#2ヤングジュニアも負傷離脱となる中でチャンピオンシップを見据えての戦いが求められる川崎と、B1残留へホームで絶対に負けられない富山グラウジーズとの2連戦GAME1。
序盤から富山が優勢で試合を進めていく。川崎も#22ファジーカスの得点で食らいつくと、ディフェンスからの得点で点差を縮めて1Q終了。しかし2Qはミスからの失点で富山にリードを広げられ13点ビハインドで試合を折り返すと、3Qも得点が止まる時間に富山にリードを広げられ、最大24点のビハインドを背負う。川崎は#21納見が積極的なアタックでゴールを狙うと、4Qには#11増田・#13前田ら若手メンバーも加わって気持ちのこもったプレーで追い上げるが、終盤再び富山に点差を広げられ、76-95で敗戦。
1Q 16-19
川崎の得点が決まらず富山を追いかける展開となるが、ファジーカスの得点で粘ると守備からの得点で点差を縮める。
序盤は富山が#0小野の2本のシュート、#23ガドソンの3Pシュートで2-7と先行。川崎は#22ファジーカスが得点をあげるが富山のディフェンスを崩し切ることができず、富山#11ヘソンのバスケットカウント、#33晴山の3Pシュートで残り3:30には5-15と点差は2桁に広がる。ペースを掴めない状態が続く川崎だったが、残り2:34に#27熊谷がスティールからの速攻でダンクシュートを決めると、このプレーをきっかけにギアを上げ、#7篠山の3Pシュート、#35ヒースのファストブレイク などで追い上げ、16-19の3点ビハインドで第1Q終了。
2Q 18-28
流れに乗れずターンオーバーからの失点が重なり、13点ビハインドで試合を折り返す。
#11増田・#35ヒースの得点で川崎が1点差に迫るが、富山も#33晴山の3Pシュート、#34スミスのリバウンドシュートなどで残り5:35には23-32と再びリードを広げる。川崎は前半2つ目のタイムアウトをここで使うと#21納見が3Pシュートを決めるが、パスミスから富山にイージーシュートを許すなど流れを掴むことができない。残り0:02に富山#9水戸がジャンプショットを沈め、34-47で試合を折り返す。
3Q 18-27
納見の積極的なアタックが光るが、シュートがリングに嫌われ点差を広げられる展開に。
川崎#22ファジーカス・#35ヒースが得点すれば富山も#23ガドソン・#34スミスが得点して点差が縮まらない。川崎は再びペースダウンに陥ると、#21納見がこの状況を打開しようと積極的なアタックを仕掛けるがシュートが決まらない。富山は#22ヘソンの3Pシュートなどでさらにリードを広げ、残り2:08には48-69と点差は20点台に。残り1分から川崎は#22ファジーカス・#7篠山がフリースローで得点するも、52-74で最終クォーターへ。
4Q 24-21
コートに立った全員が最後までリングにアタックし続けるも、追撃ならず敗戦。
大きなビハインドを追いかける川崎は#21納見・#35ヒースの得点で66-82と点差を縮めてオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明けにも#21納見・#11増田が得点し点差を12点まで縮める。しかし富山も#23ガドソン・#22へソンが得点して川崎を引き離す。最後まで気持ちを切らさずプレーする川崎だったが、点差を縮められないまま76-95でタイムアップ。
佐藤賢次 ヘッドコーチ
「ディフェンスの部分をもう一度しっかり修正しないといけない」
相手のチェンジングディフェンスに戸惑った印象はありますが、95点取られたらなかなか勝つのは難しいので、ディフェンスの部分をもう一度しっかり修正しないといけないと思います。今日はオフェンスの悪いリズムがそのままディフェンスに影響してしまったところがあるので、まずはディフェンスから、やるべきことをやる、決まり事をちゃんとやりきることと、今日は出だしが少しソフトだったので、出だしから激しくやるということは大事だと思っています。
とにかく一戦一戦、課題を見つけて前に進むだけなので明日やり返したいと思います。
#21 納見悠仁
「いつもと違うことをされた時の対応が後手に回ってしまいました」
マイク(マイケル・ヤングジュニア)が離脱してしまって、自分たちはCSに向けてやるべきことをやらなければいけなかったと思いますが、富山さんの気持ちの部分だったり、チームの良さを出させてしまったり、相手のチェンジングディフェンスやいつもと違うことをされた時の対応が後手に回ってしまいました。
点差が開いた場面でも追い上げることは出来ましたが、あと一歩のところでミスが出てしまって、届かなかったというのはここで経験できてよかったと思っています。
(自身のプレーについて)ここまでの数試合も積極的にやるというのは出来ていたので、今日も空いたら積極的に攻めることを意識していましたが、成功確率であったり、シュートセレクションのところはまだ課題があります。今後は確率を上げていくことと、どこでどういうシュートを打つかという判断を良くして、リーグ戦残り3試合、CSに向けてやっていきたいと思います。
#22 ニック・ファジーカス
「もう少しいいパフォーマンスを見せたかった」
残念な結果になってしまいました。もう少しいいパフォーマンスを見せたかったです。明日は今日よりも集中力とエナジーを持って、勝ちにこだわってプレーしたいと考えています。
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