ニュービルの3Pシュートで3-13と10点差がつく。川崎はタイムアウトやメンバーチェンジで流れを断ち切ろうとするがリズムに乗れない中、#22ファジーカスの個人技からの得点で食らいつく。残り4分から大阪の得点が止まると、川崎は#21納見が連続得点をあげて点差を縮め、14-19で第1Qを終了。


2Q 19-25
納見・熊谷の3Pシュートで川崎が一時逆転に成功するが、大阪ニュービルを軸にした攻撃で逆にリードを広げられ後半へ。


川崎が#21納見・#27熊谷の3Pシュートで残り7:38には22-21と逆転に成功。大阪も#31木下のアシストから#54オマラの得点ですぐさまリードを奪い返すと、そこからリードチェンジを重ねる展開に。大阪が点差を離し始めたところで川崎は#21納見が3Pシュートを沈め、残り4:32、28-31でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト後も#25ニュービルのゴールアタックを軸に得点をあげる大阪がリードして試合を進め、終了間際に#25ニュービルのアシストから#31木下の3Pシュートが決まり、33-44の大阪11点リードで試合を折り返す。


3Q 25-30
苦しい展開が続く川崎。ヤングジュニアの得点で第4Qでの逆転に望みを繋ぐ。


大阪は後半に入ってもよくパスが回り、インサイドで#54オマラ、アウトサイドからは#31木下が得点。川崎も#22ファジーカス・#35ヒースがインサイドで得点をあげるが、攻撃力で勝る大阪がリードを広げ、残り5:27には#25ニュービルの3Pシュートでスコアは44-61。機動力を上げたい川崎は#0藤井と#21納見の2ガードを組むと#2ヤングジュニアが連続で得点をあげるが、依然大阪の勢いは止まらず残り1:41には#22飯尾の得点で51-72と大阪がリードを20点台に乗せる。#ヤングジュニアの3Pシュートで58-74として最終クォーターへ。


4Q 22-14
点差を縮められず試合が経過し、終盤に追い上げるも届かず敗戦。


川崎は#0藤井・#21納見が得点をあげるが点差を縮められないまま65-81でオフィシャルタイムアウト。その後も川崎は大阪の得点ペースを落とすことに成功しながら、シュートを決めきれずに時間を消費してしまう。最後まで前線からディフェンスをしかけ終盤に点差を縮めるも、大阪の背中を捉えることができないまま80-88でタイムアップ。


佐藤賢次 ヘッドコーチ
「解決策を見つけるのに時間がかかってしまった」

出だしから大阪さんの激しいディフェンスに対してなかなか良いオフェンスが作れず、ターンオーバーからの得点もたくさん取られてしまったことが、本来色々とやらなければならないことに影響して、トランジションの戻りが遅かったりとかオフェンスリバウンドも20本取られているので難しい試合でした。ちょっと悪いところが出てしまった試合でしたが、選手は最後の最後まで諦めずに足を動かして最後のポゼッションまでやり切ってくれたことは良かったと思いますし次に繋がると思います。連戦が続くので次に向けて準備してまた頑張りたいと思います。

(試合前に気を付けていたポイントは)昨日もファストブレイクを簡単に出されたりリバウンドを取られたりしたシーンがあったので、そこはしっかり止めようということを選手には強くメッセージとして伝えましたが、そこが結局今日もやられてしまいました。相手がうちのやりたいディフェンスに対してうまくアジャストしてきた中で解決策を見つけるのに時間がかかってしまったことも今日の結果に影響しているかなと思います。
(次節に向けて)今日は悔しい結果になりましたが、試合は続いていくので一つひとつチームを成長させながら良い準備をしたいと思います。

#21 納見悠仁
「最後まで相手にやりたいことをやらせてしまった」

立ち上がりから自分たちのやりたいバスケットが出来ず我慢の時間帯が続いたんですけど、最後まで相手にやりたいことをやらせてしまったのが敗因かなと思います。
(自身のパフォーマンスについて)昨日良い形で攻めることができていて、今日も試合に出たら積極的に攻めてディフェンスもオフェンスもアグレッシブにいこうと思っていたので、結果に繋がったことは良かったですがチームとして苦しい時間が続いたので、そこを打開できるように昨日今日のようなパフォーマンスを続けていきたいと思います。

(信州戦に向けて)前回対戦した時には(連戦のGAME2で)負けてしまいましたが、連敗しないということが大事なのでチームとしてもしっかりと切り替えてまた頑張りたいと思います。

#22 ニック・ファジーカス
「大阪は僕たちよりもいいプレーをしていた」

自分たちにとって厳しい負けだったと思います。ここまでで6連勝していたのでそれを伸ばしたかったですが、大阪さんはいいプレーヤーもいて、いいチームで、僕たちよりもいいプレーをしていたというのが結論です。

(信州戦に向けて)またアウェーでの試合になるので、そこでしっかりと勝利してもう一度勢いを作り直して、次の週末のホーム・横浜戦に向かいたいと思います。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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