佐藤賢次 ヘッドコーチ
「前半の終わりに相手にランを作られたところがポイントだった」
今日も昨日に引き続きこうやって試合ができることに感謝して、スポーツの力で少しでも心に残るものをつくるというテーマと、ニック(・ファジーカス)とジェイ(ジョーダン・ヒース)というインサイドの要が居ない中でどうステップアップして他のメンバーで戦うかというところが大きなポイントでした。随所で選手たちがいいファイトを見せてくれましたし昨日よりもディフェンスもラインを上げてこちらから仕掛けることができている時間帯も多かったので、とにかくこのゲームを次につなげて、水曜の天皇杯に向けて準備していきたいと思います。
内容的には非常にいい前半を作れていた中で、前半の終わりに相手にランを作られたところがポイントだったと思っています。メインデル選手を藤井選手に付けてきてプレッシャーをかけてボールを停滞させられたところへ対処できなかったところが大きかったです。後半そこに対処するためにチームでしっかり攻められるように指示を出しましたがそこの点差が響きました。もう一つはリバウンドが26本差、セカンドチャンスも20点差なので、分かってはいたことですけどそこをチームでどれだけカバーできるかがポイントだったので、そこももう少しコントロールできれば違った展開が作れたと思います。
#0 藤井祐眞
「ニックの気持ちも受け取って出だしから自分がやってやるぞという気持ちで試合に入りました」
チーム状況的にインサイドの二人が欠けてしまっていてリバウンドの部分で苦しい試合でしたがチームとして戦えていた部分もありますし、ニックがいない状態での練習はしていなかった中で、オフェンスはチームでつくっていかないと点は穫れないと思っています。今日もリバウンドを獲られてセカンドチャンスポイントを与え、確率よく3Pシュートも決められて100点近く獲られてしまい、なかなか勝つのは厳しい試合になったと思います。
(序盤の闘志あふれるプレーについて)昨日の夜ニックと話したときに彼が「明日絶対に勝って」と言っていたので、ニックの気持ちも受け取って出だしから自分がやってやるぞという気持ちで入りました。
(次戦 天皇杯に向けて)ニックが抜けた状況でどうやって戦っていくかこれから話をしていかなくてはいけないと思いますし、オフェンスのオプションは色々あるのでチームとして最適な方法を選べるように、また長崎もスイッチディフェンスをやってくると思うので、そこへの対応をできるようにしっかり準備したいと思います。
#7 篠山竜青
「選手の数が少ないところがボディブローのように効いてきました」
誰が居ないということはひとまず置いておいて、リバウンドや身体のぶつけ合いのところでポゼッションやポジションニングで負けているという話があって、まずはそこで勝とうということで試合に入りました。出だしに藤井選手のシュートが当たって前半はいいリズムで入れ、リバウンドのぶつかり合いのところでもなんとか粘ってついていけたと思うんですが、選手の絶対数が少ないところがボディブローのように効いてきました。A東京のインサイドやリバウンドの強さはリーグでも随一だと思うので、そこに対して一番大きな5番の選手二人が居なくなるというのはなかなか厳しいですが、その中でもやれたことだったり、仕方ない部分と反省しなければならない部分を整理して、すぐ天皇杯・長崎戦があるので皆で整理して次に向かっていきたいと思います。
(ファンに向けて)アウェーにも関わらず本当に沢山の応援をしていただきました。点差が開いて苦しい状況になった時も40分間後押しし続けてくれましたし、改めてファン、ファミリーの皆さんのパワーを感じたゲームでした。苦しい状況にありますが気持ちを見せて何か感じてもらえるような試合をしなければならないと思っています。天皇杯はホームでできるのでそこでいいパフォーマンスができるよう準備したいと思います。
#18 鎌田裕也
「一人ひとりがもっとハードにプレーしていかなければならない」
二人がいないという状況でしたけど、チーム一丸でやるしかないので勝ちにこだわってプレーしましたが、出だしはいい流れで得点を重ねられてディフェンスも頑張れましたが、徐々にA東京のシステムに押されてしまいました。あとはリバウンドのところはチームとして解決していかないといけないですし、一人ひとりがもっとハードにプレーして、ファウルになってもいい覚悟で身体をぶつけて獲らせないくらいの気持ちで、まだまだこれからも試合が続くのでやっていかなければならないと思います。
(天皇杯に向けて)一発勝負なので、最初からエナジー全開でチーム全員で戦っていきます。
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