勝久ジェフリー アシスタントコーチ(ヘッドコーチ代行)
「チャレンジすることを選手たちが体現してくれたことを誇らしく思います」
まず今日の試合ですが、選手・スタッフ全員が、これまで長いシーズンを支えてくださったサンダースファミリーの皆さんの前で何が何でもいい試合をしたい、という思いで臨みました。
ですが、どこかでその気持ちが空回りした部分があったのかなと思います。自分たちらしくない遂行、本来やらないようなディフェンスのエラーだったりがいつも以上に目立ちました。それがオフェンスにも影響してちょっと慌てた時間帯があったり、ある意味自分たちの現状を確認できる貴重な試合でした。
変化の多いシーズンの中で、選手たちは間違いなく勇敢にシーズンを戦ったと思います。スタッフも間違いなく常に前を向いて戦っていたと思います。それができたからこそ選手もスタッフも成長が見えました。シーズンの最初と比べて成長している、マインドも強くなっている、と思えるシーンが何度もこのシーズン終盤にありました。変化を恐れずに前を見て新しいことにチャレンジすることを選手たちが体現してくれたことを誇らしく思います。
サンダースファミリーの皆さん、常に一緒に「BE BRAVE」してくれて本当に感謝しています。チームにとって、ファミリーの皆さんにとっていい未来が待っていることを願っています。ありがとうございました。
#2 小針幸也選手
「プレーの質は上がったと思う」
昨日は僕たちらしい試合ができたのに対して、今日は1Qから相手にトーンセットをされ、そこから後手後手になり、自分としてもターンオーバーやファウルをしてしまいうまく流れを掴むことが出来ませんでした。一人ひとりがどうにかしようという気持ちが強すぎて空回りしてしまった部分があったので、そこが反省点です。
(今シーズンを終えて)全部の試合ではできませんでしたが、京都戦だったり長崎戦、FE名古屋戦など何試合かで自分らしさを出せたと思います。ですが、プロ3年目になって求められているのはハッスルすることやエナジーを出すことなどガードとしての安定感だと思うので、そこが今シーズンは自分の理想通りには出来ませんでしたが、終盤にかけて自分が出ることの意味を掴みかけて安定してきたかなと思います。特に前節のA東京戦では役割を果たすことができたのでそこは成長かなと思います。去年よりプレータイムは若干減ってしまいましたが、プレーの質は上がったと思うので、そこはひとつステップアップできたと思います。
#7 篠山竜青選手
「皆が成長したと思いますし、チームとしても我慢強くなったと思います」
やっぱり今日の三遠は強度を高めてきて、CSモードというか、そういう気持ちを感じました。
そこに対してシンプルに自分たちが跳ね返せないところがありましたし、ああいう強度の高いディフェンスの中でどうやってオフェンスするのか、質の高いオフェンスに対してどうやって自分たちが強度や気持ちを持ってディフェンスをするのか、そういったところで今年の上位チームと自分たちの差を改めて感じられる試合だったと思います。
ただ本当にその中で一人ひとりが開幕戦と今とを比べれば皆が成長したと言えると思いますし、チームとしても我慢強くなったと思います。今日はチケットも完売で、最終戦の最後まで沢山の人が声を出して応援してくれていましたし、サンダースファミリーも三遠のブースターの方々も最後のあいさつまでたくさん残っていただいて、ああいう形で(シーズンを)締め括ることができたことを感謝したいです。
#11 米須玲音選手
「もっともっと成長してチームを勝たせられるようにしたい」
昨日のGAME1で勝つことができてよかったですが、今日は自分のターンオーバーから入ってしまい悪い流れの状態で試合を進めてしまったのが反省です。ディフェンスで自分たちの思うように仕掛けることができず相手にやりたいようにやらせてしまった前半でした。後半もディフェンスで圧をかけられなかったことで相手に3Pシュートを打たせてしまって徐々に点差を広げられてしまったことが今日の敗因だと思います。
(12月から合流し、シーズンを終えて)自分としては成長できたかなと思っています。最初はアシストだけが強みというのがあったのですが、徐々に自分の中で点を取りに行くということを目標に掲げて、ここ最近の三河戦やA東京戦、昨日の三遠戦では二桁得点を決めることができたので、次のシーズンに向けていい形で終わることができたと思います。チームとしては苦しいシーズンの中で、自分が加わったことでどれだけ勝ち星をつけることができるかという部分では良かった部分と悪かった部分があるので、もっともっと成長して来シーズンは最後の最後まで戦って勝ち切れるように、そしてチームを勝たせられるようにしたいと思います。
#45 山内ジャヘル琉人選手
「オフェンスでもディフェンスでも工夫をしながら通用するようにしていきたい」
今日の試合は相手のやりたいバスケットをさせてしまいました。メイテン選手が起点となって攻撃してくることは分かっていたのですが、それでも止められず、ファウルをしても相手にフリースローを決めきられてしまい、前半でつくったビハインドを後半で立て直すことが出来ませんでした。
自分たちのディフェンスが崩れたりリバウンドが取れなかったり、アタックし続けることが大事ということは分かっていたはずですが、なかなか後半でも出来ずに最終的に大差をつけられてしまいました。
(12月から合流し、シーズンを終えて)(米須)玲音と自分が加入したことでチームに良い影響を与えられるようにしたいと思っていて、速いバスケットを展開するというネノHCのやり方を良い形で出来た部分もありますが、ディフェンスのところやプレッシャーのところでまだまだ理解しきれない部分があったり、一つの細かいミスが大きなミスに繋がるということをチームとして学びました。逆に言えば小さい部分でも徹底してやることが大きな結果に繋がるということを学んだシーズンだったと思います。個人としては大学からチームに加わって外国籍選手を相手に通用した部分もありますが、通用しなかった部分もあるので来シーズンに向けてはオフェンスでもディフェンスでも工夫をしながら通用するようにしていきたいです。
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