『&ONE days Supported by 味の素』実施レポート
2月5日、6日に行われたB.LEAGUE 2021-22 SEASON 第21節 渋谷戦において、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)の17すべての目標にチャレンジする『&ONE days(アンドワンデイズ)Supported by 味の素』を実施しました。
昨シーズンに続き2回目の開催となる今回も、ご来場いただいた多くの皆さまにご参加いただき、SDGsの推進と、必要とする方々への支援に繋がるたくさんのご協力をいただきましてありがとうございました。
ご協力いただきました皆さまへの感謝の思いと共に、当日の様子をお届けいたします。
『&ONE days』とは
川崎市や多数のパートナー企業様ご協力のもと、ご来場いただいた皆さまにSDGsについて学び、興味を持っていただくだけではなく、参加していただけるような様々な取り組みを通じてSDGsの17すべての目標にチャレンジする2日間。
【2/4更新】味の素(株)との&ONEオフィシャルパートナー契約締結および2/5,6 渋谷戦 SDGsの17すべての目標にチャレンジする 『&ONE days Supported by 味の素』開催のお知らせ
「&ONE」プロジェクト
川崎ブレイブサンダースは、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むプロジェクト「&ONE」(アンドワン)を発足いたしました。
バスケットボールを通じて、すべての人に「健康」、「働きがい」の機会を提供し、ホームである川崎をより「住んで幸せな街」にすることに一層、力を入れて取り組んでいきます。
「&ONE~KAWASAKI BRAVE THUNDERS SDGs CHALLENGE~」特設ページはこちら
『&ONE daysポスターコンテスト』表彰式
今回の『&ONE days Supported by 味の素』のキービジュアルには、昨夏(2021年)川崎市内の小学生を対象に夏休みの研究課題や親子でSDGsについて学ぶ機会として開催した「&ONE daysポスターコンテスト」で最優秀賞に輝いた、上作延小学校4年生 友永凛花さんの作品が採用されました。
最優秀賞受賞を記念し、2/5(土)の試合前には&ONEアンバサダーを務める篠山竜青選手による表彰式が執り行われました。
また、応募いただいた全54作品を川崎市とどろきアリーナ2階に展示し、ご来場いただいた多くの方が立ち止まってご覧になりました。
『&ONE daysポスターコンテスト』の結果詳細はこちら
『&ONE WALKING』×『aminoステップ ™』
ご来場いただく皆さまへの健康促進や運動の機会の提供を目的に、川崎ブレイブサンダースがホームゲーム開催時に毎試合実施しているウォーキングラリー『&ONE WALKING(アンドワンウォーキング)』と、歩くだけでマイルがたまる、味の素(株)の生活改善サポートアプリ『aminoステップ™』がコラボレーション。
歩いた歩数と当日会場にゴールした方を対象に、フリースローの成功によって会場のお客様が特典を受けられるホームゲームの名物コーナー『超(スーパー)プレッシャーチャレンジ』への参加権をはじめとしたキャンペーンを実施しました。
2日間の参加人数:約330名
『フードドライブ』with 味の素
今シーズンのホームゲーム開催時に毎試合実施している『フードドライブ』も、この2日間は選手の直筆サイン入りミニボールが当たる特別バージョンで実施。 また、フードドライブにご提供いただいた方全員に味の素(株)より「クノール® たんぱく質がしっかり摂れるスープ」がプレゼントされました。
2日間でご提供いただいた食品:約400個
多くの皆さまにご協力いただきましてありがとうございました。
ご提供いただいた食品は、「フードバンクかわさき」を通じて必要としている方々に届けられます。
※なお、この他に味の素(株)よりスープやだし、インスタントドリンクなどたくさんの商品をフードドライブにご提供いただきました。
川崎ブレイブサンダースこども食堂 at THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERS
こども達の未来を応援すること、そして「こども食堂」をより多くの方に知っていただくため、2021年11月に武蔵小杉駅高架下にオープンしたバスケットボールステーション『THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERS』において、クラブとしては初めての試みとなる「川崎ブレイブサンダースこども食堂」を実施しました。 株式会社アポルテフードファクトリーご協力のもとクラブハウスで選手が実際に食べている食事の中から人気のメニューをお弁当にしてご提供。川崎市内のひとり親世帯をはじめサンダースファミリーの方々まで多くの方にご利用いただきました。
2日間の提供個数:約400個
・食べ盛りのこどもがいるので助かる
・「選手も食べているんだって」とこども達と盛り上がりながら食べました
・素晴らしい取り組みをありがとうございます
・色々な取り組みがあることを川崎ブレイブサンダースを通して学んでいます
・自宅の近くにもバスケができて、こども食堂もあるライトハウスのような場所が出来たらいいな
・美味しかった
など、実際にご利用いただいた方からは好評なお声を多くいただきました。
再生紙ゲームデープログラムの来場者全員配布
毎試合会場で配布しているゲームデープログラムを、この2日間では再生紙に替えて配布しました。試合情報の他、プログラムには第4回ジャパンSDGsアワードにおいて「特別賞」を受賞している川崎市立平間小学校の児童と、&ONEアンバサダーを務める篠山竜青選手、自らが発案した食品ロスの取り組みを実践する増田啓介選手がSDGsについてオンラインで話し合いをした様子を掲載いたしました。
カワスイ 絶滅危惧種出張水族館
川崎ブレイブサンダースのオフィシャルスポンサーでもあるカワスイご協力のもと、ご来場の皆さまに絶滅危惧種に指定されている生物について学び、海の豊かさを守ることについて考えていただく機会の提供として、メダカや亀の水槽展示やパネル展示を実施しました。
展示コーナーでは、メダカや亀といった身近な生物の中にも種類によっては絶滅危惧種に指定されている種類がいることを、実際に触れたり、カワスイのスタッフの方の説明に真剣に耳を傾けている方が多くいました。
車いすバスケットボール体験会
サンダーススクエアでは、どなたでも競技用の車いすに乗ってシュートチャレンジができるコーナーを設置。小さなお子さまから大人まで、2日間で多くの方に車いすバスケットボールの体験をしていただきました。
実際に車いすに座ると、ゴールまでの距離と高さに「全然届かない!」「想像以上に遠い」といった声と共に「車いすバスケ選手ってスゴイ!」とシュートに夢中になる方が多くいました。
また、2/6(日)には地元川崎の車いすバスケットボールクラブ「川崎WSC」による体験会と、選手による紅白戦を実施しました。
「川崎WSC」との体験会に参加した方からは
・上半身の力だけでボールをシュートするのが想像以上に大変でコントロールも難しかった
・川崎WSCさんの紅白戦はスピーディーな試合展開で、倒れてもすぐに立ち上がる姿勢は迫力満点だった
・最初は車イスの操作が慣れずうまく出来なかったが、丁寧に教えていただきとても楽しめました。明日は腕が筋肉痛になりそうです!
といった感想をいただきました。
「川崎WSC」の選手による紅白戦は、短い時間ながらもスピード感と迫力満載の試合で車いすバスケットボールの魅力を観客席の皆さまに届けていただきました。
観戦した方からは「はじめて生で車いすバスケットボールの試合を見て、迫力に驚いた」といったお声をいただきました。
キッズMC体験
試合前のショータイムに一芸に秀でた川崎にゆかりある方々にパフォーマンス機会を提供している「KAWASAKI LIGHT UP STAGE」の一環として、「将来、一芸に秀でて輝く大人に成長して欲しい」という願いを込め、試合前の川崎の選手紹介や試合後のヒーローインタビューなどアリーナMCを川崎市内の小学生に体験していただきました。
川崎市内に在住または在学の小学生を対象に募集し、応募の中から選ばれた、小学2年生のここなちゃんとあかしくんがチャレンジしてくれました。
明るく元気なここなちゃんの選手紹介と、しっかりと暗記し完璧に選手紹介をしてくれたあかしくんに、会場からは温かい拍手が巻き起こりました。
試合後のヒーローインタビューでは、ここなちゃんから「バスケ以外で好きなことは何ですか」と質問を受けた藤井選手の「競馬と麻雀が大好きです!」との答えに会場でもSNSでも大盛り上がりとなりました。
あかしくんから増田選手へのヒーローインタビューでは「いつも増田選手のドライブがカッコいいと思っています。オフェンスファウルを取られないために気を付けていることはありますか?」という専門的な質問に会場からも思わず「おお」という驚きの声が聞こえてきました。
「僕も結構オフェンスファウルをしてしまうのですが、一番は気にしないことだと思います。オフェンスファウルをしてしまうくらい気持ちを強く持って攻めることが大事だと思います」と笑顔で真剣に増田選手は答えていました。
パラアーティストによる選手肖像画掲出
キッズMCによる選手紹介時には川崎市文化財団のご協力の下、社会福祉法人みのり会に所属する13名のパラアーティストの皆さまによる川崎ブレイブサンダースの選手13名(試合開催時点で特別指定選手として所属していた米須玲音選手を含む)の肖像画を今年も描いていただき、センターハングビジョンと、とどろきアリーナ2階に設置した選手と学ぶSDGsコーナーにて掲出いたしました。
昨シーズンの『&ONE days』でも選手と会場のお客様に好評いただいたこの企画。
今年も個性的で魅力溢れる作品に選手も思わず練習の手を止めて笑顔に。
会場のお客様からも拍手が起こり、試合前の会場がいつもとは違った温かい雰囲気に包まれました。
センターハングビジョンで掲出した肖像画
自転車発電体験コーナー
昨シーズンの『&ONE days』でも大好評だった自転車発電体験コーナーを、川崎ブレイブサンダースのオフィシャルスポンサーである株式会社UPDATERご協力のもと、今回も2日間にわたって実施いたしました。 お子さまをはじめ、時には列ができるほどの人気コーナーで2日間で延べ200名以上の方に発電体験をお楽しみいただきました。
ホンダカーズ川崎EV車展示
ホンダカーズ川崎ご協力のもと、カーボンニュートラル(脱炭素)実現のために 欠かせない最新技術のEV車(電気自動車)『Honda e』を展示し、環境について考えていただくきっかけとして試乗体験をしながら最新技術に触れていただきました。
川崎市内で獲れた新鮮野菜の販売
昨シーズンの『&ONE days』での実施をきっかけに、今シーズンは定期的に開催し毎回好評をいただいているJAセレサ川崎による「セレサモス」の出張販売。
2/6(日)のみの実施となりましたが、冬野菜や川崎野菜の”のらぼう菜”など新鮮なお野菜を今回もご用意いただき、2時間程度でほとんどのお野菜が売り切れとなりました。
地元の美味しくて新鮮なお野菜を知り、地産地消を促すことで輸送によるCO2排出の軽減などにも繋がります。
SDGsについて選手と学ぼう!特設ブースの設置
これまでの&ONEの活動の中で、選手が実際に足を運んだ工場見学や幼稚園訪問、SDGs勉強会などの様子を動画でご紹介いたしました。
かわさき☆えるぼし認証企業のご紹介および観戦ご招待
女性の活躍やワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んでいる「かわさき☆えるぼし」認証企業にお勤めの方とそのご家族約70名様を「&ONE days」に無料でご招待いたしました。
&ONEグッズの販売および売上の一部を寄付
&ONEグッズをホームゲーム会場とクラブ公式オンラインショップで販売し、売上から経費をひいた全額を下記の団体様へ寄付いたします。
特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
寄付金額:1万円
「すべての人々がすべての場所で、清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践できる世界」をビジョンに掲げて活動する水・衛生専門の国際NGO、ウォーターエイドおよびウォーターエイドジャパンの活動はこちら
子ども虐待防止オレンジリボン運動
寄付金額:6万3千円
子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける「オレンジリボン運動」の活動はこちら
川崎ブレイブサンダースロゴ入り防災バッグの販売
防災への意識を高め、いざという時の備えを促進することを目指し、川崎ブレイブサンダースのロゴ入り防災セットを販売いたしました。
こちらの防災バッグは、クラブハウスにも設置し選手やスタッフの防災に役立てます。
アリーナDJ セク山さんによるSDGsをテーマに選曲した音楽プレイ
いつも音楽で会場を熱く盛り上げているアリーナDJのセク山さんに、この2日間はSDGsをテーマに特別に選曲した音楽をプレイしていただきました。
SDGs No.3「すべての人に健康と福祉を」
1-800-273-8255 (feat. Alessia Cara & Khalid) / Logic
SDGs No.10「人や国の不平等をなくそう」
Why Can't We Be Friends / WAR
SDGs No.17「パートナーシップで目標を達成しよう」
Forever Young / スチャダラパーからのライムスター