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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 4/23 B.LEAGUE 2022-23 第34節 GAME2 (56/60) 川崎 75-91 三遠

3季ぶりの地区優勝を決めたGAME1から一夜明けての、三遠ネオフェニックス戦GAME2。

川崎はファジーカスがスタメンを外れる中、開始から10-0のランに成功した川崎だったが、インサイドを攻める三遠に徐々に点差を縮められると、第2Q途中に川崎の得点がストップしてしまい、三遠の0-9のランで逆転を許し41-44で試合を折り返す。

後半も三遠ペースで試合が進み、川崎は10点前後の点差のまま喰らいつくが、第4Qに入ると#14金丸の3Pシュートなどで三遠がリードを広げていく。川崎は#21納見が個人技で得点をあげるが最後までシュートの不調に苦しみ、75-91でタイムアップ。

ホームでの連勝は13でストップ。敗れはしたものの、#21納見の17得点などチャンピオンシップに向けての課題と収穫を得た一戦となった。


1Q 27-24
開始から10-0のランで川崎が先行する展開。三遠のインサイドの得点で追い上げられるもリードして1Q終了。


#27熊谷の3Pシュートで先制した川崎が、#2ヤングジュニアのファストブレイク 、#0藤井の3Pシュートで8-0とスタートダッシュに成功。三遠がタイムアウトを取った後にも川崎はパス連携から#35ヒースのダンクシュートで残り7:57には10-0と早々に2桁リードを奪う。三遠は#14金丸・#9オクインのフリースローで加点すると、残り6:00には#14金丸の3Pシュートで最初のフィールドゴールを成功させるが、川崎もすぐさま#0藤井が3Pシュートを決め返す。川崎はベンチメンバーを早くに投入すると、三遠はインサイドのミスマッチをついて#9オクイン・#4ヒックスが得点して点差を縮め、27-24で1Q終了。


2Q 14-20
得点が止まり三遠に逆転を許す。藤井・ヒースのフリースローで加点するも3点ビハインドで試合を折り返す。


川崎が#11増田のバスケットカウント・#21納見のジャンパーで得点をあげれば、三遠も#29細川・#14金丸が決め返し、点差が離れずに試合が進む。残り5:40に三遠が#0ラベナのジャンプショットで37-37の同点に追いつくと、オフィシャルタイムアウト明けの残り4:32には#4ヒックスのフリースローで逆転。さらに三遠は#41ギデンズ・#0ラベナの得点で残り3:14には37-42と点差を広げていく。4分以上得点が止まっていた川崎は#0藤井・#35ヒースのフリースローでようやく加点するも41-44の3点ビハインドで試合を折り返す。


3Q 16-22
川崎はシュートが決まらず我慢の展開が続く。#21納見の得点で点差を1桁に縮めて第4Qへ。


三遠が積極的なゴールアタックとパスの連動で得点を伸ばしていき、残り6:59には三遠#32山内の3Pシュートで45-59。川崎が#35ヒース・#2ヤングジュニアのインサイドで得点をあげると、三遠もタイムアウト後にメンバーを入れ替え、#29細川の3Pシュートで再び点差を広げる。シュートが決まらず点差を縮められない川崎は残り2分をきったところから#21納見が連続でシュートを決めて点差を1桁まで縮め、57-66で第4Qへ。


4Q 18-25
納見が積極的なアタックから三遠を追いかけるが及ばず、ホームでの連勝は13でストップ。


川崎は#21納見がゴールアタックで得点をあげ気を吐くが、三遠も#0ラベナ・#14金丸が決め返し、さらに点差を広げられながら試合が進む。残り4:55、66-80でオフィシャルタイムアウトを迎えると、ここから川崎が#21納見のジャンプショット、#7篠山の高い位置でのスティールから#0藤井が3Pシュートを沈めて、残り2:45で71-82。ここを逆転への最後のチャンスと見た川崎はフルコートでプレッシャーをかけ三遠からボールを奪うが、シュートを決めきることができず、三遠#29細川の3Pシュートが決まり71-87に。最終スコア75-91で敗戦となった。


佐藤賢次 ヘッドコーチ
「終始後手に回るようなディフェンスが多かった」

出だしはいいスタートを切れましたし、うちの激しいディフェンスをフルコートでやるところが一番のポイントだったんですが、相手がそこに対応してきてなかなかプレッシャーがかけられるタイミングがなくて終始後手に回るようなディフェンスが多かったかなと思います。ただ最後の最後まで諦めずにしっかりプレーしてくれたこと、出られなかった選手もいますけどベンチ全員でしっかり戦えましたので、次に向けてしっかり準備したいと思います。

(納見選手の活躍について)シーズンの前半戦はセカンドユニットのところで得点が止まるような時間が多かった中で、今は彼がセカンドユニットを引っ張る存在になっていて、オフェンスもディフェンスもスイッチを入れてくれるような存在になっているので、その中で(篠山)竜青と一緒に2ガードで使ったり幅も広がってきてチームにいい影響をもたらしてくれていると思います。

#7 篠山竜青
「課題認識を持って臨んでいきたい」

ニック(・ファジーカス)が休んだりとか、CSに向けてということもありましたけど、だからこそ勝ちたかったし今は非常に悔しい気持ちです。

(終盤のディフェンスについて)ディフェンスから、という部分は特にCSに向けて強調していかなければならないという部分だと思うので、残り4試合タイムシェアであったりとか、誰かが休んだりという可能性も考えられますけど、誰が出てもディフェンスの強度を落とさずにやりきるというところを体現しなければならないと思いますし、今日の失点の多さについても、順位が決まったという状況ですが課題認識を持って臨んでいきたいと思います。

#21 納見悠仁
「色んな所で自分たちの悪い部分が多く出てしまった」

まず敗戦してしまったことは良くなかったですし、昨日の試合で地区優勝が決まった翌日の試合でニックがいないということで、それでも勝ちきらないといけないゲームだったんですが、色んな所で自分たちの悪い部分が多く出てしまったのでそこは修正していかなければならないと思います。自分としてはシュートを積極的に狙いにいけていたのでそこは良かったと感じています。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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