1/30 B.LEAGUE 2018-19 第22節 川崎 71-66 新潟
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同じ中地区ながらこれが初顔合わせとなる、地区首位新潟との対戦。
序盤、川崎は2ヶ月ぶりにスタメン出場となった14辻が早々に3Pシュートを決めると、22ファジーカスも3Pシュートで続き、8-2とスタートダッシュに成功する。新潟も3柏木がドライブからの得点で落ち着きを取り戻すと、54ガードナーにボールを集めて力強いインサイドの1on1から得点を重ねていく。それでもオフェンスが好調の川崎は、ゾーンディフェンスを敷く新潟に対し、33長谷川が外から3Pシュートを射抜くと、さらに攻守の切り替えで新潟ディフェンスが整う前に攻撃を仕掛けて得点をあげ、23-20の3点リードで第1Qを終了。
第2Q、インサイドから得点をあげる新潟に対し、川崎はアウトサイドシュートが決まらず、残り6:20には30-30の同点に追いつかれる。オフィシャルタイムアウトをはさみ、守りあいの展開となる中で、新潟が34ハミルトン・54ガードナーのインサイドで着実に得点を重ねてリードを広げていく。川崎は14辻が3Pシュートを決めるも、残り8:36から決まったシュートはこの1本のみ。33-38とリードを許して後半へ。
第3Q、川崎はディフェンスをゾーンに変えて新潟のインサイドアタックを抑えると、33長谷川のアシストから0藤井・22ファジーカスの連続3Pシュートで残り5:55、45-44と逆転に成功。さらに攻勢を強める川崎は22ファジーカス・14辻のジャンプショット、ゴール下でファウルを受けてのフリースローで得点を重ね、55-46で最終クォーターへ。
第4Q、インサイドの守りを固める新潟に対し、川崎は切り崩せず得点が止まってしまう。逆に徹底して34ハミルトン・54ガードナーのインサイドで点を取りに来る新潟に追い上げを許し、残り5:00、61-57でオフィシャルタイムアウト。ここから川崎は22ファジーカス・14辻が立て続けにバスケットカウントを獲得、さらに14辻が3Pシュートを決めて残り2:40、69-60とリードを広げる。ここから新潟も54ガードナーのアタック、7五十嵐のジャンプショットで69-66と迫られるが、残り17秒、川崎21マクリンのバスケットカウントで71-66として勝負あり。
14辻が3Pシュート3本を含む19得点をあげたほか、試合を通してターンオーバーが7と、ミスの少ない試合運びで勝利を呼び込んだ。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「66失点に抑えたディフェンスは評価したい」
中地区首位の新潟さんとのゲームということで、「重要なゲームだよ」ということは話していましたが、まずは勝ったことに対して非常によくやってくれたと思います。
スタッツを見て、66失点に抑えたディフェンスは評価したいと思いますが、点差を離して試合を終わらせられたと思っています。第1・第2Qの最後と、第4Qの終盤をターンオーバーで終わったところ、シュートで終わるべきところがコントロールができなかったことは一番の課題に感じています。ここはポイントガード(の責任)になると思いますが、クォーターの最後は相手にポゼッションを与えないようにコントロールしないといけないですし、イケイケドンドンで相手にポゼッションを与えてしまったり、そういう部分をコントロールできないと、もっと良いチームになって来ないかなと思います。
今日は新潟さんのアウトサイドシュートが決まりませんでした。いつもならガードナー選手がインサイドで起点を作って、そこからのインサイドアウトで柏木選手、池田選手、ハミルトン選手が決めるバランスの良い攻撃をしてくるのが新潟の強みです。(シュートを)外させたのか外してくれたのかは映像を分析してみないと分かりませんが、チームで良いヘルプ、特に長谷川が良いヘルプをしていました。ガードナー選手には30点取られましたけれども、バーノン(・マクリン)が1対1で守って苦しいシュートを打たせてくれました。
ホームでの試合ということもあり、とにかく勝てて良かったです。
今週末京都とアウェーで試合なので、またよい準備をして試合に臨みたいと思います。
7篠山竜青
「うちが一番やりたい理想的な形が出てきた」
ディフェンスはある程度機能していたと思いますがオフェンスで上手くいっていない時間帯もあって、ただ後半からはいいプレーもたくさん出ましたし、とにかく1位の新潟さんから1勝できてよかったです。
今日は辻がシュートだけではなくて演出できるような部分もありましたし、辻とニックのピックアンドロールから少しずつディフェンスをはがしていくというイメージの、うちが一番やりたいオフェンス、こういうバスケがしたいんだという理想的な形が、本当に何回かでしたけど出てきたので、そういう部分ではプラスになったと思います。
シェーンも怪我をしている中でまだまだオフェンスは伸びしろがあると思うし、その伸びしろを残しつつディフェンスで勝っていくイメージをつけていければいいのかなと思うので、ディフェンスにフォーカスしてこれからもやっていければと思います。
14辻直人
「1本目の3Pシュートが入ったことで、気負いが抜けた」
前節の栃木戦がきっかけになりました。復帰してから、シュートの本数も減り自分が起点となって攻めるということもできなくなっていました。そういう課題に気付かされた2連敗でした。
今日は、首位争いということもあり、先ずシュートを果敢にうっていこうと狙っていきましたが、1本目の3Pシュートが入ったことで、気負いが抜けて良い流れになりました。特に、自分からアタックしてバスカン(バスケットカウント)を得たところが自分としては収穫でした。怪我をしてから、3Pシュートにこだわっていたところがあって、中に切りこんでのシュートが減っていました。今日はそれが出せたのが大きい。
(完全復活までもう少し?)今日のようなパフォーマンスを継続していければ完全復活と言えるようになると思います。僕がこのチームのためにできるのは、オフェンスでけん引することなので、前節の連敗をキッカケとして今日のプレーができたように、今日のプレーをキッカケにして、一試合一試合を大切に良いパフォーマンスを発揮し続けたいです。
2019-01-30
1/26 B.LEAGUE 2018-19 第21節 GAME2 川崎 57-68 栃木
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痛恨の逆転を喫したGAME1から一夜明けてのGAME2。
出だしは両チーム守りあいの展開となり、重い立ち上がりとなる。川崎はターンオーバーやオフェンスリバウンドで栃木に何度もポゼッションを奪われる悪い展開ながら、栃木のオープンシュートが外れて難を逃れる。21マクリンのリバウンドシュートで残り1:58に5-4とリードした川崎だったが、ここで栃木はタイムアウトを取ると調子を取り戻し、18鵤・6比江島がアウトサイドのシュートを沈め、5-11で第1Q終了。
第2Qに入るとスコアが動き出す。川崎は3林のジャンプショットや21マクリンのインサイドで得点を重ねるが、栃木も連続でアウトサイドシュートを沈め対抗。オフィシャルタイムアウトをはさみ、川崎は22ファジーカスが5連続でシュートを沈め10得点をあげる活躍をみせ、24-27と点差を3点に縮めて試合を折り返す。
後半に入ってもアウトサイドのシュートが決まらない川崎。逆に栃木22ロシター・9遠藤に3Pシュートを決められ、残り7:45、24-35と点差が2桁に開いたところで川崎はタイムアウトを請求。タイムアウト後、川崎は21マクリンにボールを集めてのインサイドのポストプレーで得点を重ねる。栃木はタイムアウトを取るが、さらに川崎は14辻直人のジャンプシュート、21マクリンがドライブからのレイアップを決め、残り1:33、41-40とついに逆転に成功。その後、リードチェンジを繰り返し、43-42で最終クォーターへ。
第4Q、川崎22ファジーカスがようやくこの試合チーム1本目となる3Pシュートを沈めると、3林も続いて3Pシュートを決め、49-44と川崎が一時リードを広げる。しかし、栃木も10竹内・9遠藤の3Pシュートで譲らない。お互いの意地がぶつかる熱戦が続く中、残り4:17、栃木13渡邉の3Pシュートが決まり、スコアは55-55の同点に。ここから栃木9遠藤にレイアップ・3Pシュートを沈められ、残り3:03、55-60で川崎がタイムアウト。巻き返したい川崎だったが、前から激しく当たる栃木ディフェンスにターンオーバーを犯し、ポゼションを失ってしまう。終盤、14辻が3Pシュートで追撃を狙うも決まらず、最後はファウルゲームで点差を離され57-68でタイムアップ。
3Pシュート2/20(10%)が表すようにアウトサイドのシュートが決まらなかった川崎。マクリンがインサイドで奮闘し31得点をあげるも、栃木に17本のオフェンスリバウンドを献上し、ターンオーバーでも4本の差をつけられるなど、ポゼッションの回数で大きく上回られた。これで栃木との対戦は4戦全敗となった。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「栃木さんは勝負所がわかっている」
悔しいですけれども、完敗だと思います。 昨日今日もそうですが、とどろきで11月に2試合、(合計)4試合やりましたけど全て同じ展開で敗れたと思います。第4Qあたりまではいいゲームをするのですが、第4Qのどこかで離されて、というのが続いています。栃木さんは本当に勝負所がわかっていると思います。(栃木は)ここでディフェンスのスイッチを入れれば自分たちの流れに持ってこれるというのをこの4ゲームで感じています。そこで自分たちが慌ててミスをして走られて、というのが続いているので、この負けを皆がどう感じてどのように活かしていくかが大事だと思います。
1対1のディフェンスも強いですし、そこで打開をできる選手が今日はいなかったですし、ピックアンドロールでいつもはズレができるんですけどそこでも潰されて、今日は1対1で点を取れていたのはバーノンだけですから、この得点の散らばりだとちょっと勝つことは難しいと思います。
栃木さんは素晴らしいゲームをしたと思いますし、悔しいですが、またゲームは続きますので水曜日に向けて準備をしたいと思います。
3林翔太郎
「勝ち切ることができたら、もう一歩強くなることができる」
栃木さん相手に最後の最後まで分からない試合が2日間続いて、そういう試合で勝ち切ることができたら、もう一歩強くなることができると思うので、チームとして徹底してもうひと踏ん張りしたいと思います。
(プレータイムが伸びてきていることに対して)コーチの方々からは「ディフェンスから」ということをずっと言われているので、自分が出てプラスにならなくても、マイナスにならないようにということを意識してやっています。もっともっとディフェンスをハードにやっていけたらいいなと思います。
(新潟戦に向けて)チームとして1位と2位という立場なので、新潟さんとはこれから6試合あるので、全部勝つつもりで出だしからハードにやっていきたいです。
7篠山竜青
「前に進んでいると思って僕らはやっています」
勝敗を分けるような局面で栃木さんはやりたいことがはっきりしていたんじゃないかと思いますし、逆に僕らは、さあ勝負所となったときに「さてどうしますか」というのが出てしまいました。昨日もそんな感じだったんですけど、チームとして「勝負所でこれをやろう」というところの明確さが勝敗を分けたかなと思います。
(栃木とは)前回とどろきでやった時よりは戦えるようになってきたという手応えはあります。前回は点差以上にやられた感じがあったので。今回はずっとテーマにしていたディフェンスのハードさ、インテンシティだったり、いかにオフェンスリバウンドを取らせないかということにフォーカスしてやって、それでもまだまだ改善点はありますけど、みんなの意識が変わってきたと思うし、ハセなんかも退場はしてしまいましたけど、ボックスアウトの意識はすごく出ていると思います。今回は、こういう戦い方をして積み上げていって、あとは勝負所だよね、という感じにはなってきているんじゃないかと思います。
(次節対戦する新潟は)得点力が高い選手が多いので、五十嵐選手だったりガードナー選手、柏木選手、そのあたりのベテランの経験値が非常に高いクレバーな選手が揃っていると思うので、そこに対して簡単にやらせないディフェンスの意識は必要だと思います。
見ているファンの方にはもどかしい思いをさせちゃってると思うんですけど、確実に、少しずつ、前に進んでいると思って僕らはやっています。
21バーノン・マクリン
「チームのケミストリーは良くなってきている」
栃木さんはオフェンスもディフェンスも強いチームだとわかっていました。栃木さんとの一番の差は勝負所でシュートを決めて勝ち切ることができるというところだと思います。川崎は勝負所で相手を止めることと、シュートを決めること、そして勝ち切ることが一番大事だと思います。
チームのケミストリーはどんどん良くなってきていると思うし、シュートする場面も前半戦に比べわかってきていると思うので、チームメイトも自分を信頼してボールをくれるようになったと思います。
2019-01-26
1/25 B.LEAGUE 2018-19 第21節 GAME1 川崎 78-79 栃木
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11月の対戦ではホームを守れず2連敗を喫し、ここで借りを返したい川崎と、東地区首位奪還のため試合を落とせない栃木の一戦。
立ち上がり、ペースをつかんだのは栃木。22ロシターのドライブで先制すると、4ギブズのリバウンドショット、18鵤のドライブなどで先行する。川崎は栃木のタイトなディフェンスを切り崩せず、残り6:53、4-8の場面で早々にタイムアウトを請求。タイムアウト後、22ファジーカスと21マクリンの連携、33長谷川の3Pシュートなどで得点を重ねるが、栃木6比江島・24栗原に3Pシュートを決められるなど勢いを止められず15-24で第1Q終了。
第2Q、川崎は23ジュフ・21マクリンが栃木のお株を奪うオフェンスリバウンドやインサイドの得点で良い流れを生み出すと、ゾーンディフェンスも機能し、栃木の得点を抑え込む。さらに川崎は14辻の3Pシュートで2点差に迫ると、残り3:51には0藤井のフリースローで32-31と逆転に成功。さらに栃木のチームファウルからフリースローで得点を重ね、一時は36-31とリードを広げるが、終盤、シュートミスやターンオーバーから栃木に連続得点を許し、再度逆転されてしまう。残り4秒、川崎22ファジーカスがリバウンドショットで決め返し、38-37の川崎1点リードで試合を折り返す。
第3Qに入ると、ディフェンスのプレッシャーを強めた栃木に川崎はミスを連発してしまい、栃木13渡邉の3Pシュート、22ロシターのファストブレイクで42-45とリードを奪い返される。インサイドを狙われていた川崎は攻撃の重点をアウトサイドに切り替え、0藤井・33長谷川の3Pシュートで同点に追いつく。50-50の同点で試合が進むが、終盤に栃木がファストブレイクから得点をあげ、52-57で最終クォーターへ。
第4Q、 川崎は14辻がフリースロー、さらにディフェンスのこぼれ球を7篠山につなぎジャンプショット成功。14辻はさらに3Pシュート、3本の3フリースローを全て沈めて、62-59と川崎が逆転。ここから栃木9遠藤のジャンプショット、ファストブレイクから22ロシターに決められ、65-65の同点でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト開け、川崎は33長谷川が3Pシュート成功、さらに7篠山竜青がバスケットカウントでの3Pシュート&スティールからのレイアップシュートを沈めて、残り3:30には74-65と一気にリードを広げる。栃木もここでタイムアウトを取ると、9遠藤のレイアップ、13渡邉の3Pシュートで点差を詰めてくる。78-75で迎えた残り1分、栃木4ギブズがリバウンドショットをねじ込み、残り36秒で78-77。川崎は24秒を使いきりながら33長谷川がシュートを放つもエアボールとなり、残り時間は11秒。栃木のラストオフェンス、4ギブズがドライブで切り込み放ったシュートがゴールに吸い込まれ、残り2秒で78-79と逆転を許しタイムアップ。
10人が2桁得点をあげ、後半に自分たちの流れを作ったものの、終盤にリードを守りきれず悔しい逆転負けを喫した。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「戦術理解が共有できていない」
選手はよく頑張ってくれましたけど、本当に最後の最後で負けて非常に残念です。 勝負所の攻防でうちはいいシュートが打てなかったことと、最後のところでファウルをしましょうという話をしていたんですが、そこでファウルをしないでイージーなシュートを決められて、戦術理解が共有できていないというところがこういうゲームを落とす1つのポイントだと思います。
栃木さんのような強いチームに勝つためには、勝負所でしっかり遂行できないと(勝利するのは)難しいと思います。
また明日頑張ります。
14辻直人
「悔しいです」
悔しいですね。(ラスト1分30秒を切ってからの攻防は)時間をかけていいシュートで終わりたかったですが結果的にいいオフェンスで終われていなのと、まだチームファウルが残っていたんですけどそこがチーム全員で共有できていなかったのがもったいなかったです。
(明日に向けて)勝つだけです。チーム全員でハードにディフェンスをしたらもっと良くなるので、勝ちにいくだけです。
33長谷川技
「最後の最後のリバウンドを取られた」
出だしはダメだったんですけど我慢してついていって、最後の最後のリバウンドを取られて、(勝敗のポイントは)そこだったんじゃないかなと反省しています。
(明日は)出だしからしっかりハードに戦って、相手の強みのリバウンドをしっかり自分たちのものにできるように戦っていきたいです。
2019-01-25
1/23 B.LEAGUE 2018-19 第20節 川崎 79-70 横浜
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横浜ボールで試合がスタートすると、34コストナーのドライブ、さらに34コストナー・25竹田の連続3Pシュートで横浜が先行。川崎はアウトサイドシュートが決まらず得点が伸びない中、21マクリン・22ファジーカスがペイントエリアから着実に得点をあげて追い上げ、残り3:06には13-13の同点に追いつく。しかし、ここから横浜が0細谷の3Pシュート、1川村の連続得点などで残り3分間で11得点をあげ、15-24で第1Q終了。
第2クォーター、川崎は14辻や23ジュフら控えのメンバーの得点で追い上げるが、それに続くシュートが決まらず得点が伸びない。我慢の時間が続く川崎だったが、集中を切らさずに横浜の得点を抑えると、21マクリン・22ファジーカスがインサイドから加点して点差を縮め、残り39秒、21マクリンのフリースローで36-34と逆転に成功し、試合を折り返す。
第3クォーター、互いにアウトサイドのシュートが決まらない展開が続くが、横浜が11イベのダンク、0細谷のファストブレイクで38-40と横浜が逆転。ここから川崎は33長谷川が3Pシュートを沈めてリードを奪い返すと、21マクリン・22ファジーカスのインサイド、14辻の3Pシュートで51-42とリードを広げる。このまま引き離したい川崎だったが、シュートミスが続くと横浜0田渡・5湊谷の3Pシュートなどで追い上げられ、55-51で最終クォーターへ。
第4クォーター、川崎23ジュフがゴール下のステップでシュートを決めると、ここからトラップディフェンスを駆使し横浜から3連続のスティール→ファストブレイクで得点。さらに7篠山のアシストから3林が3Pシュートを決め、川崎が14-0のラン。残り6:55には69-51と一気にリードを広げる。だが、横浜は1川村が3Pシュート、32モリスのファストブレイクをアシスト、さらに2本のジャンプショットを沈めて攻撃を牽引。ターンオーバーが続き73-67と追い上げを許した川崎は、残り2:30にタイムアウトを取ると、0藤井がコントロールしながらパスを回し、22ファジーカスがフィニッシュ。そのまま時間を進めて79-70でタイムアップ。
21マクリンが23得点17リバウンド、22ファジーカスが28得点11リバウンドと、アウトサイドシュートが決まらない展開の中でインサイドの奮闘が光り、今シーズンの神奈川ダービーでの連勝を3に伸ばした。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「こういうゲームをやっていると上位のチームに勝つのは難しい」
勝てたことに関してはよかったと思いますが、非常にミスが多かったので内容的には良くはなかったです。
イージーミスが多いですね。第2Qの終わりの最後のオフェンスでのミスと、第3Qに一度10点くらい離れた時のイージーミス、あとはキャッチミスが多かったので、こういうゲームをやっていると上位のチームに勝つのは難しいと思います。1人1人がどう思うか、どうしていかなくてはいけないかということを、考えないといけないと思います。
金土、栃木さんと試合がありますので精度の高いプレーをしないと、と思いますし、前回2連敗しましたので、連勝できるようにいい準備をしたいと思います。
21バーノン・マクリン
「徐々に連携がよくなってきている」
出だしはあまりよくなかったですが第2Qと第3Qでハードに、一丸となってプレーできました。一丸となってプレーしたことによって、いい流れが作れたと思います。
(ファジーカス選手をはじめチームメイトとは)間違いなく連携がよくなってきたと思います。シーズンが始まった頃はニック(・ファジーカス)が出ていなくて、そのあと辻が怪我をしてしまいましたので、やっと一緒にプレーできるようになって、徐々に連携がよくなってきていると思います。
7篠山竜青
「いい面も悪い面も出た」
前半も後半も外のシュートが入らなかったですし、特に前半は相手のリズムでやられてしまいました。後半ディフェンスからいい流れを掴んでしっかりリードを広げるところを見せられましたし、逆に粘られてそのリードを消費してしまうこともあったので、いい面も悪い面も出たというのが正直なところです。
(4Qは)ダブルチームでトラップを仕掛けて上手くはまったのがあったので、ディフェンスの連動性としては収穫です。ただ、川村さんに対してのチームディフェンスなど課題も出たのかなと思います。
(2日後に栃木戦が控えているが)チャンピオンシップのつもりで戦わないといけない2連戦になると思いますし、現時点で栃木にどういう試合ができるかということで僕たちの現在地を知る意味でも非常に大事な試合になると思いますので、チャレンジしていきたいです。ただ、マケモトでやるつもりはないので。優勝できるメンバーが揃ったチームだと思っているので、前回の2連敗を返せるように短い時間ですけどしっかり準備して戦いたいと思います。
2019-01-23
1/16 B.LEAGUE 2018-19 第19節 川崎 87-67 富山
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中地区2位・川崎と3位・富山による上位対決。ここまでの3試合では川崎が2勝1敗とリードしているが、得失点差では富山が上回っており、川崎としては勝利だけでなく点差にもこだわりたい中で迎えた一戦。
序盤は拮抗した展開となるが、川崎が堅いディフェンスからのファストブレイクで得点をあげ、徐々に試合の流れを掴む。81%の高確率でフィールドゴールを沈めた川崎が28-20とリードして第1Q終了。
第2Qに入ると、ファジーカスのシュートで再び10点のリードを奪う川崎だったが、ミスショットやターンオーバーから点差を縮められ、残り4:08には36-32と追い上げられる。ここで川崎は、33長谷川がコーナーから3Pシュートを冷静に沈めると、約1ヶ月半ぶりのとどろきでのプレーとなる14辻が連続3Pシュートで続き、45-35と再びリードを広げる。しかし、ここから34スミス・11宇都らにシュートを決められ、47-42で試合を折り返す。
第3Q、富山34スミスのリバウンドシュートで47-44と3点差に迫られるが、ここから川崎33長谷川が3Pシュート、さらにファストブレイクで得点をあげチームを勢いに乗せると、さらに22ファジーカスの連続得点、14辻の3Pシュートがバスケットカウントとなり、残り4:14には60-50とする。ここでディフェンスのプレッシャーを強めて連続でファストブレイクを繰り出し、69-54で最終クォーターへと繋ぐ。
第4Q、川崎は残り5:21まで富山の得点を0に封じると、3林の3Pシュート、21マクリンのダンクなどでリードを広げる。富山も11宇都・0ライオンズがドライブをしかけ、こぼれ球を34スミスがねじ込み得点を重ねるが、川崎もメンバーを替えずに0藤井・7篠山・22ファジーカスが得点をあげ続け、87-67でタイムアップ。
ターンオーバーやフリースローに課題を残しながらも、14辻・33長谷川がそれぞれ3本の3Pシュートを決めるなど5人が2桁得点。上位を争う富山に対し3勝目をあげた。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「起点となるところをしっかりと止められた」
同じ中地区の富山さんと、2位と3位で対戦するので「大切な試合だよ」と選手には試合前に話しました。リーグトップの得点力を持つ富山さんを67点に抑えることができたのは、後半のディフェンスが良かったと思います。ライオンズ選手があまり良くなかったとは言え、起点となるところをしっかりと止められたので、そこは(選手たちを)評価したいです。チームでアシストが27、うちニックがアシスト7と、ノーマークをつくって良いシュートがうてたのかなと思います。 辻は、まだゲーム感が戻っていないのと、スタミナがどれくらい持つかなという確認もあって試合に出しましたが、最初のスリーポイントが入って、気持ちよくプレーできたのだと思います。やはりニックとのピック(&ロール)で“ズレ”ができるので、そのあたり流石だなと感じました。まだまだコンディションは上がってくると思うので、期待しています。 来週も同じ中地区の横浜さんとの試合があるので、目の前の試合にしっかり集中して勝ちたいと思います。
7篠山竜青
「優勝するためには今までと同じことをやっていてはダメ」
ジョシュア・スミス選手に対するダブルチームが功を奏し、ディフェンスの部分が機能したことが、勝ちにつながったと思います。
(チームとしてオフェンスに多彩さがあったが)とにかくノーマークの選手をつくって、その選手がしかりとシュートを打つことを突き詰めようとチームで話していました。優勝を目指すならそういう部分を積み重ねていかないといけないし、優勝するためには今までと同じことをやっていてはダメで、一人一人が意識を変え、今までとは何かを変えていく姿勢が大事です。そうやって真摯に試合に向き合って、もっともっとチームとして伸ばしていきたいです。
14辻直人
「少しずつ感覚を戻していかないといけない」
今日は、スリー(3Pシュート)が入っただけでよかった、うれしかったです。 天皇杯の前は1日しか練習ができなかったですが、今日の試合前はチーム練習ができていたので、それがこの結果につながったと思います。
シュートタッチはよかったので、もう2本くらい(3Pシュートを)決めたかったですが、そこはこれから徐々に上げていきます。 ゲーム感については万全ではないので、これから少しずつ感覚を戻していかないといけないと思いますし、バスケットの体力は(怪我をした後トレーニングをしていた)走る体力とは違うと思いますので、そこは(ゲームを)やりつつ上げていくだけだと思います。
22ニック・ファジーカス
「今日はチームメイトを活かすことを心がけてプレーした」
同じ中地区の相手で大切な試合だったので、ハードにプレーして勝つことができてうれしいです。これからも同地区との対戦があるので、ひとつづつ大切に勝っていきたいと思います。 (自身の得点だけでなくアシストも多かったが)前半戦を振り返ってみて、そこが自分の課題の一つだと感じていました。なので今日はチームメイトを活かすことを心がけてプレーしました。そうやって勝ててうれしいです。これからも得点だけでなくアシストの面でもチームに貢献したいと思います。
2019-01-16
1/10 第94回天皇杯 FINAL ROUND 準々決勝 川崎 63-66 千葉
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立ち上がりこそ互いにシュートが決まらないが、3パーカーのバスケットカウントを皮切りに千葉が試合のペースを掴み、5田口の3Pシュートなどで5-12とリード。ここから川崎も22ファジーカスのフリースローや21マクリンのゴール下で応戦し13-12と逆転に成功。ミスから千葉に走られ再び逆転されるも、約1ヶ月半ぶりに試合に復帰した14辻のフリースローなどで17-19として第1クォーター終了。
第2クォーター、開始から互いに控えのポイントガードを起用。川崎は千葉を開始から約6分半にわたり無得点に抑えると、シュートの精度こそ高くないものの21マクリンのゴール下・0藤井のドライブなどで得点をあげ25-19とリード。千葉にファストブレイクから得点され追い上げを許すも、0藤井のジャンプショットやドライブ、21マクリンのリバウンドダンクで31-29の2点リードで試合を折り返す。
第3クォーター、アグレッシブに仕掛ける千葉に連続で得点され再度逆転を許すと、さらに2富樫の3Pシュート、ファストブレイクから3パーカーにレイアップシュートを決められ、残り5:52、33-40とリードを奪われる。ここで川崎北HCがタイムアウトを請求すると、ここから試合は膠着状態が続く。40-46で迎えた残り1分、川崎7篠山が4つ目のファウルを吹かれベンチに下がると、千葉11西村にフリースロー・ジャンプショットと立て続けに決められ、40-50と点差を2桁に乗せられ、試合は最終クォーターへ。
第4クォーター、点差を詰めたい川崎だが、千葉のディフェンスを崩せずタフショットが続く。残り7:29には千葉11西村に3Pシュートを決められ、44-58と点差を広げられる。勝負に出るしかない川崎は4ファウルの7篠山をコートに戻すと、21マクリン・22ファジーカスの得点で48-58と点差を10点に戻す。さらに0藤井のフリースロー・7篠山の3Pシュートで残り3:18には52-58と2ポゼッション差まで迫る。この勢いを持続した川崎だったが、ここで連続でターンオーバーから千葉に走られて得点を許し再び点差が開く。残り1分で55-65の10点差の絶望的な状況。だが、ここから川崎は0藤井のフリースローで、残り31秒に58-65とすると、直後の千葉のスローインを33長谷川がカットし、こぼれ球を拾った7篠山がシュートファウルを受けると、フリースローを2本沈めて60-56。さらに前から当たる川崎はスローインのボールに0藤井が飛び込み川崎ボールとする。このチャンスに33長谷川が3Pシュートを沈め、残り23秒で得点は63-65の1ポゼッション差に。川崎はファウルゲームを仕掛けると、千葉21エドワーズがフリースロー2本目を決めて63-66。川崎は最後のオフェンスで藤井が3Pシュートを放つが、ボールはバックボードの角に当たり、そのままタイムアップ。
天皇杯王者への挑戦は、ベスト8で幕を閉じた。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(天皇杯特設 サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「ファストブレイクで何点やられたか、ターンオーバーがいくつあったか」
最後はよく追いついてくれたと思いますが、ファストブレイクで何点やられたか、ターンオーバーがいくつあったかということですね。お互いシュートが入らない展開で、千葉さんは「より走ろう」となったと思います。そこを止められなかったので流れを持っていかれました。 あと、第4Qの残り5分を切ってからターンオーバーが続いたのが一番痛かったです。「たられば」になってしまいますが、やっぱりシュートで終わるということができれば、と。 (ハーフタイムの指示について)アーリーオフェンスも含めファストブレイクで17点やられていて、(川崎の)シュートが入っていないのでそこを狙ってくるよ、オーバーヘルプをしてくるのでパスをしながらいいシュートを打ちましょうという話をしましたが、そこが遂行できなかったということです。
7篠山竜青
「最後までチームでエナジーを出して追いかけることを体現できた」
外角のシュート(の精度)はある程度お互い様の部分もありましたし、ロースコアになるのは仕方ないですが、やはりターンオーバーが多かったです。そこを意識して試合に臨んだつもりでしたけど、前半であれだけターンオーバーをしてしまったのは非常に残念です。今一度プレーの精度(の課題)が浮き彫りになったと思います。
(4Qの追い上げについて)この天皇杯でもう一度、ディフェンスのエナジーやリバウンド、ルーズボールといった、リーグ前半戦で明らかに課題だった部分を体現しようとチーム内で言っていて、僕がファウルトラブルで出てない前半でも若手がそれをしっかりやってくれました。諦めずに最後までチームでエナジーを出して追いかけることを体現できたことは、チーム全体としてのステップにはなったと思います。
ここ数年天皇杯に勝てていないので今年こそという思いは強くて、みんなでしっかりリーグから天皇杯に切り替えるためにも、スタッフがもう一度昨年の映像を見て一発勝負ということを意識するような機会を作ってくれていました。頭は切り替えられていたと思うし、気持ちを行動につなげていけたと思うんですけど、自分のファウルトラブルが本当にもったいなかったです。
0藤井祐眞
「ニックの調子が悪い時、周りがどれだけカバーできるかが今後の課題」
今日のようにニックの調子が悪い時、周りがどれだけカバーできるかが今後の課題になってくると思います。ニックが振るわないから60点しか取れないというバスケをしていたら、相手をそれ以下に抑えなければならないので、勝つのが難しくなってきます。
ニックが10点ちょっとしか取れなくても、70点80点を周りが取ってカバーできる試合をしていかなければいけないです。
2019-01-10
1/6 B.LEAGUE 2018-19 第18節 GAME2 川崎 72-58 秋田
ハイライト映像 ゲームレポート チームスタッツ 試合後コメント
ハイライト映像
ゲームレポート
0藤井の連続3Pシュートでスタートダッシュをきった川崎が、出だしから優位に試合を進める。43コールビーのインサイドプレーで得点をあげる秋田に対し、川崎も前日30得点をあげた22ファジーカスが着実に得点を重ね、19-9で第1クォーター終了。
第2Q、川崎は堅い守備で秋田を開始から5分半に渡り無得点に抑えると、7篠山の3Pシュートや21マクリンのダンクなどで30-9とリードを広げる。しかし、残り3分を切ったところから、川崎はミスを連発すると秋田に連続でシュートを決められ、40-22で試合を折り返す。
第3Qに入っても前半終盤の悪い流れを引きずった川崎は、オフェンスの勢いを失い、6分間で1ゴールしかあげることができない。その間、秋田8下山・24保岡に連続で3Pシュートを決められるなどし、残り3:29には43-37と点差は6点に。川崎はここで33長谷川が3Pシュートを決めるとオフェンスの勢いを取り戻し、7篠山のフリースローや31エドワーズの連続得点で54-37と再び点差を離して最終クォーターへ。
第4Q、開始から川崎15谷口光貴と秋田55谷口大智が同時にコートに立ち、兄弟対決が実現。試合は早々に31エドワーズが豪快なダンクを叩き込み、このまま川崎ペースで進むかと思われたが、ここでも秋田8下山・24保岡が3Pシュートを沈めると、22コールビーのゴール下で60-49と秋田に迫られ、オフィシャルタイムアウトをむかえる。ここで川崎は7篠山・21マクリンをコートに戻すと、落ち着いた試合運びを取り戻し、最後は0藤井のバスケットカウントや3Pシュートで72-58としてタイムアップ。
チーム全体で23アシストを記録した川崎は9選手が得点をあげて勝利に貢献。昨年末から続く連勝を3に伸ばした。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「選手たちは冷静に対応してくれた」
年明け最初のホームゲームに連勝できてよかったです。
(相手は)昨日以上にプレッシャーディフェンスをしてくるという話をずっとしていて、そのプレッシャーディフェンスに煽られて熱くなるな、ジャッジが(ファウルを)取られなくても絶対熱くなるなと言っていて、多少煽られはしましたけど、冷静に選手たちは対応してくれたと思います。
ただ、ターンオーバーが16、ポイントガードで9なので、そこは反省して改善しなければいけないです。コントロールが少しずつよくなってきていますけど、まだイケイケドンドンみたいなところがあり、タフショットもありましたので、いいシュートで終われるようにしていかなければと思います。
次は天皇杯が木曜からあります。非常にタフなゲームになることは間違いないので、いい準備をして臨みたいと思います。
7篠山竜青
「天皇杯につながるステップになった」
秋田さんはハードに40分間プレーしてきますし、特にリバウンドの飛び込みやエナジーがすごいチームというのは分かっていました。僕らとしてもそこが今のチームの課題でしたし、そこで負けないというのをテーマにしてやってきたので、勝てたことはよかったですし、ディフェンスやリバウンドの集中力という意味で天皇杯につながるステップになったと思います。
(天皇杯はハードな日程となるが)とにかく一発勝負のトーナメントは勢いが大事だと思いますし、勝てばあまり疲れないと思うんです。なので変に計算しないで、ティップオフから全力でぶつかっていかないと千葉さんには勝てないと思います。ここ2シーズンの天皇杯は出だしで様子を見すぎて一気にやられるという敗戦で、同じ失敗をしてしまったので、とにかく全力でぶつかっていくことがテーマだと思います。勢いでそのまま駆け上がれるのがトーナメントなので、最初から全力でいければと思います。
0藤井祐眞
「自分の役割について考えることが多くなりました」
今日は、相手のハードディフェンスに対して、シュートまで持ち込めても入らなかったり、ターンオーバーされたりと、苦しい時間帯もありましたが、イライラせずに我慢して自分のやるべきことをやるよう、チームとして心がけました。連勝することができてうれしいです。
個人的には、パスミスやフリースローを2本外すなどしてしまいましたが、シビアな試合ではその1点・2点が勝敗を左右するので、勝負どころでしっかりと決め切れるようにしたいと思います。
(今シーズンはスタメン起用がとても多いが・・・)辻さんの怪我や(篠山)竜青さんの調子が上がらない時期もあってスタメンで出る機会が増えましたが、その中で自分の役割について考えることが多くなりました。辻さんのようなシュートや竜青さんのようなゲームコントロールは、自分にはまだまだ課題が多いですがハッスルプレーは持ち味なので、身体を張って自分で点を取ったり、多少自分を犠牲にしてでもチャンスメイクしてチームメイトをアシストしたりすることで、これからも勝利に貢献していきたいです。
4青木保憲
「オフェンスでもプラスとなるようにしたい」
(プレータイムが長くなっているが・・・)自分の役割をしっかりと全うしようとしていることを評価していただいた結果として、プレータイムが長くなってきているのだと思います。チームから一番求められていることはディフェンス面で、いかに相手のガードに強いプレッシャーを与えて、相手にとって嫌なことをし続けるかという部分だと考えています。
逆に課題としてはオフェンス面です。昨日の試合では最初にプレーした時にターンオーバーから入ってしまいました。そこをディフェンスを我慢強くすることでプラスマイナスゼロにするという意識で臨んでいますが、そういうスタンスから抜け出してオフェンスでもプラスとなるようにしたいです。そうすればチームにもっと貢献できると思っています。
2019-01-06
1/5 B.LEAGUE 2018-19 第18節 GAME1 川崎 84-62 秋田
ハイライト映像 ゲームレポート チームスタッツ 試合後コメント
ハイライト映像
ゲームレポート
開始から互いに3Pシュートの決め合いとなるが、川崎が22ファジーカスの3Pシュートから7-0のランで残り5:13には17-8とリードを広げる。ここから秋田43コールビーに連続得点を決められるも、川崎は激しいディフェンスで秋田のターンオーバーを誘うと、22ファジーカスが得点を重ねこのクォーターだけで16得点。28-17で第1Qを終了。
第2Qに入ると、ハードな守備にお互いターンオーバーが増え、得点ペースが落ちる。秋田24安岡のシュートで37-29と点差を1桁にされるも、川崎は33長谷川がすぐさま決め返し点差を2桁に戻すと、終了間際にも7篠山がジャンプショットを沈め、43-31で後半へ。
川崎はシュートが好調の7篠山と22ファジーカスが攻撃を牽引。秋田にタフショットを打たせ、フィールドゴール成功率を26%台に抑えた川崎が、65-46とさらにリードを広げて最終クォーターへ。
第4クォーター、川崎は4青木・15谷口らセカンドユニットを中心に試合を進めるも、秋田に付け入る隙を見せず、84-62でタイムアップ。
2019年最初のゲームを勝利で飾った。22ファジーカスは第3クォーターまでの出場で30得点。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
ボックススコア、プレー・バイ・プレー(B.LEAGUE サイト)
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「ボールを動かして、良いシュートが打てた」
2019年最初のホームゲームを勝利することができて、本当にうれしく思います。失点が62と、ディフェンスが良かったと感じています。しかし一方で、オフェンスリバウントを19取られているので、そこが課題です。相手にセカンドチャンスを与えないようにしなければいけませんので、修正していきたいです。
オフェンスに関しては、相手のハードなディフェンスに対して27アシストできています。ボールを動かして、良いシュートが打てた結果だと思います。
明日もゲームがありますので、続けて良い結果となるようにしたいです。
4青木保憲
「チャンスでシュートをしっかりと決めることが今の僕の役割」
ノーマークのシュート(を外した場面)があって、そこは決めなくちゃいけないシュートだったので、そこは反省点です。
僕が攻めのファーストオプションではないですが、空いた中でチャンスがあれば積極的に打っていかないといけないです。今日はそのシチュエーションが少なかった中で、1本2本を決めきれないといけないと思います。
(プレータイムが増えている中で)ディフェンスを大切にしています。ディフェンスで相手が嫌がることをやり続けることが、僕を評価していただいているポイントだと思っています。なので、ディフェンスでガツガツ行ってチームに貢献していけば、おのずとプレータイムは増えていくと考えています。
オフェンスについては、篠山さん、祐眞(藤井)さん、ニック、バーノン、シェーンとい主力の皆さんが起点となって組み立てている中に入って、作ったノーマークのチャンスでシュートをしっかりと決めることが今の僕の役割なので、しっかりと続けていけるように練習しています。
これからは、ピックアンドロールの起点になったり、ゲームコントロールをしたりといった部分でも、練習したことを出していくことで、僕自身もチームとしても、引き出しを増やしていきたいと思います。
22ニック・ファジーカス
「ここまでタフなプレッシャーのチームとは対戦してきた」
1Qで28点を取って試合の流れをつかみ、そのままその波に乗り切って勝つことができました。秋田はディフェンスの強いチームですが、今シーズンここまでもタフなプレッシャーのチームとは対戦してきたので、今日はあまり苦にすることなく対応することができました。
私自身は、最近どんどん調子が上向いてきていて、特にここ2試合はとても良い状態を維持できています。今日も3Pシュートを3本(100%)決めることができました。この調子で明日以降の試合でも頑張りたいと思います。
2019-01-05