親子ふれあいスポーツ教室
2019年2月11日(月・祝)、幸区の河原町体育館にて『親子ふれあいスポーツ教室』が行われました。
この教室は、バスケットボールを通じて親子でコミュニケーションを取り、楽しみながらスポーツに取り組むことを目的に、川崎市市民文化局市民スポーツ室と川崎ブレイブサンダースが共催の共催により、今回初めて開催されました。
川崎ブレイブサンダースからは、ユースのコーチを務める岩﨑コーチ・山内コーチをはじめ3名のコーチ陣が参加。会場には事前の申込みで集まった計85名の親子が集まりました。
教室は参加されるお子さまの年齢によって、4歳~小学1年生と小学2~6年生の2グループに分かれて、岩崎コーチと山内コーチが入れ替わりでクリニックを進行しました。
岩﨑コーチが担当したのは、ボールハンドリング、ディフェンス、キャッチ&シュートの3種類。
「キャッチ&シュートはバスケットボールをするうえでとても大切な技術の1つだから、みなさんもトップチームの選手、辻選手や谷口選手になったと思って取り組んでみましょう!」と声をかけ、シュートの高さ・方向付けのポイントについて主にアドバイスしました。親子で順番に転がしたボールをシュートするシュート対決のメニューでは、アドバイスのポイントをお父さん・お母さんが復習しながら子どもたちに声をかけたり、お父さん・お母さんがシュートを打つのをDFしてみたり、楽しみながら取り組んでいた様子が印象的でした。
パス、ドリブル、ランニングシュートを担当した山内コーチからは、「お父さん、お母さんと協力して楽しく取り組もう!元気に取り組もう!」とアドバイスがあり、親子でのドリブルメニューなどでは、お父さん・お母さんの手の動きを見ながら顔を上げてボールをついてみたり、お互いに協力しあう中でボールだけでなく会話のキャッチボールも生まれ、どの親子も積極的なコミュニケーションを行なっていました。
教室の最後は2面8か所に分かれ、親子でチームを組み、4対4形式での試合を行いました。
保護者の方も子どもたちも元気よく取り組みながら、習ったことを積極的に実践しようトライする様子がみられ、時間の中で徐々に上達していき、試合も盛り上がりました。大人顔負けの積極的なプレーをする子どもに拍手が起きたり、子ども達が驚くような、かっこいいプレーを親御さんが行う場面もあり、大いに盛り上がりました。
締めくくりに、コーチ陣から「今回のイベントをきっかけに、親子での交流のひとつとしてバスケットボールにもっと興味を持ってくれたらうれしいです。また会えるのを楽しみにしてます。」と伝えられ、イベントは終了しました。
帰り際には「楽しかった!」と話しながら帰る親子や、コーチに技術的な相談をしに来てくれる子ども達もいました。
短い時間のなかではありましたが「バスケットボールに触れる・楽しむ」ということを親子で体感してもらうことができたことと思います。
対応いただいた川崎市・幸区の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。
2019-02-20
2/10 B.LEAGUE 2018-19 第24節 GAME2 川崎 84-75 三遠
ハイライト映像 ゲームレポート チームスタッツ 試合後コメント
ハイライト映像
ゲームレポート
薄氷の勝利を掴んだ前日から一夜明けてのGAME2。
第1Q、川崎は22ファジーカスのリバウンドショット・3Pシュートで先制するが、三遠1チルドレスの連続ゴールで逆転を許すと、立て続けにパスミスから三遠のファストブレイクで得点され、残り5:03には9-17とリードを広げられる。川崎はここでタイムアウトを取ると、22ファジーカス・21マクリンのインサイドでじわじわと追い上げ、20-23で第1Q終了。
第2Q、川崎はこのクォーター開始から投入された23ジュフがバスケットカウント、ゴール下でパスを受けてのダンクと活躍し逆転。23ジュフ投入によりディフェンスも活性化した川崎は三遠の得点ペースを落とすことに成功し、7篠山の3Pシュートなどで35-26とリードを広げる。三遠は8太田を投入しビッグラインナップを組むと、1チルドレス・8太田の得点で37-36と迫る。終了間際に7篠山がファストブレイクからのレイアップを決め、39-36で後半へ。
第3Q、川崎がアウトサイドシュートを連続で外す中、三遠が45マクドナルドのインサイド、5川嶋のバスケットカウントで39-40と逆転。ここから川崎は22ファジーカスのロブから21マクリンのアリウープ、22ファジーカスの3Pシュートなどで8-0のランで引き離すが、三遠も1チルドレス・15鈴木の3Pシュートなどで48-48と再び同点に。そこから川崎が青木の3Pシュートなどでわずかにリードし、57-54で最終クォーターへ。
第4Q、川崎が22ファジーカスのジャンプショットでリードを61-54とリードを広げる。三遠も1チルドレスのドライブや3Pシュートで点差を縮めてくるが、川崎は0藤井が3Pシュート・ドライブで決め返す。残り4分を切り、川崎は23ジュフのリバウンドショット、0藤井・7篠山の連続3Pシュートで一気に三遠を点差を引き離すと、さらに激しいディフェンスを仕掛けて0藤井がスティールからファストブレイクを決めるなど三遠を圧倒。そのまま付け入る隙を与えず、84-75でタイムアップ。
好調を続けてきた14辻がコンディション不良でエントリーを外れた中、0藤井・7篠山の2ガードが合計32得点をあげる活躍でチームにエナジーを注入し、勝負どころで強者の試合運びをみせた。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「"ボール"をディフェンスできていた」
連勝で終われたのが良かったです。 勝負所の戦い方について、いつもコーチから何度も言っているのですが、今日は選手同士でミーティングさせて、何を徹底するんだということを選手間で共有して、コート上で実行してくれました。あと、セットプレーもいくつかあるけれど、形にこだわりすぎずにプレーして、イージーなシュートを作ろうという話もしていて、そこは狙えていたかなと思います。
ディフェンスでは、昨日はレイアップで28点やられていたので、イージーなレイアップをさせないようにしようと話をしていて、昨日よりは"人"でなく"ボール"をディフェンスできていたかなと思いました。チームディフェンスで修正が必要な箇所はいくつか出てきているので、それはこの中断期間で改善できるようにしていきたいと思います。
4青木保憲
「要所でディフェンスで我慢をして相手を止めて連続得点できた」
今日の午前中に選手ミーティングをして、『ディフェンスを頑張ろう』『とにかくまずはディフェンスにフォーカスしよう』というチームとしての共通認識というのを、もう一度はっきりさせようと話しました。その中でうまくいかないところもあったんですけど勝負所だったり、要所でディフェンスで我慢をして相手を止めて連続得点できたことはチームとして良かったと思います。
(リーグ再開に向けて・・・)この2、3週間というのはリフレッシュするのもありますが、僕らリザーブメンバーはもう一段階も二段階もレベルアップしなければならない期間だと思うので、このバイウィーク期間といのを有効に使ってもっとより戦力にれるように後半戦も頑張っていきたいと思います。
22ニック・ファジーカス
「この調子を途切れさせないように」
昨日と今日あわせて61点とることができて、とても気持ちいいです。毎週のようにチームのスタッツを見ているのですが、チームとしてのシュート確率が非常に良くない数字でした。自分自身も手術以降良くなかった部分があって、ここ何週間かは長めのシュートをきちんと決めることができるよう心掛けていました。少し以前の(良い時)の技術を使うように意識して少しずつ調子が上向きになってきたので、この調子を途切れさせないようにやっていきたいです。
(中東での代表戦が控えていますが、遠征対策として持ってきたいモノとかありますか?)
今のシュートタッチをこのまま持っていきたいです(笑)
22ジュフバンバ
「持ってる物を全部出せるように頑張りました」
自分が出たときには、リバウンドだったりしっかり走ることだったりが(チームとして)必要だと思ったので、そういう部分を出すようにしました。今日のゲームは連勝がかかっていたので、みんな100%(の力を)出さなければいけなかったし、自分も持ってる物を全部出せるように頑張りました。
(1ヶ月近く中断期間となりますが・・・)シーズンはまだまだ続くので、(チームとして)うまくいっていないところは練習で調整してシーズン中に克服していきたいと思います。自分個人としては川崎ブレイブサンダースはディフェンスのチームなので、自分ができないところを練習をたくさんして伸ばして、自分の得意なオフェンスも頑張っていきたいと思います。
これからもっともっと勝ちたいし、勝ちを増やして地区一位になりたいので、頑張っていきます。
2019-02-10
2/9 B.LEAGUE 2018-19 第24節 GAME1 川崎 83-81 三遠
ハイライト映像 ゲームレポート チームスタッツ 試合後コメント
ハイライト映像
ゲームレポート
第1Q、三遠が5川嶋のジャンプショットで先制すると、73田渡の連続3Pシュートで2-8とリード。川崎も21マクリン・22ファジーカスのインサイドで2点差まで追い上げるが、三遠73田渡の3Pシュート、15鈴木のファストブレイクで再び点差を広げられる。川崎は0藤井・11増田を投入すると、再び21マクリン・22ファジーカスのインサイドで点差を縮め、20-21の1点ビハインドで第1Q終了。
第2Q、互いに相手にアジャストしたディフェンスで、守り合いの展開となる。三遠が1チルドレスの1on1で得点をあげるのに対し、川崎も23バンバが切り込んでフリースローから加点すると、0藤井のスティールから21マクリンがファストブレイクから得点し、30-28と逆転してオフィシャルタイムアウトへ。その後も33長谷川の3Pシュート、7篠山のバスケットカウントなどで川崎がリードを広げると、終盤ターンオーバーから三遠に得点を許すも、残り1秒で川崎4青木がハーフライン付近からロング3Pシュートを決め、44-39で試合を折り返す。
第3Qに入ると、試合は点の取り合いに。三遠45マクドナルド・1チルドレスがショットを決めれば、川崎もパスを回しながらショットが好調な22ファジーカスがフィニッシュ。一時は川崎がリードを9点まで広げるが、三遠の攻守の切り替えの早い攻撃で得点され、65-61で最終クォーターへ。
第4Q、三遠8太田のポストプレー、45マクドナルドのゴール下で残り8:15、65-65の同点に追いつかれたところで川崎がタイムアウト。川崎はゾーンディフェンスを仕掛けるが、三遠8太田がジャンプショットを決めて逆転を許す。さらに三遠は1チルドレス・45マクドナルドが得点してリードを広げていく。川崎は21マクリン・22ファジーカスの得点で離されずに食らいつくと、21マクリンのリバウンドショットで残り2:02、77-76と再度逆転に成功。そこからリードチェンジを繰り返しながら、三遠ペースで試合は終盤へ。迎えた残り20秒、79-81でファウルゲームを仕掛ける川崎に、三遠が2本ともフリースローをミス。リバウンドのボールを0藤井が7篠山につなぎ、ピック&ロールから3Pショットを沈めて、残り9秒で82-81と逆転。三遠の攻撃をしのぎきり、最後は33長谷川が冷静にフリースローを決めると、2本目をわざと外して83-81でタイムアップ。
7篠山がフィールドゴール6/15という状態の中、最後までシュートを狙いにいったことが最後に功を奏し、薄氷の勝利を呼び込んだ。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「ああいう勝負所でミスをしてしまっては」
結果的に勝利できたことは良かったと思いますが、勝負所でうちが何本かミスして、あの(三遠の)フリースロー4本が落ちなければ負けてるゲームなので、三遠さんのミスで勝ちが転がり込んできたという内容でした。ああいう勝負所でミスをしてしまっては勝てる確率は低くなってきますし、今までの負けもこういうところやリバウンド(を取られる)のところがキーポイントになっているので、そういうところでしっかりプレーすることが一番大事かなと思います。
日本代表の合宿もあったりで噛み合わないところもありましたけど、我慢して色々な選手を使いながら試合ができたと思います。明日、勝って連勝することが大事です。今日は、出だしのディフェンスがソフトだったので、明日は出だしからディフェンスをしっかりしていきたいと思います。
11増田啓介
「明日はもっとチーム一丸となって」
先週から試合に出させてもらってますが、自分はまだ一番若いですし全力で今日もできることを頑張りました。
(明日に向けて)今日こういう接戦になってしまったんですけど、明日はもっとチーム一丸となってもっと点差を開いて勝てるように、自分自身も良いところを出せるように頑張ります。
22ニック・ファジーカス
「今日は相手がフリースローを落としてくれましたが」
チームとして全体的に良いプレーはできませんでしたけど、最終的に勝てました。先ずは勝つことが一番大事なので、その意味では良かったです。
(明日に向けて)明日も絶対勝ちたい試合なので、チームとして良いプレーをして、今日と同じような展開にしないようにしなければいけません。今日は相手がフリースローを落としてくれましたが、明日も同じことが起こるわけではないので、明日はもっと良いプレーをしたいと思います。
7篠山竜青
「アタックできていたイメージがあった」
(逆転を決める3Pシュートだったが・・・)最後は、自分とニックでピック(アンドロール)して決めようと思っていて、ニックとマッチアップしているマクドナルド選手がずっとニックにくっついていて、自分のところには近づいてこないという傾向が見えていたのでしっかり良いスクリーンがかかって自分の前が空いたので、ここはスリーだと思って打ちました。
今日は、シュートがそれほど入っていなかったですが、しつこく(ゴールに)アタックできていたイメージがあって、最後は迷わずいけました。12月はシュートタッチがすごくよくて、その後1月はそんなに良いコンディションでてきなかったというのが正直なところですが、今週から少しずつ上がってきている感じがあるので、感覚的にはまた良い状態を取り戻せたと思います。
2019-02-09
2/3 B.LEAGUE 2018-19 第23節 GAME2 川崎 85-88 京都
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ハイライト映像
ゲームレポート
川崎が14辻のジャンプシュートで先制するも、32マブンガが開始3分で2本連続の3Pシュートを含む8得点をあげ、京都リードで試合が進む。川崎は22ファジーカスを中心にペイントエリア付近から得点を重ねていくが、京都の的を絞らせない攻撃を止められず、点差を縮めることができないまま、24-20で第1Q終了。
第2Qに入ってもシュートが好調な京都。32マブンガを起点に10岡田・33内海の3Pシュートなどでリードを広げていく。川崎も0藤井・14辻・15谷口が3Pシュートを沈めるも、インサイドを攻められず攻撃に厚みを持たせられない。一時は2桁の点差をつけられてしまう展開となるが、終盤14辻の3Pシュート、ファストブレイクから21マクリンがレイアップを沈め、38-43で試合を折り返す。
第3Q、開始からの連続得点で一時は逆転に成功した川崎だったが、京都も50サイモンのバスケットカウント、32マブンガの3Pシュートで再び引き離す。点差を縮められないまま試合が進むと、終盤、0藤井がリバウンドやルーズボール争いで立て続けにファウルを吹かれて京都にフリースローを献上してしまい、59-67で最終クォーターへ。
第4Q、ここにきてパスが回るようになった川崎は、21マクリンのリバウンドショット、11増田がB.LEAGUE初得点となるゴール下ショットを決めて63-69と京都を追撃。しかし、ここでも京都50サイモン・32マブンガに個人技で得点を決められ、点差を広げられてしまう。残り3分を切った場面から、川崎は33長谷川・14辻の3Pシュートで78-84と追い上げると、残り23秒、14辻の3Pシュートで83-86の1ポゼッション差に迫る。迎えた残り11秒、川崎はトラップディフェンスでポゼッションを獲得すると、ラストショットを14辻に託すが、京都ディフェンスを外しきれずにタフショットを打たされ、ボールはリングに弾かれ、85-88でタイムアップ。
京都32マブンガ・50サイモンに合わせて63失点を喫し、88点を取られたことが敗因となった。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「マブンガ選手とサイモン選手のところを抑えられなかった」
非常に残念ですけれども、昨日も今日もマブンガ選手とサイモン選手のところを抑えられなかったのが一番の敗因だと思います。
4番ポジション、あとは3番ポジションの日本人選手もマッチアップさせてと思ったんですけど、前半、3番ポジションの選手がマッチアップした時にファウルがかさんでしまったのがもったいなかったです。
なぜあまりコンタクトがないところで笛が鳴るかと考えたら、普段外国人選手とマッチアップをしていないからかなと感じました。代表選手は外国人選手とマッチアップして外国人のパワーが分かって慣れているのかなと思います。代表に選ばれていない選手がつくと、経験がないのでちょっと駆け引きが難しかったのかなという感想があります。
その中で特別指定の増田が、彼はアンダーカテゴリ―で世界と戦っているので、彼がマブンガ選手についてよかったところもありました。
非常に残念ですが、しっかり改善してまた来週に臨みたいと思います。
15谷口光貴
「まだまだだと思う」
(久しぶりのプレーとなったが)まだまだだと思うし、それ(課題)を練習で示せるようにしないとプレータイムをもらえないと思うので、練習からしっかりやりたいと思います。
11増田啓介
「初得点はすごい嬉しかった」
初得点はすごい嬉しかったんですけど、すぐディフェンスだったので心の中で「よっしゃ」と思ってすぐディフェンスに戻りました。
(外国籍選手とのマッチアップは)精一杯、(身体を)当てるところは当ててリバウンドを取らせないように努力しました。 次のホームゲームも精一杯頑張るので応援お願いします。
2019-02-03
2/2 B.LEAGUE 2018-19 第23節 GAME1 川崎 69-73 京都
ハイライト映像 ゲームレポート チームスタッツ 試合後コメント
ハイライト映像
ゲームレポート
京都ボールでゲームスタート。川崎は7篠山のドライブで先制すると、21マクリン・22ファジーカスがインサイドで得点。京都も序盤はアウトサイドのシュートが決まらなかったものの、32マブンガ・10岡田が3Pシュートを決めて追い上げる。残り4:37、32マブンガが再度3Pシュートを沈め、8-10と逆転を許すが、ここから川崎は14辻が2本の3Pシュートとジャンプショット、さらにドライブから22ファジーカスへのアシストと、10-0のランでリードを広げる。20-15で第1Q終了。
第2Qに入ると、川崎は特別指定選手の11増田が初出場を果たすなど、ベンチメンバーを起用しながら7篠山が積極的なオフェンスで得点を重ねるが、京都50サイモンの連続ジャンプショット、12岡田・7晴山の3Pシュートで残り4:29、26-25の1点差に迫られたところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、京都は2-3のゾーンディフェンスを敷くが、22ファジーカスが外から3Pシュートを沈めると、セットプレーから22ファジーカスのミドルシュート、21マクリンのプットバックで残り3:07には33-25と再びリードを広げる。しかし、ここから川崎はシュートミスが続き得点が止まると、京都50サイモン・32マブンガの得点で33-32として試合を折り返す。
第3Q、川崎14辻がB.LEAGUE通算300本目となる3Pシュートを決めて会場の川崎ファンを沸かせるが、京都も7晴山が3Pシュートを決め返すと、3伊藤のドライブで38-39と京都が逆転。川崎も22ファジーカスのアシストから21マクリンのアリウープで再逆転すると、そこからリードチェンジを繰り返すシーソーゲームに。残り2:50、川崎21マクリンが3つ目のファウルでベンチに下がると、川崎は攻撃のリズムを失ってしまう。その間、京都32マブンガにインサイドを攻め込まれると、ファウルからフリースローを与え、47-53と点差を広げられる。川崎は22ファジーカスの3Pシュート、終盤に0藤井がジャンプショットを決めるも、52-55の3点ビハインドで最終クォーターへ。
第4Q、京都32マブンガに対し川崎21マクリンが4つ目のファウルを吹かれるが、これ以上インサイドを攻められたくない川崎は21マクリンを使い続ける判断をする。するとその21マクリンが攻撃の起点となり、残り5:42には60-60の同点に追いつく。そこから互いに気迫のディフェンスで3分以上スコアが動かずに試合が進むが、均衡を破ったのは京都。10岡田が3Pシュートを決めると、川崎0藤井がオフェンスファウルの判定でターンオーバー。京都はここでタイムアウトを取ると、直後のオフェンスで7晴山が3Pシュートを決めて、残り2:31、60-66と京都がリード。川崎は14辻がフリースロー3ショットを全て決めて3点差に迫るが、京都50サイモンにバスケットカウントを決められ63-69と点差は再び6点に広げられ、残り時間が1分を切る。残り40秒、14辻が3本のフリースローを決めて66-69の1ポゼッション差に迫るが、京都3伊藤のアシストから50サイモンがジャンプショットを決め勝負あり。69-73でタイムアップ。
スタッツ的には互角の展開となったが、終盤の勝負どころでのシュート成功率が勝敗を左右した。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「向こうの外国籍選手2人を抑えるのが難しかった」
最後まで(試合の行方が)分かりませんでしたが、非常に残念です。 今日はペイントで点が取れなかったところと、向こうの外国籍選手2人を抑えるのが難しかったです。あとは勝負所ですね。勝負所でリバウンドを取られたり、ポゼッションを簡単に相手に渡してしまうプレーが出たり、まだ時間と点差をみれば慌てる必要がないのにタフショットを選択してしまうとか、そういうところが敗因だと思います。
明日もタフなゲームになると思いますが、勝負所をいかにプレーするかが大事になってくると思います。また明日も頑張ります。
14辻直人
「流れに乗り切れなかった」
オフェンス面ではチームとして良くなってきていますが、今日は全体的にシュートが入らず流れに乗り切れなかったのと、ディフェンスでファウルを吹かれて相手の流れを断ち切れなかったのが敗因だと思います。
明日は、細かい部分の修正はありますが、オフェンスは今日良い場面もあったのでそこは続けて、ディフェンスでファウルを吹かれずに相手の強みを消していけるようにしたいです。
11増田啓介
「楽しかったです」
ターンオーバーをしてしまったりシュートも外してしまって、外国籍選手の存在など大学とプロとの違いを感じて、まだまだ力不足だと思いましたが、会場の雰囲気や、先輩たちも応援してくれて楽しかったです。
一番下の年齢なので、明日も出番があれば全力で思い切ってプレーしたいです。
2019-02-02