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SDGsフォーラム~川崎企業の取組事例に学ぶSDGs~を開催いたしました

1月19日(火)、川崎市の川崎フロンティアビルにて「とにかくわかりやすくSDGsに興味をもてる」をテーマとしたフォーラム『川崎企業の取組事例に学ぶSDGs』を開催いたしました。

川崎ブレイブサンダースでは、今シーズンより独自のSDGsプロジェクト「&ONE(アンドワン)」を開始し、様々な取り組みを行なってまいりましたが、今後は単体ではなく企業や組織と連携しながら、SDGsについてともに取り組み学んでいきたいという想いで、川崎市内企業を中心にSDGsへの認知拡大を図るべく、今回のフォーラム開催にいたりました。

当日は、新型コロナウイルス感染症対策として、人数を制限した会場とオンライン配信の2つの方法から参加できる形式を取り、川崎市の企業を中心に約140名の方にご参加いただきました。

以下に、フォーラムで講演いただいた内容を紹介いたします。

第1部
『SDGsとは何か/企業がどのようにSDGsを取り組むべきか』

「&ONE」のアドバイザーであり、SDGs研究の第一人者の慶応義塾大学大学院 蟹江憲史教授から、SDGsの基礎的な内容と企業の具体的な先進事例、SDGsに取組むべき理由などを基調講演いただきました。

 

蟹江憲史教授には、オンラインでご登壇いただきました

SDGsというのは、国連で全加盟国が合意して決められた「2030年に達成しなければいけない17個の目標」です。この17個の目標の下にはさらに具体的な目標年や数値を定めた169のターゲットが設定されています。SDGsはこの目標とターゲットがある、それだけです。ルールを決めると、それを守れない国や人たちが生まれるので、2030年にはこの「目標」を「常識(スタンダード)」にしていこうと、いうことだけが定められています。これが達成できないとこの先、人類の存亡も危ぶまれると考えられています。

こういった活動は大企業だけのものと考えられがちですが、中小企業や地方自治体にとっても、SDGsを起点としてた経営の中長期目標を据えることで、外部からの融資・投資やアイディアなどが集まりビジネスチャンスに繋がることもあり、取組みは年々活性化されています

第2部
川崎市の取組み

川崎市総務企画局の山井康明様からは、「SDGs未来都市(※)」に選出されている川崎市の取組についてお話いただきました。

川崎市総務企画局 都市政策部 企画調整課 担当課長 山井康明様

SDGsを広く普及することを目的に、独自のSDGs登録・認証制度の3月までの導入を検討中であり、「川崎」らしさを制度に盛り込み、SDGsを取り組むことの決意表明する「登録」と具体的な取組を表明する「認証」の2段階での制度を想定しています。

登録・認証を受けるメリットとして「川崎市のホームページ等で紹介」等を予定。SDGsに取り組む事業者として認知されることが、「新たな取引の獲得」「優秀な人材の獲得」などにつながることが期待されます。また、SDGsのプラットフォームを構築し、多様なステークホルダーとの連携により、市内におけるSDGsの取組みを活性化する考えもあることを発表されていました。

※「SDGs未来都市」とは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として、政府が選定するものです。

第3部
企業の事例紹介

川崎市から推薦していただいたSDGsの取組みを実施されている3社より、取組みの背景、事業内容とSDGsへの紐付けからの具体的な貢献内容や事例について発表していただきました。
※内容については割愛させていただきます

株式会社研空社 取締役 総務部長 田中雅子様 / 執行役員 技術部統括部長 上澤義弘様

株式会社ランドサーベイ 代表取締役 白石晴生様

日本原料株式会社 代表取締役社長 齋藤安弘様

第4部 川崎ブレイブサンダースの取組み

当社代表の元沢からは、川崎ブレイブサンダースがSDGsの取組みに至った背景や今後の展望について紹介しました。

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢 伸夫

受け身ではなく、主体的に地域社会の課題解決に継続的に取組みながら経済活動を行い、事業貢献もしていく考え方を基にSDGsを推進し、「スポーツ×SDGs」分野の先進事例を作るプロジェクトを進めていること、そして昨年9月に発足したSDGsプロジェクト「&ONE」の取組事例や今後の展望についても発表をしました。
川崎ブレイブサンダースの取り組みの詳細については、「&ONE」プロジェクトの特設ページをご覧ください

また、3月下旬のホームゲームを、「&ONE Days」としたイベントゲームとして、SDGsの17目標に関連した施策を行う予定であること、を発表いたしました。

講演を終えて

講演の後には質疑応答の時間が設けられ、フォーラムに参加された方から、具体的な実施に向けた前向きな質問が多く寄せられました。

終了後、フォーラムにご参加いただいた方からは、
・「川崎市のSDGsのさらなる発信・浸透、検討している登録・認証制度に期待したい」
・「企業の具体的な事例が参考になり、今取り組んでいることが実はSDGsに貢献していると聞き、すぐにでも始められるヒントを得られた」
・「スポーツクラブだからこそ出来るSDGs、ビジネスとしての可能性を感じた」
・「小さなところからも一緒に取組を検討してみたい」
といったご意見を多数いただきました。

第1回目の開催となりました本フォーラムは、SDGsに取組を検討・推進されている企業様に当社とともにSDGsへの理解・興味をより深めていただく学びの場として、基礎知識、具体的な事例を各分野よりお招きし講演いただきました。

川崎ブレイブサンダースとしては、今回のフォーラムをきっかけSDGsに関心を持ち新しい一歩を踏み出す企業様が1社でも増えれば幸いです。ご参加、ご視聴およびご登壇いただきました皆さま、ありがとうございました。

本件のご意見やご要望およびお問い合わせ、また活動をサポートしていただける企業様を業種問わず幅広く募集しております。下記の事務局までお気軽にお問い合わせください。

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※問い合わせ種別は「SDGsプロジェクト「&ONE」」をご選択ください。
※ご返信には数日いただくことがございます。

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