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UPDATER(旧みんな電力)・平間小学校と共同で空気質モニタリングの検証開始のお知らせ

いつも川崎ブレイブサンダースを熱く応援いただき、ありがとうございます。

川崎ブレイブサンダースではこの度、株式会社UPDATER(2021年10月1日 みんな電力株式会社より社名変更、所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司、以下 UPDATER)および川崎市立平間小学校(所在地:川崎市中原区、校長:佐川昌広、以下 平間小学校)と共に、UPDATERが展開するエアテック事業『みんなエアー』のMADO(空気質計測 、以下 MADO)を用いて、平間小学校の教室環境における空気質モニタリングを活用した感染症対策およびコミュニケーションや学習効率に与える影響を観察・検証する取り組みを開始したことをお知らせいたします。

川崎ブレイブサンダースとUPDATERはこれまでもSDGsの推進に関する取り組み*を実施しており、その一環としてクラブハウス(以下、BTH)にMADOを導入し、空気環境を測定し見える化することで、選手がより一層安心して過ごせる環境づくりを実施してまいりました。
また、UPDATERと平間小学校は、2021年7月に川崎ブレイブサンダース・川崎市SDGsプラットフォーム・川崎市が共催したSDGsフォーラムに参加したことをきっかけにお話しする機会を持ち、平間小学校では特に冬場の暖房利用時に窓を閉め切ることによる空気環境に課題を持っていたことから、モニタリング検証期間中に使用するMADOを川崎ブレイブサンダースとUPDATERから寄贈することとなり、2021年11月11日(木)に平間小学校において寄贈式を行いました。

UPDATERおよび平間小学校はともに「第4回ジャパンSDGsアワード」において「内閣総理大臣賞」(UPDATER)、「特別賞」(平間小学校)を受賞しており、今回の取り組みをきっかけに、今後もそれぞれが目指すSDGsの達成に向けて協力してSDGsの推進に取り組んでまいります。

* UPDATERとのこれまでの取り組み
2021年3月:「&ONE days」での自転車発電体験コーナーの実施
2021年7月:ホームゲーム全試合において「カーボン・オフセット」を導入、クラブハウスでの再生可能エネルギー100%に切り替え
2021年9月:「川崎ブレイブサンダース太陽光発電所」ネーミングライツ取得

MADOを活用したBTHでの空気質モニタリング結果

2021年10月よりBTHに設置し、空気環境に問題がないことが確認されました。
CO2濃度等が目に見えることで、適切な換気タイミングがわかり、選手・スタッフが安心して過ごせる環境になりました。

MADOを活用した平間小学校でのモニタリング

実施場所
平間小学校

実施期間
2021年11月11日~2022年11月30日(予定)

実施内容
みんなエアーによるMADO(空気質計測器)を活用した空気質モニタリング

実施目的
・平間小学校では、暖房などの熱効率の観点から冬には窓を締め切るが、教員側がコロナ感染を危惧している。これに対してみんなエアーの空気の見える化により、CO2濃度が1000ppm超えたタイミングで生徒が「窓を開けよう!」と積極的に環境改善に取り組む活動を実施している。すでに実施している教室内では安心感が生まれている。本実証実験では、実証実験教室を全教室に拡大し、空気環境がどのような状態であるか把握し、必要があれば改善対策を検討するとともに、空気の状態や施設内での取り組みを職員・生徒・保護者等の関係者に「見える化」することがそれぞれのコミュニケーションにどのような影響を与えるか観察・検証する。
・学習環境における集中力などにとってもCO2濃度1000ppm以下の環境を整えることが望ましく、感染症対策のみならず、持続的な活用により職員や生徒のパフォーマンス向上に繋がるか観察・検証する。

平間小学校に設置する空気質モニタリング「MADO」とは

オフィスをはじめ、店舗や医療施設、教育施設など室内の空気中に含まれるCO2やPM2.5、揮発性のガスといった空気質の数値を計測し、24時間継続のグラフ管理を行うことで換気や対策機器の稼働を促す「空気管理のクラウドサービス」です。センサー機器で計測したデータはクラウドに送信され、事業者での一括管理や個別のタブレット機器に表示し、可視化した空気の状態をみんなで共有することができます。

モニタリング実施にあたってのコメント

川崎市立平間小学校 佐川昌広校長
子どもたちをはじめ、SDGsへの意識が街全体へ広がっていると感じています。今回の実験を機に子どもたちがCO2への関心も持てたと思うので、子どもたちから脱炭素の取り組みもどんどん発信していきたいと思っています。

株式会社UPDATER 代表取締役 大石英司様
人が摂取する7割は「空気」にも関わらず今まで無関心だったものが、コロナの影響で関心が向けられたと思います。スポーツクラブと小学校の事例の機会をいただけたので、このパートナーシップを活かして、我々をはじめ、子どもも保護者の方も地域の方もみんなで一緒になって、afterコロナに向け空気の問題を解決していけたらと思います。また、このような学校が増えることを願っています。

株式会社UPDATER みんなエアー事業責任者 碓氷友美様
空気の「見える化」をすることによって、それぞれの関係性がどのようなコミュニケーションに変化するかを目的としていますが、今回の取り組みによって、すでに子どもたちが積極的に窓を開けて環境改善に取り組んでおり、行動の変化を実感しています。それらを企業や子どもたちから発信することで、保護者や地域の方にも積極的な環境改善の意識が拡がるといいなと思います。「MADO」はCO2だけではなく、PM2.5などの空気中の様々なリスクも検知できるため、安心できる場所を守るために適切な行動を促せるように働きかけていきたいと思います。

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢伸夫
SDGsの肝はパートナーシップにあると思っています。我々だけだとできることは限られますが、平間小学校さんや、UPDATERさんと一緒に取り組むことで、できることがたくさんあると感じています。このような取り組みを今後もアップデートしていきたいと強く思っていますし、私たちなりに頑張っていきます。

平間小学校での「MADO」寄贈式の様子

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